PUフェンスで気付く安定感の向上 無意識のミュート・使ってない弦の処理

PUフェンスの美味しさと弦のミュートと

 

PUフェンスによるタッチとフォームへの影響が面白い

 

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ジラウドのメビウスPBにPUフェンスを装着してみた先日。「こんなもん邪魔で弾けねぇよ!」と以前は思ってた代物。色々研究してきたのと好みも変わってきたからなのか?今回は想像以上のメリットを感じている次第。

 

まず自分的に何が嬉しいかって、

 

『右手親指が安定する』

 

これが凄く大きい。

 

軽く弦に乗せるより遥かに具体的な手応えがあるのが実にナイス。さらに付け足すなら『自分側に圧力を加えやすくなる』と言いますかこれも美味しいポイント。

 

例えばフォーム、プレイを安定させようとすると親指をPUや弦に押し付けてしまいがち。それも確かに効果を実感できるんだけど印象としては脱力の敵。体の負担になる感も否めない。

 

極論、楽器を地面に落とそうと躍起になる感じ?下方向に一生懸命力を加えるって不毛な気がするので自分は避けたいところ。

 

一方、フェンスがあると自分の手と体で楽器をサンドイッチするような形になるのが良い。もちろんそんな必死に押し付ける必要はないし、カチコチに固めろってことではありません。軽く触れるぐらいでも効果を実感できたからこその手応え。

 

マーカスミラーに代表されるようなスラップスタイルにも効果絶大。ジェームスジェマーソンのように中・薬・小指とフェンスに乗せてネック寄りのポジションで弾くにも相性抜群。

 

地面方向、天井方向への力み、上下に楽器がフラフラ揺れるのは相性が悪い自分のスタイル。不要なブレが発生するほどそれだけプレイにもサウンドにも影響があると感じます。安定したフォームと太い音を出したい気持ちを持ってるならPUフェンスは使ってみる価値あり。

 

邪魔だったら外せばいいし気に入れば続けてみればいい。いや本当、実際に使ってみないことには判断できません。フェンスを付けることに長らく抵抗があった身だけに今現在じゃないと分からないことが沢山あるのだと驚き。

 

「う~ん、どうすっかなぁ・・」と購入を迷ってましたが入手して正解でした。

 

MONTREUX PB Pickup Fence

MONTREUX PB Pickup Fence

 

ただし親指を使ったミュートが難しくなる

 

親指をフェンスに当てられることが美味しい一方、ちと厄介な点を感じたのも正直な話。人によっては致命傷にもなりかねない問題かもしれません。

 

『使わない弦のミュート』

 

親指を弦に当ててミュートも兼ねているスタイルの場合、弦が鳴りっぱなしになってしまう可能性が高い。特に低音弦、4弦と3弦に注意が必要。

 

例えば1弦の9フレットを弾いてみて干渉しまくってるようならミュートが甘い証拠。意図せず他の弦の響きが加わってしまい音が濁って抜けも悪くなるのは避けたい。

 

フェンスの有無に限らずミュート技術の向上は本当に必須。より良い音と演奏、基礎を高めるに避けられない要素だと痛感。

 

多弦で培ったミュートテクニック

 

右手親指をフェンスに付けて弾く際の問題は前述した通り。弦に触れることができない以上、また別のミュート技術を磨くしかありません。

 

ここで面白かったのは自然と親指以外によるミュート技術を用いてたこと。1~2弦を弾く際、右手薬指と小指で3~4弦に触れて不要な振動が発生しないよう勝手にやっていて自分でびっくり。

 

フォームを安定させようとする意識と消音の意識と両方が働いた結果、すでにそれっぽいものが出来上がっていた模様。

 

これはもう完全に多弦ベースからの技術の流用ですね。特に6弦からの影響なのかな?まさかPUフェンス付きの4弦に繋がり役立つとは想像もしていませんでした。

 

似た感じのミュート技術について例を挙げるとしたらジョンパティトゥッチ。低音弦を親指でミュート。その上に来る弦を小指薬指でミュート。さらに上の弦はアポヤンド含め常に中指か人差し指かでミュートって感じの弾き方になっているのが面白い。

 

必ずその形になっているとかそれを絶対崩さないってことではありませんが、ミュートにかなり気を使ってるか無意識にでも徹底しているのは確かでしょう。

 

親指の側面をべったり付けてミュートなんてスタイルもありますし、左手の親指を利用するなんて手もあったり、意外なぐらい個性が分かれそうでもあるのがミュートテクニック。

 

基礎も基礎の話だと考えるのであれば『ミュート技術=一生事』になるというもの。早い段階で身に付けておきたい技術だとあらためて意識させられた次第。

 

必要な物を使うのは甘えでも何でもない

 

フィンガーランプでもなんでもそうですが、邪道だなんだと安易に切り捨ててしまうのは考えもの。使った上で「俺には合わない!」と判断するならいいけど、まったく使ったこともないのにやれ正道だ王道だに固執するのは疑問。 

 

そもそもの話、PUフェンスやブリッジカバーについて言えば付いてる方がよりクラシック。オリジナルフェンダーの方向に近付くとも見れるはず。元々存在するもの、あって当然だったと考えると邪道でもなんでもない。

 

「ジェマーソンはPUフェンスを使う腰抜けだ!」なんてことが有り得るかいなって話ですよね。同じく「マーカスなんてのはフェンスが本体だろ!?」みたいなこと言ったって虚しくなるだけではないかと。 

 

「道具なしでも弾けるに越したことはない」ってのも分かるけど、これについても前述した通り、本来はそこにあったものなんだから難しく考える必要はないと思います。

 

「フェンスを利用するなんてこれが男のベースと言えるのか!そんな卑怯者を君はどう思うんだ!?」なんて言う人間がいるならば返す言葉はただ一つ。

 

「使えばいいじゃないか」

 

それでより良い結果を得られるなら躊躇うことなく使うべき。要らなきゃ使わなきゃいいし必須なら遠慮せず使ってしまえばよい。実にシンプルですね。

 

MONTREUX JB Pickup Fence

MONTREUX JB Pickup Fence

 

PUフェンスとブリッジカバーがもたらす窮屈な新鮮さ

 

真面目な話、PUフェンスを利用した世界が存在することは間違いありません。ブリッジカバーも同様、これを使うとまた違う感覚が得られて楽しい。それこそ初心者にも実は良いのかなって思う面も多々あり。

 

弾くポジションが限定されるからこそ使い分けが簡単になる感覚、逆にタッチコントロールに芽生える可能性があるんじゃないかって気がしましたね。

 

『ネック寄りかブリッジ寄り』この二種類の使い分けだけでも新たな表現力が生まれる面白さ。スポンジを詰めるかどうかってだけでも激変しますし、その美味しい塩梅を見つけていくのも醍醐味。

 

制限の中だからこそ分かることもある。限定から生まれるアイデアある。窮屈だからこそより集中できる。ま~、奥が深くて楽しい。ジャズベやプレベの愛好家だったら尚のこと一度は試してみるべき遊んでみるべきアイテム。

 

なかなか侮れない威力と魅力が存在しています。

 

MONTREUX PB bridge cover

MONTREUX PB bridge cover

 

 

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