ジャズベース=EQ処理済み&コンプ搭載? 絶妙なミックスについて考える

アンソニーのコントラから思った事

 

先日のアンソニージャクソンの話からふと頭をよぎったこと。

 

「ジャズベって凄いよなぁ・・」

 

あのコントラバスギターと比べてなんと扱いやすそうだろうかと妙に納得してしまいました。

 

ボリュームもトーンも付いてないアンソニーのコントラバスギター。ハムバッカー1発をそのままダイレクトに出力するスタイル。上品で綺麗かと思いきや意外なぐらいゴリゴリ。ピーキーな特性もそのまま音の丸裸感がにじみ出てるサウンド。

 

それと比較するとま~、ジャズベースの収まりの良さと申しますかその優等生ぶりに感心してしまうものがあります。音の馴染み方、まとまった扱いやすさ、汎用性など、定番になるのもそりゃ納得。とにかく実用性と満足感が高い。

 

レオフェンダーって人は本当にとんでもない楽器を作ったもんだと唸らされます。

 

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絶妙さがやばいジャズベース

 

パッシブそのままでも十分良いジャズベース。と言うか何もしない状態でも良いからこそアクティブでも何でも応用が利くであろう凄い楽器。

 

元が優れてなければブーストしようがカットしようが使い物にはならず。その意味でジャズベースほど完成度が高いベースって存在しないとすら言えそうです。

 

じゃあなんでそんな音が生まれるのか?それをちょっと考えてみたい次第。

 

実は絶妙にEQ処理がされている?

 

細かいこと考えず極論、フロントPUがウーハーでリアPUがツイーター。低音と高音と美味しくミックスして全部出す。この完成度が高いからこそのジャズベース。

 

PU位置がひどい場合、まとまるどころか引っ込むだけ。低音も高音も痩せてしまうことにもなりかねない。実際、無理やりに感じる2PUミックスには良い印象がありません。

 

このあたり、アンソニージャクソンが1PUに辿り着いたのも無関係ではないはず。フレット数を増やすことにより実は失われるのはPU位置の自由度。28フレットやそれを超えるフレット数で2PUはどう考えても色々厳しい。

 

そんなことを考えていくとジャズベースの2PUミックスって本当に絶品だと唸っちゃいますね。フロント単体でも使えるしリアでも同様。それをミックスしてさらに新たな素晴らしいサウンドが生まれる都合よすぎる話。

 

おまけにハムキャンセルされてノイズレスにもなると来ました。今更言うまでもない基本中の基本なんだろうだけど、離れた位置のシングルコイルPUをミックス、全部美味しく頂くってのはあらためて考えてみてもやっぱり凄い。

 

「そのまんまでもいいわ」ってそりゃ納得しちゃいます。

 

実はもうコンプがかかってる?

 

これまたちょっと極端な話ではありますが、あながち間違いでもないんじゃないかと。ジャズベの絶妙さを物語るポイントって気もしますね。

 

絶妙なPUミックスを実現しているのは前述の通り。一方、いくら最高のミックスになっているとは言っても干渉が起きないなんてことは有り得ない。離れた位置のPUをミックスすることもありますし、どうしても消失してしまう部分もあると感じます。

 

でもだからこその扱いやすさ、絶品サウンドを生む要因、何でも美味しく働いちゃいそうなのが反則な話。そのまんま全部出ちゃう感じの1PUサウンドと比較して実にまとまってる印象が強いのがジャズベース。バンドの中での最高の混ざり具合を追求するならやっぱこれしかないって辿り着いた人も多いはず。

 

この特性がまたスラップで超美味しく働く感があるのが参ります。強烈に主張してるようでそこまで過剰にピーキーにはならない。ケロケロ軽くなるわけでもない。むしろドッシリしたボトムに痺れる。キレと太さと艶と全部得られちゃう感が凄まじい。

 

色々反発しようにも悔しいかな、ジャズベを弾くとその魅力にやられてしまいます。抵抗むなしく「もうジャズベでよくね?」となってしまうのも必然、納得の完成度。

 

パッシブでもEQ&コンプ通し済み?

 

パッシブでも言うか、

 

パッシブだからこそ?

 

ちょっと考えさせられるポイントがあります。

 

簡単な話、

 

『ボリュームとトーン』

 

こいつらを通すだけで実はもう絶妙に信号が処理されてるって見ることもできるんじゃないかと思うわけですね。電池と回路のっけてアクティブにしないでも美味しくなってると。

 

ひたすらレンジの広さと元気の良さを求めるのであれば定番の250kのポットではミスマッチ。ちょっとどころではなくガッツリ削ってしまうことにもなりそう。実際、ポット類を全部とっぱらったらパンチが出るようになったと実感した経験もあります。

 

一方、それが使いやすいかどうかはまた話が別。楽器とアンプとを直結できるわけではなし。ケーブルの抵抗をまともに受けてしまうのも必然?やたらガリンゴリン言っちゃったりピーキーでよろしくない結果にもなるので必ずしもおすすめはできず。

 

自分のメインベースはPUからバッファに最短で通す仕様。信号を劣化させず全部出力しようって形になっています。内部でローインピーダンス化されている為、ケーブルの抵抗も受けづらい状態。単にジャック直結ってやるより超絶ワイドレンジ。

 

ただ、それが扱いやすいか好みかはやっぱりちょっと別問題。人の感覚、音楽の何とも奥深いところ。個人的には大好きだけれど苦手な人がいるのも分かるし、好かれやすい音かどうかも何とも言えません。無難に使うならそこからカットした音作りをした方が馴染みは良い印象。

 

超高速レスポンスやスーパーワイドレンジなど、それも素晴らしく魅力的ではあるけれど、ノーマルなパッシブのジャズベースが強いのも納得できてしまうところ。心地よい扱いやすさや万能感を求めるのであれば使う帯域を美味しく絞った方が何かと扱いやすく実用的。

 

劣悪な回路とかのせるぐらいならパッシブそのまんまがおすすめ。それで十分使えて完結できるジャズベを探した方が絶対正解。音痩せするどころか全部美味しく処理済みになっているかもしれません。

 

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恐るべしジャズベース!

 

推測と妄想も多分に入ってはいますが、

 

「ジャズベってパッシブそのまんまで良くね?」

 

こういう結論が出るのも何も不思議ではないのは確か。

 

美味しい帯域をすでに凝縮。嫌なピークも処理済。それでもうるさければトーンを絞ればいい。基本的な音の太さを自分の手で作れればブーストする必要もない。良いジャズベースってやっぱり凄い楽器。

 

正直言うと2フィンガー時に少し曇ってしまう印象があったり、何となく引っ込んでしまうように思えるのが苦手な部分だったりもするのですが、

 

「だったらリアPU使えばいいじゃん」

 

こういう選択ができてしまうのがまたニクい。

 

シングルコイルのノイズが気になるとかそんな問題もありますが、シングルだからこそのニュアンスも捨てがたいし、ハムキャンセル構造のものだって当たり前にある昨今。選択肢が豊富なのも美味しいポイント。

 

外部からの影響対策、長いケーブルの音痩せ等、そういうのが気になったらそこで初めてバッファの必要性やら出てくると判断してもいいし、今の時代、それももしかしたらワイヤレスとかで済んじゃう可能性もあるかもしれません。

 

後は本当、アンプのクオリティですよね。全部そのままドカーン!と出してくれるアンプがあればそれが一番良い。

 

ベーアンの大体、鈍重で癖も強いから色々後付けしたくなっちゃいますが、その鈍重さや癖が前提、常識、当たり前になってる状況っておかしいんじゃないかと自分は考える次第。

 

余計なことしなくても実は完成されてる。十分レンジも広いし自然に抜けつつ混ざりもする。そのままでめっちゃくちゃ良いのがジャズベース。そうやって認識するのも有りなんじゃないかと。

 

もっと特化した楽器の方が好きならプレベ弾くなりスティングレイ弾くなり、それこそアンソニーのコントラみたいな道を追求するのもいいし、ジャズベ以外の道があるのも当然の話ではあります。

 

ただ、そこに行くにも基準はあった方が分かりやすい。そういう意味でもジャズベースは扱いやすい存在。逆に特化スタイルのベースからジャズベに行くのも有りだし、シンプルながらも実に様々な可能性を埋める楽器ですね。

 

元アンチジャズベ野郎としては腹立たしいことこの上ありませんが、その反動で感動してしまうものすらあったります。敗北を認めるしかない部分が沢山あります。

 

「どんなベースがおすすめですか?」と尋ねられたら、

 

『頑丈で普通なジャズベ』

 

まずはやっぱりこれになっちゃいますね。

 

下手すりゃそれ一本で一生勝負できる可能性もあるのがジャズベース脅威のポテンシャル。あらがうなら覚悟決めて全力で抵抗することを推奨。

 

わたしゃ負けました。

 

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