ジラウドとの出会いと旅路を振り返る (12) フレットレスも全部ジラウド

ジラウドとの出会いと旅路 (12)

 

これまで4本所有のジラウドフレットレス

 

・W-BASS

・Black Cloud 5弦 ネオパッシブ

・Mobius JB 4弦 簡易ネオパッシブ

・Mobius JB 5弦 (現在非所有)

 

ハイファイ路線だけが取り柄じゃないのはこれまでにも伝えてきた通り。

スラップ専用、ドンシャリなんて安易なイメージを持っても損なだけ。

パッシブの美味しさを活かしたサウンドも素晴らしいのがジラウド。

 

となればフレットレスが美味しいのも必然。

回路だけ利用すればいいかってことではなし。

基本設計、生鳴りへのこだわりがあるからこそのジラウドベース。

ゆえにシンプルな仕様のフレットレスでも実に良い。

 

試奏を含めてジラウドのフレットレスを10本以上弾いたことがある人間はなかなかいないんじゃないかと思います。

 

だからこそ語りたくなるジラウドフレットレス。

フレッテッドだけではなくこちらも愛用している次第。

 

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脅威のアコースティックサウンド W-BASS

 

実は最初に手に入れたジラウドベースがこれ。

 

初新品ジラウドが今のブラッククラウドだったのは間違いない一方、中古で手に入れたこのベースが自分にとって正真正銘最初の一本になります。

 

しかもシリアル0001。

歴史的存在とも言えるかもしれません。

 

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ま~、このW-BASSもジラウドさんで初体験した時にはブッ飛びました。

どんなベースなのか尋ね、店主の福田さんが音を出して驚愕。 

 

「ゆ、弓で弾いてる!?」

 

コントラバスさながらのそのサウンドの衝撃ったらありません。

それをしかもマグネットPUで実現してると来ました。

 

ピエゾみたいなガサガサ感とかシャリジャリ感なんか皆無。

実に濃密、力強くドッシリした響きに感動。

通常のエレクトリックベースでは有り得ない音世界。

「ジラウドの音はうるさいだけ!」なんて一発で言えなくなります。

 

もちろん指で弾いても素晴らしいのがこのW-BASS。

 

伸びやかで重厚な特性の為、歯切れよく刻むにはちょっと難しい面もありますが、一音弾くだけでも納得満足できるディープなサウンドは涙もの。

 

音数を極限まで減らしたいならW-BASS。

我が家で最高の低音が出せるのはこのベース。

ブラッククラウドと並ぶ家宝って感じです。

 

シンプルなジャズベも良いジラウド

 

フレットレスの場合、そこまでレンジを広げる必要は感じないところ。

それも面白くはあるけれど、絶品に弾きたくなるとか問われれば微妙。

個人的な好みから言ってもやはり、なめらかだったり甘い成分が欲しくなります。

 

非常に複雑な気分でもありますが、フレットレスに関してはフェンダー系シェイプのメビウスシリーズの方に惹かれたりするから面白い。

 

ジャコまんまなサウンドとニュアンスが欲しいと来たら、確実にこっちを弾きたくなってしまいます。

 

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比較するとブラッククラウドの方がバランスも良いし鳴りも深い。

レスポンスも速いしレンジも広いし言うことなし。

完成度で言ったらまず間違いなく軍配が上がります。

 

こんな気持ちよく音が抜けてくる、しっかり伸びてもくる5弦のフレットレスはそうそう存在しません。

 

パッシブトーンを絞れば甘い音だってイケちゃう幅広さも見事。

 

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でも不思議、スッと入ってくるのはメビウスJB。

一音出して納得する魅力が存在。

このベースのリアPUの美味しさは只事ではありません。

 

「4弦と5弦の違いなんじゃ?」と思いきやこれがそうでもない。

 

4弦ブラッククラウドのフレットレスも弾いたことがありますが、やっぱりメビウスJBの方に惹かれる何かが存在するんですよね。

 

ブラッククラウドと比較したら軽い音、明るい音、それこそチープな感すらあるかもしれません。

でもそれが良いってのが何とも曖昧、人間の感覚の謎、音楽の奥深さを感じる領域。

 

このメビウスJBのフレットレスも今では最高に好きな一本。

アンチジャズベ野郎だったけど敗北を認めるしかありません。

その魅力、実力を完全に受け入れちゃった方が人生楽しい。

 

いや本当、骨身に染みて分かりました。

 

「良い物は良い」

 

好きな音がするものを素直に弾くのが一番。

 

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人間くさい味わいも大切に出来るのがジラウドの魅力

 

しつこいようだけど繰り返し言いたい。

安易なドンシャリが売りなんてのとはまったく違うのがジラウド。

それを全然理解していなかった身だからこそ気付いたことが沢山あります。

 

そもそもの話、69年製のフェンダージャズベースをリアルタイムで愛用していたのが店主の福田さん。

まだラウンドワウンドですら一般的ではなかった時代、チョッパーやスラップなんて言葉すらもなかった世界。

 

そんな頃からバリバリのプロミュージシャンとして活躍、フェンダーの良いところも悪いところも実体験で知り尽くしている事実。

 

表面的なイメージだけで判断、未熟な若造による安易な固定観念の押し付けなど、そりゃ通用するわけがありませんでした。

 

パッシブ/アクティブのメリットを知っているからこそのネオパッシブ。

感覚的にさらにパッシブのそれで弾ける【簡易ネオパッシブ】も存在。

 

余所の回路を無難に使うなんてことはやらず。

オリジナルへのこだわり、その思想信念が見事。

 

だからこそやっぱりフレットレスも良い。

これで「カッチリ電気的なだけ」って感じだったら恐らくいまいちどころではないはず。

温かみや味わい、実に曖昧で謎な領域も知っているから良い楽器が作れるのでしょう。

 

そしてさらに誤解を承知で言うならば、

 

『人間次第』

 

この超曖昧でリスキーな領域を追求しているからこそ面白い。

タッチに対する反応が超良いという、これほど人間臭く危険な魅力もありません。

 

木工的・電気的に避けられない事実現実、人間ならではの謎の領域、不思議な何かを追求、様々な要素が美味しく融合しているのがジラウドの素晴らしさ。

 

通い続けて20年。

ジラウドベースを買って10年。

それでもまだ飽きない。

常に新しいものが出てくるから凄い。 

 

こんな面白いお店、ベースは他に知らず。

 

「ベース好きなら絶対知っとけ!」

 

声を大にしたい次第。

 

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