VOX MV50 超小型・超軽量ギターアンプヘッドが面白かった話

VOX MV50 ギター用ミニアンプヘッド

 

540gの手の平サイズ

 

まずもう、このタイトルの時点で意味が分からない気がします。

 

ベースアンプの小型化と軽量化が著しく進んでいる近年。

もはや知らない人はいないぐらいになっているはず。

例を挙げるならマークベースの勢いなど半端じゃありません。

 

一方、ギター用の機材については全然知らなかった自分。

でっかいマーシャルとかJC120ジャズコーラス。

今でも大して変わってないんだろうぐらいに認識してました。

 

しかしま~、それはどうやら無知そのものだったと痛感。

ギターアンプの方もしっかり進化していてびっくり。

 

「何このちっこい奴!?」

 

友人が現物持ってきて驚愕させられました。

 

VOX MV50シリーズ

 

数値で見ても笑えてくるこのアンプヘッド。

 

・重さ540g

・10H x 7.5D x 13.5W

・最大50W(4Ω)

 

オール真空管とかクソデカなイメージしかなかった世界もどこへやら。

ギグバッグにも入ってしまうであろうサイズと重量がとんでもない。

 

さらに何が恐ろしいって、

 

『2万円しない』

 

なんじゃそりゃって値段。

つくづく良い時代になったなと感動するやら呆れるやらです。

 

で、「肝心の音はどうなんだ?」って話ですが、

 

「何かもう別にこれでいいんじゃね?」

 

こう頷いてしまった次第。

ギターアンプならまずはこれでいいかなって感じ。

 

最大50Wとは言っても8Ωでは25W。

超余裕のあるクリーン、爆音を出すには厳しいのも正直な印象。

厳密にどこまでもクオリティを追及するなら疑問も湧くとは思います。

 

まぁでもあれ、

 

「俺ベースよ?」

 

ギターに超贅沢に投資はできないタイプの人間。

やるんだったら面白おかしくなるべく安い機材で良い音を出したくなるところ。

 

音が悪くて使いものにならないかってそれは全然違う。

何十人と生徒を抱えるギター講師が持ってきたのがこのアンプ。

自宅練習はもちろん、ちょっとしたライブにもバリバリ使ってる事実。

 

ヘッドホン端子、アンプシミュレーター付きラインアウト、アッテネーターまで搭載などなど、よくもこんなちっこい中に詰め込んだと感心。

 

色々シリーズがあるようですが自分が手に入れるとすれば、

 

【MV50 Clean】

 

クリーンタイプのこのヘッド。

 

クリーンと言いつつただ綺麗で歪まないってんじゃなし。

これからギター始めるにしても活躍してくれるのは間違いない。

ベース的にも非常に興味湧くものがあります。

 

VOX MV50-CL Clean

VOX MV50-CL Clean

 

VOX V212C ギターキャビネット

 

超小型ヘッドへの驚きに貢献したのがこのキャビ。

12インチスピーカー二発の何ともギターらしいやつ。

こいつがあったらからこそのイカしたサウンドだったはず。

 

何なんでしょうねこの気持ち良さと楽しさ?

試しにベースでも鳴らしてみたらま~新鮮。

 

べつにレンジが広いわけじゃないし癖もありあり。

ものすごい低音を響かせたりスラップしたいとも思いません。

 

でもですね、

 

「何か良い!」

 

そのゴリゴリ感、音の押し出しが癖になってしまいそうです。

パッシブベースにピック弾きとか結構痺れるものがありました。

 

ドライに評するならそれができるベーアンだって当然あるだろうし、セッティング次第でどうにでもなるのも恐らく確か。 

ギターアンプで鳴らすのがベースとして本当に使いものになるのかどうか、深く追求するならなんともかんとも。

 

しかしそういうこっちゃない何かを感じるのも事実。

 

「ベースじゃないこのギター感が良い!」

 

やっぱりギターアンプならではの世界ってのがあるのだと納得。

 

ベースはクリーンにオーディオ的方向に寄りすぎてしまったのだろうか?

そんな疑問も湧いてくる気がするから面白い。

 

メインで使う気にはならないけど、たまには何も考えずこういうアンプをロックに鳴らすのも悪くない、むしろ最高に楽しそう。

ベースソロ用にこういうギターアンプを使ってみるのも違う発想が出てきそうだったり、いかにもベースって以外の要素に期待したくなります。

 

たとえばジェフ・バーリンなど、ソロ時のサウンドの切り替えをベースアンプとギターアンプで分けてたりもするから興味深い。

実際にライブを観て体験しましたが、バッキングはマークベース、ソロはフェンダーのギターアンプと、そんな使い分けをしていて驚き。

 

他にも自分的に気になるとしたら、こういうアンプを使って軽く歪ませたりした方がジャコっぽい音にするのに都合がいいのかな~、なんて想像もしたり。

 

ただ単にぶっとい音を出すのではなし。

クリーンでワイドレンジなサウンドを求めるのでもない。

 

『直感的に飛んで耳に入っていく音』

 

実はフレットレスに超美味しい可能性があるのかと妄想してしまうものもあります。

 

ちょっと弾くだけでも違う世界が見えて面白かったギターアンプ。 

値段も4万ちょっとでこれまた驚かしてくれるVOXさん。

こういうのを一台持っておくのも悪くないと思わされました。

 

VOX V212C

VOX V212C

  

BC108で超小型スタックも面白い

 

「12インチはさすがにでかい・・」

「かと言って今更激安コンボも・・」

「でもなるべく安くしたい・・」

 

なんて声を見越してか?

実にかわいらしく美味しそうなものも作ってるのが恐るべし。

 

・8インチ×1

・25W 8Ω

・3.9kg

 

完全にMV50にハマるよう開発されたのが分かるキャビ。

ミニスタックをやりたくなることを理解しすぎてて笑います。

 

このBC108も所有している友人。

現物も見ましたがま~、思わず欲しくなっちゃう絶妙さがありました。

これを二台持っててMV50と三段積みにしていたのも見てて楽しいのなんの。

 

一台1万円を切ってしまうのも魅力的なこいつ。

趣味性をよく理解した逸品だと納得。

 

VOX BC108

VOX BC108

 

進化してるようでアナログ全開なのが良い

 

「進化したアンプ!」なんて言うと「どうせ難しいんでしょ・・」 なんてイメージ、引いてもしまうんじゃないかと想像。

 

どころがどっこい。

VOXはその辺さすがによく理解しています。

 

MV50の何が良いって、

 

『超シンプル』

 

主たるツマミは三つだけ。

トレブル、ベース、ボリューム。

難しいどころかアホみたいに楽。

 

【Nutube】なんていう最新式の真空管をプリアンプに使用しているらしいですが、よく考えなくても伝わってきそうなメッセージはこれ。

 

「やっぱチューブアンプが最高だぜ!」

 

ここを否定しないのが実にギター。

新しそうでやってることはアナログそのもの。

実に分かりやすいし面白い。

 

V212Cについては進化もクソもなくただのキャビ。

小型のスピーカーユニットではなくドカンと12インチ。

重さも20kg以上ある昔ながらの存在。

 

「そうじゃなきゃ気持ち良くない!」

 

この塩梅の理解がさすがに老舗だと納得。

 

まぁ変な話、

 

「大したもんじゃないからこそ良い!」

 

汚さ上等だからこそのエレクトリックギターって気がしますよね。

 

恐らく、オーディオ的には良いはずがない波形バリバリだと思いますが、そこを攻めるからこその美味しいサウンド、なかなか真似できない領域なんでしょう。

 

MV50について言えばクリーン仕様だけではなく、クランチタイプ、ハイゲインタイプなど全部で5機種あるのもユニーク、ツボの心得っぷりが実にナイス。

 

インテリア的でもあると申しますか、ちっこいスタックを見ると何か自然と惹かれちゃいますもんね。

 

ハマる人は全機種揃えたくなるんじゃなかろうか?

エフェクターじゃなくてもはやヘッドをコレクションする時代?

そういった絶妙な上手さも感じます。

 

このMV50、一点気になるとしたらアダプターが意外と大きい為、そこだけちょっと頭に入れておいても良いかもしれません。

 

そのあたりもこれから進化するのか、それともなかなか難しいのか、電気的な部分や詳細については分かりませんが、そこが改善されたらさらに美味しくなるなと。

 

まぁ、現時点でも驚きな存在であることに間違いはないので、慣れちゃえばそれで解決。

こんな製品がこんなお手軽に手に入ってしまう事実に感動するしかありません。

 

今は本当に良い時代。

 

楽器弾かなきゃ損!

 

声を大にしたくなってしまいますね。

 

VOX MV50-CR+BC108 セット

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