ウッドベース・アップライト・EUBに使ってみたいアンプを探す

ウッドベースのアンプ探し

 

条件は10kg前後まで・10万円前後までにしたい

 

先日、ウッドベース・アップライトベースの話をしていて気になったのがアンプについて。

 

元々、小型軽量アンプへの興味をずっと持っていた身なこともあり、良さげなアンプがあれば知っておきたくなりました。

 

そこで今回、ちょっと気になるアンプをまとめてみたいと思います。

それもそんな高価ではなし、重すぎもなし、条件を絞りたいところ。

贅沢を言うとキリがないので、手を出せそうな範囲で調べたい次第。

 

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GALLIEN KRUEGER MB150S

 

欲しいと言うよりは定番。

ウッドベースのアンプと来たらとりあえず名前が挙がるだろう存在。

まずはこいつについて触れておきたいところ。

 

・12kg

・150W

・12インチスピーカー

 

今となっては特出したスペックには見えないかもしれませんが、一昔二昔前にはなかなか貴重な存在だったと思います。 

「12インチで極限までコンパクトに」って意味では現在でもそんなに多くはないし、重宝されていたのも分かる話。

 

ただやはり、どうにも古臭い感も否めず。

 

ハイファイ、クリアーなんて評価をされていたりもしますが、実際に所有していたこともある身としては今の時代ではその評価は通用しない気がします。

 

ナチュラルよりはエレクトリック、ツイーターもなくレンジも狭い印象。

小型+奥行きも薄いゆえの量感の乏しさも感じたり、素晴らしい音色を期待すると違うかなと。

 

一方、だからこその実用性、扱いやすさがあるのは分かる話。

サイズ的にボワ~ン!と音が広がりすぎるようなことがないのは一つの強み。

硬めで耳に聴こえやすいセッティングにしたり、モニター目的に使用するのも理解できます。

 

正直、今となってはそこまで軽いアンプとは言えません。

150Wと言っても大音量を期待するのは違う。

間違ってもスーパースペックではなさそうです。

 

そうは言いつつ実績があるのは確か。

「このアンプじゃないと!」って人がいても不思議ではなし。

いまだに製造もされているあたり、地味に根強い人気と支持を感じさせられます。

 

 GALLIEN-KRUEGER MB150S-III112

GALLIEN-KRUEGER MB150S-III112

 

PJB PHIL JONES BASS Bass CUB II

 

GK MB150とは異なりこっちはだいぶ現代のアンプ。

 

・7kg

・100W

・5インチスピーカー×2

・独立2ch仕様

 

実にPJBらしい構成。

恐ろしいほど小型ながら多機能。

持ち運びが楽になるのも確実。

そりゃ飛び付く人も多いだろうと納得。

 

ただ、個人的な好みから言うと、PJBの音に対してそこまでの好印象はなかったり。

小型便利なのはいいけど、やっぱりちょっと無理がある感も強い。

 

5インチ4発のキャビを所有していたこともありますが、思ったより癖があってレンジが狭かった印象。

オーディオサウンド、超ハイファイ、フラットでクリーンなどのうたい文句にも正直疑問あり。

 

一方、このコンボのサイズ、重量、アイデアが素晴らしいと思うのも事実。

自分の好みに合わないってだけであって「PJBが欲しいならPJBを買うしかない!」と納得させられるのも確か。

 

「とにかく小型軽量にしたい!」

「高すぎるアンプは候補外!」

「練習でも本番でも何でも使いたい!」

 

こんな希望があるなら一度は試す価値あり。

 

好きにはなれないけど欲しくもある。

そう思わせるものを持ってるってなかなか凄い話。

 

PJB PHIL JONES BASS Bass CUB II

PJB PHIL JONES BASS Bass CUB II

 

AER Compact 60/4

 

自分の恩師が使用していたことで憧れのあるアンプ。

と言ってもその人はジャズギタリストですが音にうるさかったのは確か。

 

それこそ超初期型のウォルターウッズなんかも持っていましたし、謎のチューブアンプを使用していたり、ベース的にも興味の湧くものをよく使用していた次第。

 

その恩師がおすすめしていたのがこのAERのコンボ。

当時は【BINGO】って名前だったのも印象的。

現行品は正直、ちょっと味気ない名前に思えたりしてしまいます。

 

それはともかく、主にアコースティック方面での評判が良いからこそ気になるのがこのアンプ。

エレクトリックギター専用というわけではなく、独立2chでボーマルマイクを通すことなども想定しているのがユニーク。

 

要するに簡易PAアンプと申しますか、そっち側に近い方向性を持ったアンプだと感じるところ。

実際、小さなカフェレストランで演奏した際、仲間のギタリストとボーカルがこのアンプ一台で鳴らしていました。

 

空間系のエフェクターも内蔵しているあたり、無骨なベースアンプを求めるのとはだいぶ異なるものかなと。

 

・7kg

・60W

・8インチツインコーンスピーカー(恐らく同軸仕様)

 

このスペックから考えると大音量や強力な低音を求めるものではないことは確実。

一方、その音色や使い勝手に定評があるのが確かなのもこのアンプ。

ベースでの使用、情報もほとんどないだけに気になる存在。

 

個人的にはフレットレスで美味しいことにも期待したいアンプですね。

 

AER Compact60/4

AER Compact60/4

 

BOSE S1 Pro バッテリー内蔵・充電式アンプ

 

充電式も把握しておきたいと思って知ったのがこのアンプ。

ギター・ベース用と言うよりは小型PAシステム。

 

・約7kg

・60W

・6インチスピーカー+ツイーター

 

構成的には大音量や重低音を狙うものではなさそうですがそこはBOSE。

どんな仕掛けがあるのか仕上がりなのか読めないものがあります。

確実に好みが分れそうな想像をしてしまうだけに期待も膨らむ面白さ。

 

フル充電で4~6時間の駆動が可能とのこと。

これを長いと見るか短いと見るかは何ともかんとも。

純粋にアンプの性能自体に期待をするのであれば美味しいオマケ機能って感じ。

一方、完全外用としてだけ割り切って使用するなら不安と隣り合わせなのも充電式の常。

 

こればかりは実際に所有して使って確かめないことには分からないですよね。

ちょっと試奏するだけでは把握できない、ただ単に音の良いアンプを探すのとはまた違った面を求められるのは間違いなし。

 

だからこそBOSEがこういう製品を出してくるのは自信のあらわれにも感じるところ。

 

「外で音を出したい!」

 

この声にストレートに応えるってのは凄いこと。

弾き手の要求を突っぱね諦めさせるのではなく実物を出してくるのが見事。

 

ウッドベースにも合うのかどうかは完全に未知ですが、60Wのアンプを電源コードなしに使えるのはやっぱり素晴らしい。

前述したAERにもバッテリー内蔵タイプのものはあるけれど、14~15万円、14kgほどになってくるのはかなり痛い。

 

そこを行くとこのBOSEのアンプは約7.5万円。

決して安いとも言えないけど上手いところに設定してあるのは確か。

10W程度のオモチャ臭がするものとは明らかに異なるかなと。

 

BOSE S1 Pro バッテリー付属ポータブルPAシステム

BOSE S1 Pro バッテリー付属ポータブルPAシステム

 

FENDER Rumble 100

 

今回の中で最も安価かつ大型のコンボ。

ある意味、本命と言えるかもしれません。

 

・10kg

・100W

・12インチスピーカー

 

一見すると普通~な感がありますが、100Wの12インチコンボで10kgって何気に凄い。

自分が20年ぐらい前に所有していたトレースエリットの12インチコンボは14kg。

出力は65Wで売価5万円ぐらいだった記憶があります。

 

しかもトレースがツマミ4つだったのに対してフェンダーのこれは実に多機能。

エフェクトループ、XLRアウト、AUX、オーバードライブスイッチなど、至れり尽くせり。

これで5万しないって何じゃそりゃって感じ。

 

何やかんやと暗い話が多い世の中ですが、

 

「なんて良い時代だ!」

 

機材の進化を見ていると声を大にしたくなってしまいます。

美味しそうなもんが沢山出てるぞと。

知らない使わないはもったいないことだと痛感。

 

サイズがちょっと大きめな為、徒歩移動で使用するにはかなり厳しそうではありますが、そのへんはユーザー側の判断、他のアンプと使い分けるのも手。

 

繰り替えすようですがこれだけ色々なものがある時代。

一つのアンプで全てを解決することに固執することもなし。

前述した小型アンプと両方持っておくのも有効な手段であるはず。

 

12インチ一発な為、ワイドレンジを期待するものではありませんが、ウッドベースを量感豊かに鳴らしたいのであればこの方が向いているとも言えそうです。

 

ピエゾのガリンゴリンした音、シャリシャリ感など、安いツイーターだとかえって最悪に増幅される可能性も高い。

 

そこで過剰なハイカットを要求されるよりは最初から無い方がいい。

軽いイコライジングで済むようならそっちの方が遥かに実用的でセッティングも楽なはず。

 

懐古主義丸出しのようで実は進化もしてるフェンダー。

先日のアメプロのベースといい侮れません。

 

FENDER Rumble 100

FENDER Rumble 100

 

アンプはベースのボディ 

 

と言われてもなんのこっちゃって話ですが、あのでっかい箱がないEUB・サイレントベース、生の音量で勝負できない楽器である場合、アンプがその役割を果たす存在になるんじゃないかと考えさせられます。

 

ウッドベースの場合、「生音+アンプをちょっと足す」みたいな音づくりをすることもあるかと想像しますが、エレクトリックベースでそれは通用しませんよね。

 

生音の助けを期待できない以上、EUB・サイレントベースだったらより量感豊かなアンプを求めたくなる面もありそうですし、逆に低音より耳に届きやすい帯域や音程感の方を主に攻めるのも有りかもしれません。

 

「ベースアンプが嫌い」なんてこのブログでよく言っている一方、楽器とアンプと一体にした世界があるのも確か。

自分だったら特にコンボタイプの方にその面白さを見い出したいところ。

 

「クソ重い!」

「クソでかい!」

「クソ高い!」

 

これで良い音が出るのはある意味当たり前。

軽量小型お手頃コンボの限界を攻めてる感じにやはり惹かれてしまうものがあります。

 

スタックにした方が自由度が高いのは間違いなし。

どこまでも上を見ることだってできます。

しかし冒頭でも話した通りちょっとキリがない世界になっちゃいますよね。

 

楽器一つにアンプ一つ。

そこにケーブル1本で済むのは本当に楽。

もっと言うならワイヤレスだとさらに解放感が凄い。

 

ヤマハのサイレントベースにワイヤレスを通して冗談っぽく遊んでたことがありますが、長いケーブル要らずになるとこれが実に愉快痛快。

 

よりアコースティック楽器を弾いてる感覚になって面白かったのなんの。 

それこそボディの位置を変えられる、離れた場所にボディがあるって感覚でした。

 

ちょっと極論めいた考え方になりそうだけれど、

 

『アンプ選びはボディ選び』

 

この感覚でアンプを探し手に入れるのも面白いと思います。

 

ソリッド・EUB・サイレントベースならなおさら。

PUに凝ったり音を大きくするならウッドベースだって同様。

 

生楽器

アンプ通せば

電気楽器

 

美味しそう面白そうな小型コンボにはいつだって興味が湧いてしまいます。 

 

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