Jiraud Black Cloud 5 Fretless (6) PUはシングルコイル・ノイズ対策はダブルシールド

ジラウド ブラッククラウド 5弦フレットレス (6)

 

意外とない5弦用の良いPU

 

自分の好みを簡単に挙げるなら、

 

・ワイドレンジ

・高速タッチレスポンス

・前に出てくるパンチがある

 

こんな感じ。

 

ま~、これがなかなか無いんですよね。

4弦でも探すのに骨が折れるのに多弦になるとさらに厳しくなります。

 

大体の場合、レンジが狭くて嫌なピークがある印象。

音もボヤけてるし、タッチに対する反応も微妙。

 

シングルコイル=ワイドレンジで繊細、みたいなわけではなく、「そんなにパワー持たせなくてもいいんじゃないか・・」とがっかりすることが多いのも現実。

 

そこに変なプリアンプまでかますのが常識だったりもするから困ります。

 

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貴重で普通な5弦用シングルコイルPU

 

前述した自分が求めるPUの条件。

 

・ワイドレンジ

・高速タッチレスポンス

・前に出てくるパンチがある

 

これを満たしていたのがジラウドのPU。

前回でも触れたようにスラップするにも凄い音を実現できます。

 

マイルドで繊細というだけではまったく物足りない。

レンジが広いだけではなくガツン!と来る豪快さがあるのも魅力。

『フレットレス=甘い』なんてイメージを覆すにも最適。

 

と、ここだけ聞いていると、

 

「すっげえ強力なPUなんだろうな!」

 

こんな想像もしてしまいそうなところ。

 

実際、我が家に遊びに来た人の中には、「このPU凄いですね!めちゃくちゃパワーがある!」と評価する方もいらっしゃいました。

 

でも本当、答えはたぶんこれ。

 

『実は普通』

 

アルニコとエナメル線による昔ながらのPU。

基本にあるのは古き良きフェンダーのそれ。

高出力どころか控え目、癖がないからこその応用力。

 

これがジラウドのPUなんじゃないかと自分は認識しています。

 

タッチの重要性を認識して楽器本体も鳴っていれば、PUに異常なパワーやキャラを求める必要はない、むしろ邪魔になることが分かってくるのが面白い。

 

ちょっと嫌味っぽく言うのであれば、PU自体に濃いキャラクターを付けたものが氾濫しているのがこの世の中。

そのおかしな方向を行くこと求めることが常識になってしまっているのではないかと疑問になる次第。

 

楽器も演奏も複雑化していくほど、PUとプリに音づくりを依存していく傾向を感じるのは偶然ではないと考えます。

 

だからこそジラウドのようなPUはめちゃくちゃ貴重。

素直でシンプルなシングルコイル、5弦用を求めるなら尚更ですね。

 

ノイズ対策にありがたいダブルシールド

 

まずはその効果が分かりやすい動画を。

このフレットレスではありませんが機能は同じです。

 

www.youtube.com

 

どんなものなのか簡単に説明しますと、

 

・ノイズ気にせず元気な音にするか?

・多少大人しくなってもノイズを抑えるか?

 

これをスイッチひとつで簡単に選択できるのがダブルシールド。

 

前述したように、素晴らしいクオリティではあるけれどそのもの自体は実にノーマルなマグネットPUなのが本当の話。

 

新設計新次元とかそういった存在ではない為、片方だけ鳴らすなどすれば当然、ノイズが出てくることにはなります。

 

電源環境が悪かったり、ものすごくレンジを広げたセッティングにする際など、どうしてもノイズが気になってしまう面がありますし、非常に悩ましい部分と言えるでしょう。

 

そんな頭を抱える中、分かりやすく効果的なのがダブルシールド。

 

「開放弦の度にジー!って鳴るのは勘弁してくれ!」

「手を放してもノイズが出ないようにしたい!」

 

動画の通り、こんな悩みと希望にしっかり応えてくれます。

 

バランサーを完全に片方に振ってしまう場合、さすがにシングルコイル特有のノイズは出てしまいますが、それでも無策でいるのとは雲泥の差。

 

地味と言えば地味なのは確か。

でもだからこそ重要なのがノイズ対策。

これほどありがたく効果を実感できる機能もなかなかありません。

 

ジラウドのベースはそもそもレンジが広い為、完全シールド状態にしても十分に音は抜けてきますし、ノイズレスに安心してプレイできるから助かります。

 

それでもノイズが気になるようならトレブルかパッシブトーンをカット、バランサーはセンターでしか使わないなど、さらに徹底すれば問題なし。

 

これでも駄目ならJJは諦めた方が無難。

完全なるハムバッカーを選択すべきかなと。 

 

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温故知新の魅力と実力

 

非常に複雑なことをやっていると思われそうなこのベース。

 

その実、

 

・よく鳴る本体

・素直なマイク

・適正に出力

 

これを突き詰めただけとも言えるのかもしれません。

 

シェイプ、雰囲気、サウンドから何から、古臭い印象を感じることはほぼないだろうと想像しますが、基本は本当、ジャズベースにあると感じるところ。

 

当たり外れの多いジャズベースを博打的に選ぶのではなく、合理性と独自の魅力を追及、設計段階からより優れた安定した楽器を追求して作られたベース。

 

楽器として素晴らしい完成度を持ち、安定もしている一方、『人間』という最大の不確定要素をそのまま出してくれる不安定さも持つのが実に楽しい。 

 

それがこのブラッククラウドではないかと考える次第。

 

シンプルだからこその応用性、自由度がとにかく素晴らしい。

プレイヤーの好き勝手を許される楽器ですね。

 

最初から良いのも間違いないけれど、弾けば弾くほど良くなる面白さと魅力もあるのがこのベース。

 

シングルコイルならではの美味しさ、難しさも奥深さもバッチリ備えてます。

 

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