Jiraud Black Cloud 5 Fretless (3) ディープジョイント+3Dデザインボディ

ジラウド ブラッククラウド 5弦フレットレス (3)

 

ジラウドと言えばディープジョイント

 

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ハイポジションの演奏性に賛否が分かれるであろうディープジョイント。

完全に慣れてしまった身としては、他では味わえない魅力のある仕様として受け止めています。

 

ディープジョイントの何が素晴らしいか?

 

・豊かなボディ鳴り

・全音域のバランスとサスティーン

・エージングのスピード

 

こういった点の向上において非常に有効な仕様だと実感する次第。

 

前回も触れたエージングについてですが、これは本当、実際に手に入れ弾き続けた人間でないと分からない、伝わらない部分であると言うしかないかなと。

 

そもそもボディが鳴らない楽器でこれを実感するのは難しいかもしれないし、加えて超低弦高でタッチも弱いなど、そうなると条件的にさらに厳くなると言わざるを得ません。

 

縦振動のタッチとまではいかずとも、弦をしっかり鳴らして弾き続けていくとジラウドベースは凄いことになっていきます。

 

通常のフェンダースタイル、ノーマルジョイントでも驚くほどに育てられた個体を弾いたことはありますが、あの領域にまで辿り着くには相当な積み重ねが必要だと痛感。

 

大げさではなく、年単位の時間が欲しくなってしまいます。

 

その点、ディープジョイントのジラウドベースには安心感を覚えるところ。

 

弾きこむことが大事という意味においてはどのスタイルの楽器でも同様ですが、ディープジョイントにおける『ボディ鳴りが保証されてる感』は本当に素晴らしい。

 

それに加え、特にブラッククラウドのスタイルだと最初から高次元、仕上がっていくまでもすごく早い印象。

 

音が過剰に膨れあがったり露骨に詰まるようなポイントが発生することもなく、とにかくバランスが良くて扱いやすい。

 

じっくり向き合ってこそと思うのも確かな一方、短期で考えても凄い成長を遂げていくことを実感できるから面白い。

 

そんなディープジョイント、ジラウド以外に採用しているところがほぼ皆無だからこそ、その恩恵が知りたいなら実際にジラウドを弾くしかありません。

 

一年も弾けば新品時とは別物のように成長していきます。

 

ジラウドオリジナルシェイプ 3Dデザインボディ

 

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ディープジョイントと相まり、これまた非常に独特なシェイプ。

フェンダーシェイプを至高とする場合、邪道にさえ感じる人もいるかもしれません。

そう捉えてしまう気持ち自体は分かるような気がします。

 

しかし、無根拠な変形デザインのように認識することには断固、異を唱えたい。

 

より豊かなボディ鳴りを求めるのはもちろん、大型でありながらフィット感の向上、軽量化にも貢献していることを実感。

 

そしてその源流と実用性はフェンダーのそれにあり、そこからより完璧なジャズベースを求め形にしたのがジラウドのJ-BASS、ブラッククラウドだと自分は考えます。

 

また、縦振動のタッチの習得に挑んでいる人間として感じるのが、フラットトップとの鳴り方の違い、レスポンスの印象の差。

 

この3Dデザインの場合、横弾きをしても楽器が鳴ってくれると申しますか、逆にフラットトップの楽器は非常にシビアだと言える部分があるなと。

 

その意味では、OPBというのはPUの問題だけではなく、実はボディ鳴りの面においても高難度なものがありそうです。

 

比較して3Dデザインのジラウドベース、特にブラッククラウドに関しては、高速レスポンスとボディ鳴り、そのトータルの追求に並々ならぬものを感じるところ。

 

繰り返すようですがブラッククラウドの場合、JJのPU構成でも横に弾いたってしっかりした音になる、全音域が素早く立ち上がってくれるから凄い。

 

これだけ全音域バランスよく出力でき、低音も高速に出てくれる楽器というのは、他にありませんでしたね。

 

見た目頼りの個性主張とは設計思想がまったく異なる楽器です。

 

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さらに進化しようとするジラウド

 

ベタ褒めしまくっているブラックラウド。

JJ、1ハム、フレットレスと三本持っている自分。

 

「これ以上はない!」

 

こう断言してもよいぐらい素晴らしい楽器だと惚れ込んでいる次第。

 

と思っていたら、それを覆すかという衝撃の新作が発表されて驚愕。

 

一体どんなものなのか?

どれだけ特別で凄い仕様なのか?

 

出てきたのは、

 

『パッシブのジャズベ』

 

いやほんと、参ってしまいます。

 

「それやるか~!?」

 

全力でツッコミたくなってしまいました。

と言うか実際、店主の福田さんに「えぇ!?嘘でしょ!?」と問うた次第。

 

ところが弾いて納得、めっちゃ欲しくなってしまったから何も言えません。

 

トータルのバランスクオリティで言えばブラッククラウドの方が上だとは思うけど、一見ただのジャズベ、本当にそのまま普通なパッシブでここまでやれるのかと呆然。

 

ブラッククラウドの誕生で頂上、もうやりきったのかなと思ってましたが、まさかまだ上を目指すことがあったのか、納得しきってなかったのかと恐ろしくすらありますね。

 

ただのパッシブジャズベースでもあれだけ見事な楽器が出来上がってきたのだから、新型のブラッククラウドが出てきたらどうなるのか?

 

曖昧ではなく設計による根本的なボディ鳴りの向上を求めるその姿勢に心から感服。

「プリアンプだけの工房!」なんて口が裂けても秘孔を突かれても言えません。

 

ボディ鳴りとタッチレスポンスについてこれだけ異常なレベルで追求しようとしているところは他に存在しないでしょう。

 

「ジラウドと言ったら生鳴りだろ!」

 

声を大にしたくなります。

 

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