ジャコ・パストリアスの衝撃 ベースの音を決めるのは自分の手だと思い知る

ジャコ・パストリアスの衝撃

 

 

ジャコの教則ビデオの衝撃

 

自分が確か16~17歳の時に買った教則ビデオ。

初っ端から完全にブッ飛ばされたのを今でも覚えています。

 

何に驚愕したか?

 

「フ、フレット付いとるやん!」

 

「でもジャコの音じゃねぇか!」

 

この瞬間、自分の認識の甘さを完膚なきまでに思い知らされました。

 

ジャコに受けた最初の衝撃

 

自分がジャコに衝撃を受けたのは【A Remark You Made】が最初。

  

「単純な刻みに飽きてきた!」

「ギターみたいなことをやってみたい!」

「綺麗な音出してメロディも弾いてみたい!」

 

そんな苛立ちもあった中で出会ったあのプレイとサウンド。

あれは本当、天地がひっくり返るぐらいの衝撃だった次第です。

 

アルバム【8:30】における絶品ぶりったらありません。

 

ベースの音を聴いて初めて泣きそうになったという、そんな信じられないことを実現していたのが、自分にとってのジャコ・パストリアスとその衝撃。

 

あれを聴いてなかったら今日の自分は存在しない。

そう言っても過言ではない感動を受けましたね。

 

【スポンサーリンク】

 

 

ジャコ・パストリアスの肖像の衝撃

 

ジャコのメロディックなアプローチに心底感動した一方、実はあまりハマらなかったウェザーリポート。

 

当時の自分には難解だった面も多くあるかもしれませんし、先にドリームシアターとかを聴いていたのも大きいと感じるところ。

 

ハードロックやメタル小僧だった身としてはちょっと音がソフトでポップ。

刺激的なものについてはそこまで感じなかったのが正直な話です。

 

ただ、そんな中でも興味を失わず別格の扱いだったのがジャコ。

 

当然、ソロアルバムの方にも興味が湧き、かの有名な【ジャコ・パストリアスの肖像】に手を出すに至りました。

 

そしていきなりあの【Donna Lee】

 

調子に乗る生意気な小僧だった自分。

楽器をやめたくなるとか意味不明。

才能云々に悩むとかまったく考えもしなかった身。

 

そんなクソガキでも一発で分かりました。

 

「これが天才か・・!」

 

「君さ、ベースやめなよ」って言われてるような気分になったのも今でも覚えてます。

 

実際にはさらなる刺激になり、練習にもより取り組むようになりましたが、あれほど『ものが違いすぎる感』を叩きつけられた記憶はなかなかありません。

 

どちらかと言うとマニアックなアルバム、濃いベースの世界を堪能できる作品ですが、それでも不思議とウェザーリポートより遥かにすんなり聴けてしまったのが面白い。

 

良くも悪くも、超絶なベースの世界を求めていたってことなんでしょうね。

 

「ベースでここまでやれるのか!?」

 

圧倒的なレベルでそれを教えてくれたのがジャコ。

あまりに偉大すぎる存在です。

 

現実をこれでもかと見せつけてくれた衝撃

 

自分が感じた衝撃の中で多くの割合を占めていそうなのが、

 

「フレットレスは良い」

 

そんな感情と言うか幻想と言うか想い。

 

「ジャコのフレットレスは最高絶品!」

「俺もフレットレス弾いてみたい!」

「ジャコみたいなことやってみてぇ!」

 

当然、こんな衝動に至ります。

 

フレットレスを弾くからあれだけ素晴らしい表現ができるようになった、自由とオリジナリティを手に入れたのだと、そんなことも考えたかもしれません。

 

そこで今回の冒頭に戻るわけですね。

 

興奮気味に手に入れたジャコの教則ビデオ。

どんな内容なのかとワクワクして見てみたら、

 

「フ、フレット付いとるやん!」

 

「でもジャコの音じゃねぇか!」

 

とんでもないカウンターを受けた気分。

しかしまぎれもなくジャコのサウンドそのもの。

 

その教則ビデオの進行役を務める【ジェリー・ジェモット】が所有する、よく分からない謎のフレットレスを弾くシーンもあるのですが、こっちも『ジャコ』なんですよね。

 

他人のベースでしかも、ほぼ触ったことがないであろうタイプのもの。

にもかかわらず誰が弾いてるかすぐ分かるプレイ、サウンドを叩き出すジャコ。

 

つまりはあれです。

 

フレットがあろうがなかろうが関係ない。

どのベースを弾こうが大した問題ではない。

 

ジャコはジャコ。

 

この事実に心の底から打ちのめされた次第。

ジャコの音はジャコの手によって生み出されていたのだと確信。

 

【スポンサーリンク】
 

 

衝撃のジャコ・パストリアス

 

つい最近、【Come On, Come Over】を実はフレッテッドで弾いてたということを知りましたが、これもまた衝撃としか言い様がありませんでした。

 

前述した【ジャコ・パストリアスの肖像】に収録されているこの曲。

自分もフレットレスで弾いているのだと信じて疑わなかった口です。

 

一方、よくよく考えてみるとそこまで驚くことではなかった、とうの昔に十分思い知っていたではないかと、すんなり納得できてしまうものがあるのもジャコの凄み。

 

今の時代、技巧的な面でジャコを上回る人は沢山いると思いますし、そういった面において何が凄いのかピンと来ない、過大評価なんじゃないかと首を傾げる人もいるのではないかと想像します。

 

しかし、その人が好きなベーシストはジャコ大好きかもしれません。

多少どころではなく、人生変わるぐらいに影響を受けた可能性もあります。

 

たとえばドリームシアターのジョン・マイアングなどは、ジャコがハーモニクスを駆使して弾いた曲、【トレイシーの肖像】をライブで披露していました。

 

ジャコのコピーだけではなく、ドリームシアターの中でもハーモニクスを使用したアプローチを試みるマイアング。

 

ジャコからの影響は明らかと言えるでしょう。

 

ジャコを好きでなくとも、ジャコが革命をもたらした現在が存在する。

大きな変革を遂げた楽器の世界と音楽があるという、そのとんでもなさ。

 

そしてさらに何が凄いか押すのであればこれ。

 

白状すると自分、

 

『超ニワカ』

 

こうして語っている人間が実はジャコに対する知識が大してないという事実。

それでも思わず口が回ってしまうのもジャコの凄いところ。

 

ジャコのフレーズやグルーブ、タッチコントロールの研究はもちろん、その深淵まで追求しているとか、どんだけやばい世界の住人なんだと震えるものがありますね。

 

ちょっと速く弾けるなんてレベルじゃ足元にも辿り着けません。

 

『ジャコが弾けばジャコになる』

 

当たり前のようで遥か遠い領域。

私生活と生涯はともかく、一つの到達点、理想です。

 

www.pompombass.com

 

www.pompombass.com

 

www.pompombass.com

 

www.pompombass.com

 

www.pompombass.com

 

www.pompombass.com