HARTKE HA2500 HA3500 気になるベースアンプヘッド お手頃・最初の一台に

HARTKE HA2500 HA3500

 

 

ベースアンプ選びは難しい

 

ベースアンプに対する興味というのはほぼ失っている自分。

それについてはこのブログで何度も語ってきました。

 

ただしかし、「何かアンプが欲しい!」という人に対し、いきなり高性能&高級なマイクプリを前提にしたセットをすすめるのも、ちょっとどうかと思うのが正直な話。

 

今の時代、PA用のスピーカーもパワーアンプも安価に手に入れることはできますが、マイクプリの選択については個人的にも未知な部分ばかり。

 

ジラウドのDr.Simを手に入れるのが最高に良いと思いはするけれど、10万やそこらではとても買うことができません。

 

「気合が足りない!」と突き放すのは無責任。

自分を無知なまま済ますというのもあまり納得がいかない。

 

だから本当、ベースアンプが好きではない一方、「何か良さげなものがあればなぁ・・」と考えることもよくあるのが本音です。

 

驚愕の再発見

 

そんな葛藤を抱えている中、驚くべきものを発見。

 

「お、ハートキーとか懐かしいな~」

「十代の頃の憧れのアンプだったわ~」

「青木智仁さんのイメージも強かったなぁ」

 

なんてのんきに構えていたらその値段に驚愕。

 

「は?3万!?」

 

いやもう、色々な意味でショックを受けましたね。

 

一時期はスタジオミュージシャン御用達みたいなイメージ。

ラインのようなサウンドと評判、クリーンでフラットな特性を売りにしてたアンプ。

 

安物なんて思うことはなかったし、ベースアンプに見切りを付け始めていた頃の自分にとっても、このアンプは気になる存在でありました。

 

そんなアンプヘッドが3~5万ぐらいで買えちゃうとか狂気の沙汰。

どおりでリハスタにもライブハウスにもよくあるわけだと納得。

 

どれだけ物が豊かに溢れているか恵まれているか?

驚愕を超え,脱力してしまうものすら感じます。

 

HARTKE HA2500 HA3500

 

超軽量路線ではない

 

昨今、超軽量アンプが幅を利かせているアンプの世界。

個人的にもベーアンだったらそっちの方が気になるのが本音。

 

ただやっぱり、ガツン!と鳴らすなら重いアンプの方が手応えが良い。

超軽量でも満足できる音を求めるとなると、なかなか厳しい現実を感じます。

 

そこでこのハートキーのヘッド。

 

「俺が20年近く前に見たのと変わっとらんやんけ!」とツッコミたくなるぐらい見た目ほぼそのまま、もはや懐かしさすらある存在。

 

度が過ぎるぐらいの小型化の波に逆らい残っているのが逆に好印象。 

後ろにしっかり冷却ファンが付いているのも良いですね。

 

10バンドのグライコの妙

 

このHAシリーズ、楽器用アンプとしては珍しいグライコがあるのが特徴。

 

ベース、トレブル、ミドルで何となくで操作するのもいいけど、より具体的に帯域を意識しながら操作できるというのが、感覚を養える美味しいポイントではないかと。

 

それだけ迷いが生まれたり袋小路に陥ってしまうリスクもありますが、

 

「〇〇Hzはカットしておきたいなぁ」

「〇〇Hzをちょっと持ち上げておくかぁ」

 

こういう判断、イメージづくりを瞬時にできるようになると、音づくりは相当に上手くなっているはず。

 

リハスタやライブでよく遭遇するアンペグに関しても、グライコ搭載のモデルがあったりしますし、ハートキーだってもはや定番と言えるアンプ。

 

その意味でもグライコを扱えるようになっておくと、一味も二味も違うセッティングを実現することが可能になるでしょう。

 

グライコだけではなく、ハイパスとローパスと名付けられているツマミがあるのも、このヘッドのユニークな部分。

 

正直、「その呼び方はどうよ?」と思うところでもありますが、単純なトレブル・ベース装置と考えず、フィルターとして認識してみるのは有り。 

 

グライコにしてもそうですが、「余計な部分をカット!」という選択肢を増やすと音づくりの幅がまた広がります。

 

多機能だけど操作は簡単

 

プリアンプはチューブとソリッドステートの二種類でミックスも可能。

コンプも搭載しているなど至れり尽くせりな仕様のこのアンプ。

 

グライコの存在といい非常に多機能に思えますが、基本的にはボリュームを上げればそれで済むようになってるアンプだとも感じます。

 

グライコはオフにすることができますし、コンプもオフにできます。

そのコンプを使うにしてもツマミは一個だけ。

操作に悩む必要はありません。

 

ハイパス/ローパスのフィルターもいらないなら使わなければいい。

あれこれ迷うぐらいならボリュームを上げるだけにしておけば良い。

 

HA2500の方に関しては本物の真空管が搭載されているわけではなく、チューブシミュレートの仕様になるようですが、特に気にせず感覚的に使っちゃえばそれでいいんじゃないかと。

 

豊富な選択肢に翻弄されるぐらいだったら、単なる増幅器として考えるのがおすすめ。

 

超ドンシャリ扱いされる疑問

 

「アンペグとハートキーがあったらどっちが嬉しいか?」

 

と問われたら、自分的にはハートキーの方を取りたいところ。

 

「音が硬すぎる!ドンシャリが嫌い!」なんて評されることも多いかと想像しますが、それについては一点気になることがあったりもします。

 

「パッシブ楽器だからパッシブ入力を選ぶ」のではなく、バッファでも通してアクティブ入力の方を試してみると面白いかもしれません。

 

詳細を述べられるほど把握はしていない為、詳しいことは話せませんが、人によって妙に評価が異なる、異常に硬い音がするアンプという扱いだったり、癖の塊みたいな扱いをされることに少々疑問が湧くのが正直な話。

 

ベースの出力をしっかりローインピーダンス化、アンプのセッティングはなるべくいじらないなど、それを基本に考えるとまた印象が変わるのではないかと思います。

 

HA2500は最大250W HA3500は最大350W

 

180W(8Ω)250W(4Ω)と、大音量で鳴らすには少し物足りない感がありそうですが、ちょっとした場所で音を出すぐらいだったら、これでも十分でしょう。

 

田舎一軒家住まいとかなら自宅練習での活躍も期待できます。

 

HARTKE HA2500

HARTKE HA2500

 

よりハートキーらしいイメージがあるのがHA3500。

こちらはシミュレーターではなく12AX7のプリチューブ仕様。

出力も240W(8Ω)350W(4Ω)とパワーも上。

 

もはや説明するまでもない定番にもなっているように感じますし、実際、レンタルのアンプがこれってことも結構多いはず。

 

「ハートキーと言ったらこれ!」

「とりあえず攻略しておけ!」

 

そんな存在ではないかと。

 

HARTKE HA3500

HARTKE HA3500

 

スピーカーは何が良い?

 

「ハートキーで統一!」とはならず自分だったら、

 

『 PA用 』

 

ここから選択したいところ。

 

コスパ勝負でありつつ定番からも選ぶとなると、

 

『 JBL 』

 

やっぱりこれではないかと。

 

JBLのJRX215 。

15インチウーハー+ツイーターのフルレンジ仕様。

能率99db、最大500W入力、重さもしっかり27kg。

これが3万円を切る金額で手に入るのだから恐ろしい。

 

ボトムばかりを強調しているベースアンプに慣れている場合、やたら硬質だったり嫌味な音に聞こえる可能性もありますが、そこでむしろしめたものだと考えられれば頼もしい。

 

タッチコントロールの見せどころ、音づくりの巧みさを発揮する場面。

前述のグライコやフィルターを使用するもよし。

 

逆に、高域が全然出ないアンプで綺麗なハイを出そうとするのは困難。

上の帯域が出ないことによって粗が隠れるのは上達の妨げにもなりかねない。

 

低音にしても、10インチをこまごまと組み合わせたものより、重い15インチウーハーをドカン!と鳴らしてみてほしいところ。

 

JBL JRX215

JBL JRX215

  

※27kgだと重すぎるという場合、 こちらの記事を参照。

www.pompombass.com

 

ハートキー 避けては通れないアンプ

 

ま~本当、ベーアンが嫌いだ苦手だとばかりも言ってられないのが現実。

 

ギタリストにとってのJC120とマーシャルみたいなものですかね?

ベース弾きがアンペグとハートキーに触れないまま一生を過ごすのは難しい。  

 

愚痴も文句も程々にして有るものでベストを尽くすのが健全。 

それが嫌なら全部持ちこみでやるしかない。

 

「音が出りゃ十分!」とまで割り切るのはさすがに寂しくもありますが、頭を抱えてストレスの中で生きるぐらいだったら、そう考えた方が楽なのも真理かもしれません。

 

一方、「こんな値段でこのセットが作れるの!?」と驚くようなシステム構築が可能なのも今の世の凄まじさ。

 

果てしない理想の追求なんて目指さなくても十分な音は出せてしまうのだから、『コスパ勝負』かまたは『極限の追求』かではっきり分けてしまうのも有りではないかと思います。

 

そんな大金を出さずとも立派なシステムが作れてしまうこの時代、田舎住まいだったりガンガン鳴らせる環境にある人だったら、値段云々を超えた贅沢な練習環境を構築できちゃいますよね。

 

良さげなマイクプリを探すのは難しいしミキサーにしてもそれは同じ。

パワーアンプにしてもあれだこれだと悩み出すと結構な沼。

 

だったらもう定番に慣れる意味でもよし。

激安機材で遊んでみようって意味でもよし。

とりあえずハートキーを手に入れてみるというのは有りな選択肢ではないかと。

 

ハートキーが最高のアンプであるとはまったく認識していませんが、定番になっているのは間違いないことであり、そのコストパフォーマンスに驚愕したのも事実。

 

それで全然納得いかない、遥か上を目指したいってことなら、マニアックにどこまでも追求していけばいいし、果てしなく面白い世界が待っていることでしょう。

 

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