メイ・ウェザーVS那須川天心を見て今年のベース抱負を決める

メイ・ウェザーVS那須川天心

 

いや、衝撃でした。

 

さすがに那須川選手が勝てるとは思ってなかったと言うか、そもそもメイウェザーが本当にまともに試合をするのかすら疑問だった大晦日RIZIN。

 

実際、体つきもなんか微妙。

試合開始当初の態度と動きはそんな印象。

適当に流して終わりって感じになるのかなと。

 

それが、ちょっとスイッチが切り替わったら、絶望感しかなかった展開。

 

ああまで何もさせてもらえない、良いところを発揮できずに終わってしまうものなのか、ショッキングとしか言い様がありません。

 

レジェンドそのもののボクシング王者と他競技の選手。

両者をボクシングルールで試合させたらそりゃ、結果は分かりきってるのは間違いない。

 

しかも前者の方が遥かに重いという、階級軽視なんておまけ付き。 

競技的な視点から真面目に考えるのであれば論外。

危険なショーを見せるだけにしかならないってぐらいの話になるでしょう。

 

ただ、それでも何か可能性を感じてしまうのが、那須川天心という存在。

溢れんばかりの才能、魅力、輝きに満ちた素晴らしいファイター。

 

「パンチだけでも光るものを見せてくれるはず」

「何かやってくれるんじゃないか?」

「エキシビジョン扱いで油断しまくってたらどうなる?」

「ボクシングじゃない予想外の打撃だったら?」

 

こんな期待感を抱いていた人もいたんじゃないかと想像。

 

しかし、蓋を開けてみれば結果はあまりに残酷。

正直、まったく競技になってなかった印象。

階級云々の問題なのか、それすら疑問になってしまうような現実。

 

那須川選手の強さはもちろん、試合内容もスタイルも凄く好きだっただけに、見てて辛くなるものまであったかもしれません。

 

自分のような素人がいかに格闘技を無責任に甘く考えてるか、その反省までしたくなってしまった次第。

 

あまりに次元の異なる差があったように感じます。

 

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競技とルールが存在する意味を考える

 

見ていて思ったのは、一つの競技に特化した人間がそのルールの中でいかに優れているか、他の追随を許さないものを身に付けているかということ。

 

話を広げてしまえばそれこそ無差別級、キックルール、総合ルール、格闘技ですらない世界など、その点においてメイ・ウェザーを上回る戦力を有している人はいくらでも存在するでしょう。

 

と言うか、いなければおかしい、そもそも比較する意味がない、論ずる価値があるのだろうか、そういう次元の話でもあるかなと。

 

たとえば、

 

「俺はメイウェザーよりロマサガ上手ぇぜ!」

 

こんなのまったく意味不明ですよね。

自分で書いててなんじゃそりゃって感じです。

 

でも本当、競技であること・ルールがあるってそういうことなんじゃないかと。

決められた枠組みがあるからこそ、ゲームも順位付けも成立する。

 

積み重ね特化していき結果を出すというのは尋常なことではない。

その中でもメイ・ウェザーは異次元すぎる伝説の存在。

 

これは言うなれば、

 

『自分の活かし方を知り尽くしている』

 

『武器と戦場を決める事が最も上手い人間』

 

こう考えることもできるのでしょうね。

 

そしてそれは卑怯でもなんでもない。

生き残る為、豊かな人生を送る為、プロフェッショナルなら当たり前の話。

 

本音はどうあれ試合後の紳士な態度も徹底的にリアルな仕事ぶりと言うべきか、そんな凄みも感じました。

 

2019年 ベース抱負

 

ここから繋げるのはどうなのか、不謹慎ですらありそうですが、でも本当、あの試合には色々と考えさせられるもの、感じさせられるものがあった次第。

 

速弾き、スラップ、タッピング。

3フィンガー、4フィンガー、5フィンガー。

 

基本は2フィンガーにありながらも、どれも中途半端に取り組んでいるような気がしているのも確かだった自分。

 

タッチコントロールを研究する恩恵から自然と身に付いたものもありますが、それにしてもやはり、特化すべき肝心のところを甘く認識していた感は否めない。

 

大切なメインウェポンにしていたはずの2フィンガー。

 

まだまだ甘いのも分かりきっているけど、それもしょせんは「つもり」なのか、惰性的になってしまっていたり、油断や慢心が絶対にある。

 

4弦が欲しくなってる最近の衝動なども、実はそこから来ているのかもしれません。

もっと基本に立ち返りたい、根本の部分を鍛えたい、そんな欲求があるのだろうなと。

 

自ら武器を放棄しようとしていた、磨くことにブレーキをかけていた、目移りばかりしていたという、これはどう考えてもよろしくない。

 

それをしかも、才能も光るものもない身でやろうってんだから、あまりに無謀。

ロック、ファンク、ジャズ、フュージョン等々、このあたりも節操なくてどうにも微妙。

 

好きなもの好き、それは悪いことじゃない。

色々なものに興味があるのも楽しいこと。

 

でも、逃げて誤魔化して芯がブレブレになってしまうのは困る。

あれこれ目を光らせ満たすには容量が圧倒的に足りてない。

人生、そんな長いもんではないのも現実。

 

そう考えた結果、今年やりたくなったのは、

 

『2フィンガーの徹底的な強化』

 

抱負はこれで決まり。

 

一番使う、一番好き、一番自然に弾けるこの奏法。

これを鍛えずに何をするんだと気が引き締まりました。

 

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大きな格闘技の大会がまた見れて嬉しい

 

興行のごたごた感が垣間見れたり、選手生命の軽視は如何なものか、そこがあまり変わってなさそうなのは残念ではあります。

 

一方、またこうして大晦日に大きなイベントをやるようになったのは嬉しい限り。

 

子供の頃から格闘技を見るのが好きだった身。

PRIDEがある日はバンド練も休むような人間だった自分。

本当に沢山の感動と歓喜をもらいました。

 

那須川選手のああいった姿にショックを受けたのは事実ですが、だからこそ、もっと強く逞しくなった姿を見たくなってしまいますよね。

 

「無理無理!駄目駄目!できっこない!」

 

こんな言葉を安易に吐く凡人では決して真似のできない挑戦をするからこそ、理屈抜きにその姿が輝いて見える、見る者を惹き付けることができる。

 

飽くなき強さへの焦がれ、最強への思い、それがこんなに分かりやすく伝わってくる人間というのは、そうそういるものじゃないはず。

 

外野、ファンなんてのはいつだって無責任で勝手なものかもしれないけど、命かけて戦ってる選手には本当に尊敬の念を抱くしかありません。

 

格闘技、またこれからどんどん見れるようになっていってほしいですね。

 

それもイロモノ的な形ではなし、全盛期のK1、PRIDEの再現みたいなことにもこだわらない方が自分としては嬉しい。

 

ど直球の強さ比べ、熱く大きなイベントの登場に期待!