【ベース談義】 太い音の出し方を考える (22) 指パッチンから考えてみるタッチ

太い音の出し方を考える (22)

 

 

指パッチン

 

特に捻りも何もありません。

親指と中指を主に使って鳴らすあれ。

楽器をやってるどうかにかかわらず、当たり前のように音を鳴らす方法。

 

「指パッチン」と呼ぶのが正しいかどうかはともかく、イメージとして非常に分かりやすく伝わるのではないかと思います。

 

今回はその指パッチンをヒントに、ベースのタッチについて考えていってみたい次第。

 

動画を見て考えてみる

 

正直、指パッチン上手くないのですが、そこは気にしないでもらえると助かります。

 

試したのはパッチン音が鳴らないタッチと鳴るタッチと二種類。

動画内での使い分けがどちらに該当するかは一目一聴瞭然。

どちらが瞬発力に優れているかも言うまでもなし。 

 

www.youtube.com

 

ここで考えてみるべきことは以下の三点。

 

・親指を弦と捉えてみる

・指を短く丸めるようには使わない

・指を長く使いスピードをつけて鳴らすようにする

 

以上について分析していってみたいところ。

 

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【親指を弦と捉えてみる

 

まずもう、弦にまともに触れることすらできない、力を溜めることも伝えることもできないのでは、太い音を鳴らすどころの騒ぎではないでしょう。

 

「そんな事をやるわけがない!」というツッコミが聞こえてきそうですが、これが意外とそうでもなく、出来ていないことが多かったりするから恐ろしい。

 

強く弾こうと振りかぶったり、弦に当てるまでに大きな軌道を描いたり、弦を鳴らす段階ですらない状態で頑張ってしまっているタッチは、決して珍しいものではありません。

 

そうすることでリズムをとっている、間を活かしているなど、無意識にそう弾くのも分かる為、指を振りかぶることの全てを否定するわけではなし。

 

強いアタック音、打音を出すにも有効な方法というのも理解できます。

 

一方、しっかり弦を鳴らしたいのにもかかわらず、弦に満足に触れることもできない、思ったように当てることすらできていないのは明らかにまずい。

 

動画にはしませんでしたが、『親指不在の指パッチン』または『中指を親指に当てるのに苦労してる指パッチン』と考えてみると、疑問が強くなってくるはず。

 

それをベースで実際にやってしまっている傾向があったら要注意。

弦に上手く力を加えることができていない可能性あり。

 

【指を短く丸めるようには使わない

 

言葉にするとちょっと難しいようですが、要は動画でやってた音が鳴らない方法。

 

親指に中指をしっかり当てているのは問題ありません。

力を伝えること自体は可能になります。

 

ただ、問題は瞬発力が全然ないこと。

親指をこするだけになってしまっているということですね。

 

これが親指ではなく弦の場合、妙な方向に引っぱってしまったり、不要にたわんでしまったり、ひっついてきて上手く鳴らせなかったり、様々な弊害が考えられます。

 

力を伝える意識をするのは良しとしても、それを瞬間的に効率良く実践できなければ、弦というのはしっかり鳴ってくれません。

 

指先の方ばかりを意識し、無理に力を入れて弾こうとしても、良い結果にはなかなか繋がらない。

 

弦をなでるようにこねるように弾くのはよろしくありません。

人間が必死こいて頑張ること自体よりも、弦をいかに振動させるかが大事。

 

【指を長く使いスピードをつけて鳴らすようにする

 

またまた言葉にすると困惑するようですが、意識することもやるべきことも簡単。

 

『指パッチン』

 

これが出来るのであれば問題なし。

そのままベースのタッチにも応用してみるのがおすすめ。

 

リラックスして親指と中指を合わせ、特に難しく考えずパッチン鳴らすという、それだけの話。

 

ベースで考えるならば、指が弦に触れている状態からスタート。

そこからスマートかつ、しっかり音を鳴らすという、そんな意識をすると良いのではないかと。

 

もう少し言うならば、「どうやったら瞬発力が出るか?」という課題についてでしょうかね。

 

この点については前述の話とも繋がるように、指を短く使わないこと。

 

要するに、

 

『指を長く使う』

 

これが重要だと考えます。

 

その際、「無理にでも伸ばす!」ということでないのは、指パッチンで考えてみても同じでしょう。

 

最初から思いっきり指を伸ばしておくのは案外疲れるものですし、自由も利きません。

ピン!と伸びきってしまっていて、肝心の瞬発力が生まれづらいのは致命的。

 

使うべき部分と力についても、指先の方である第一関節や第二関節の方を主にするのではなく、もっと指の付け根の方だったり、さらにはもっと大きく長く強く使える部分を活かした方が良い。

 

こう言葉にしていくとやはり難しいようですが、今回のテーマを活かすのであれば、悩んだらとりあえずこれ。

 

『指パッチン』

 

やるべきことを簡単にまとめてみると力も抜けるはず。

 

奥深く見てみるならば、指パッチン時の動きを冷静に観察していくのも良いヒントになるかもしれません。

 

注意するとしたら、「第二関節を主に使おう!」と勘違いしてしまうことですね。

大切なのはパチン!と気持ちよく鳴るスピードとその感覚。

 

柔らかくしなやかに

・瞬発力を活かす

・弦をしっかり振動させる

 

そんなタッチを意識してみることをおすすめします。

 

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楽器を弾く時だけ動作が不自然化する不思議

 

ここ数年強く思うのが、

 

「よくよく考えてみると当たり前にやってた」

 

こう言えてしまうような動作というのが意外とあるんじゃないかってこと。

 

指で数字をあらわすことにしてもそうですし、ジャンケンなんかもそうですね。

PCでもスマホでもゲームでもなんでもそう。

 

一瞬で判断どころか、無意識レベルで体を複雑に使いこなしているという、そんなとんでもないことを実は誰でもやってたりするから面白い。

 

歯磨きなんかはもしかしたら、弓で弾くのと同じようなことなのかもしれませんよね。

 

毎日のようにやるあれ、指先でしゃかしゃかやってるんじゃなくて、動かしているのはもっと肘や腕の方だったり、肩とか脇とかそれこそ背中だったりもするのかな?

 

そう意識してみると、これもまた興味深くなります。

 

だから本当、それら当然にやってることが楽器と完全分離してしまっているというのは非常にもったいないこと、ものすごい遠回りなんじゃないかと疑問になるところ。

 

もちろん、そんな安易なもんじゃないなんてのは言うまでもないし、何でもかんでも無理にひっつけりゃいいって話でもありません。

 

一方、あまりにも難しく認識、違う世界の存在として乖離、過剰に幻想を抱いてしまうというのも、ちょっと抵抗があるかなと。

 

・様々な物事を繋げられる思考力

・肉体を自由に扱える能力

 

なんて言うと、めちゃくちゃ高度な話になってきてしまいそうですが、そんな大げさな話ではなく、

 

「あれ?」

「これ同じじゃね?」

 

「おっ!」

「これ使えんじゃね?」

 

ぐらいに捉えて柔軟に発想できるようにしておくだけでも、全然違うんじゃないかと思います。

 

まぁ、不真面目な話っちゃそうなんですが、このブログでそれを言うのも今更ってもんでしょう。

 

何か少しでヒントになったら万々歳。

ただの時間の無駄だったら忘れて捨てりゃいいだけ。

 

遊べりゃそれでよし。

 

基本コンセプトですね。

 

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