History SZP-2M ミディアムスケールのプレベ その感想

History SZP-2M ミディアムスケールのプレベ

f:id:bakibakibass:20181010232826j:plain

短いスケールと心残り

 

前から気になってたプレベをついに購入。

いや、久しぶりにベース買った気がしますね。

偶然と言うか必然と言うか、お得な出物があったので即決しました。

 

以前から何度か話しているように短いスケールのベースが色々気になっている自分。

新たな可能性を感じるというよりは「心残り」ですかね?

 

真面目に作られているものがほとんど存在していない印象が強い為、そのモヤモヤをどうにかしたいとずっと考えていました。

 

ただ、そこでいきなり冒険するのはちょっと違う。

オーダーメイドで贅沢の限りを尽くすよりもやるべきことがある。

まずはスタンダードな方向で作ったらどうなるのか?

それを知りたかった次第。

 

そこで気になってたのがこのプレベ。

ジャズベも気になるんだけどせっかくなら持ってないタイプがいい。

これでようやく色々チェックできるって感じです。

 

【スポンサーリンク】

 

 

実際に弾いてみた感想

 

なんて言えばいいんでしょうねこれ?

ある意味、拍子抜けってことになるのかな?

 

『普通』

 

想定していたよりも遥かにノーマルな感覚。

ずっと以前から当たり前に存在していたようなそんな印象。

 

「新たな可能性」「未知への挑戦」とか、そういうものが伝わってくる感じではありません。

こんなに無難にまとまってるものなのかと、脱力しちゃうぐらいだったりして?

 

少なくとも、

 

「初心者向けの安物!」

「ゴミ同然オモチャ!」

「女子供の軟弱仕様!」

 

こんなことはまったく思いません。

禁忌とするような扱いをするものではない。

 

もちろん、

 

「お、コンパクトだ」

「フレット間隔狭いな」

「やっぱ短けぇなこれ」

 

こういうことは感じます。

この差がプレイを大きく左右することになる人がいても不思議ではなさそう。

 

でもそれより何より自分的には、

 

『普通感』

 

これにびっくりした次第。

 

スケールを短くすることを頑なに拒否したり、楽器として出来損ない扱いしたりなど、そこまで気嫌いするような理由があるのだろうかと疑問になりました。

 

もっと詰めていけば絶対良い楽器になる、その確信は得られた気がします。

スラップしても特に問題なし。

 

www.youtube.com

 

スケールが短い=楽なのか?

 

自分の感覚から言うと楽になる印象はそれほどなかったのが正直な話。

楽になるどころが違和感の方が強い面もあるぐらいだったり。

 

弦の張りひとつにしてもそうですが、アタック、立ち上がり、タイミング、発音など、それが明らかに変わる為、使いこなしたいのであればこの楽器に完璧に合わせないと駄目だなと。

 

変な話、これって全然初心者向きじゃない気もしました。

 

・確実に弾かないと良い音になってくれない

・力んで弾くと音がすぐ潰れてしまう

・確実に押弦しないとサスティーンの面でもよろしくない

 

でっかいやつをドーン!と鳴らすのはある意味じゃ簡単。

一方、小型でパワフル、地味に馬力を出すのは難しい。

そういうことなんじゃないかと感じた次第。

 

スケールを短くする方向性が避けられてしまう理由も何となく分かった気がします

 

弾き方を変えずそのままの感覚で行くからおかしい、期待するものの方向性がずれている、よく知らずのままに変な誤解が生まれるんじゃないかと思えるところ。

 

自分も含め多くの人が扱い方を分かってない、作ってる方もいまいちポイントが掴めていない、そんな問題が非常に大きいんじゃないかと想像。

 

だから中途半端なままで終わってしまうのかもしれません。

 

楽器自体のクオリティは?

 

値段的なことをあえて除いて話すのであれば、

 

・もうちょっと良い木材にしたい

・セットアップをちゃんとしたい

・バランスがいまいち

 

大まかに気になることを挙げるのならこのあたり。

 

見た目は綺麗でよく出来ています。

定価で5万円前後ぐらいなのかな?

だとしたらかなり頑張ってる楽器と言って良いんじゃないかと。

 

一方、大満足なクオリティかと問われたら答えはNo。

 

トラスロッドの効きが期待通りではないのがまず痛い。

調整口がヘッド側なのも個人的には好みではない。 

持った時のバランスについてもあまり好きではありません。

ヘッドが大きく重いままなのでもうちょい工夫が欲しい感じ。

 

だからこそのスタンダード感と鳴りなのかもしれないけど、フルスケール感を過剰に求めるのも本末転倒感、ちょっと違う気がしてしまうところ。

 

もっと頑丈でバランスも改善、それだけでかなり良くなりそうなのは確か。

でもそうするとコストが上がって会社としてもユーザ的にもよろしくはなさそう。

 

セットアップにしても正直、デフォのままはいただけませんでした。

前オーナーが変更した可能性も高いですが、そういう問題ではないだろう点が結構あります。

 

自分がいじるとしたら、

 

・ブリッジの位置

・駒の調整

・ナットの溝

・ネックジョイントの処理

 

このへんは確実に変更したいかな?

 

見た目には綺麗でよく出来ているようでも決して弾きやすいわけではなし。

道具として頑丈で安心かと言うと手放しでOKということにはなりません。

 

値段を考えれば十分及第点、むしろ、良い時代になったと感心すらしてしまいますが、楽器としてさらに上を求めるのであればやはり、もっと贅沢を言いたくなってしまうのが本音。

 

マッチングヘッドとかミントグリーンのピックガードとかイカしてますし、ネックジョイントやザグリとか見ても「さすがは国産!」と言いたくなります。

 

でも個人的にはもっと音を優先したい。

もっと頑丈で弾きやすいよう実用性の方を重視したい。

 

その綺麗な分をもっと頑丈なネック、詰まったボディなど、できることならそっちに回すことに期待したくなっちゃうかなと。

 

【スポンサーリンク】
 

 

面白い存在なのは間違いない

 

この仕様の楽器のあるべき姿に迷いが生じそうなのは確か。

フルスケールのサウンドを求めるのはやっぱり違うと思うのも確か。

 

しかしそれで全てを否定するなんてのはおかしな話。

ミディアムケールは使えないゴミなんてことは有り得ない。

分からない部分が多いからこそ、もっと試行錯誤していくべきなんじゃないかと強く感じた次第。

 

そりゃケチつけようと思えばいくらでも文句言えそうですが、それって邪魔な先入観や固定感が働いてる状態なのも否定できないですよね。

 

日本人がせっせと大型の楽器を求めたり本格派を目指そうと頑張ってる中、海外の方から33インチとか出たり小型のベースが発展していったり、それにどうにも納得ができなかったりします。

 

前述の通り、短いからと必ずしも楽になるとは言えない部分もありますが、でもやっぱりそこにある差は確かに感じます。

 

1フレット1フィンガーとかやると露骨ですね。

条件的にこんな変わるかとあらためて痛感。

必死こいて指を広げて得られるものって何なのかと考えてしまいます。

 

イメージ先行で苦労したり、不利な条件を自ら求めたりそれに酔ったり、なんかこうそういうのって釈然としないなと。 

短いスケールを自分が実際に使うか絶賛するかどうかはともかく、もっと多くの選択肢があったら面白くなるだろうにと思います。

 

個人的にはミディアムスケールの6弦ベース、それでしかもシンプルでスタンダードな方向性を持っているものがあったら興味が湧くところ。

 

もっと立ち上がり良く、発音良く、ピッチ良く、バランス良く、とにかく頑丈。

そんなミディアムスケールのベースがあったら絶対楽しい。

今の世の中だったらそれが実現不可能なはずがない。

 

「短いスケール=安易な逃げ」とか「初心者向けの安物」だの、そういう偏見ありありに見下しては作らないでほしいですよね。

 

「もっと攻める為の短いスケール!」

 

こう断言するぐらいのベースが登場してくれたら面白い。

強烈なパンチに期待ですね。

 

【スポンサーリンク】
 

 

 

【関連&おすすめ記事】

www.pompombass.com

 

www.pompombass.com

 

www.pompombass.com

 

www.pompombass.com

 

www.pompombass.com

 

www.pompombass.com