Marcus MillerとMarkBass もはやベースアンプは軽量の時代?

Marcus MillerとMarkBass

 

フェンダーでもSWRでもないマーカスミラー!?

 

いや、これ全然知りませんでした。

 

最近はあの77年のジャズベじゃないやつを使ってるとか、それぐらいの情報は入ってましたが、まさかマークベースと契約してるとはびっくり仰天。

 

SWRのイメージが強いのはもちろん、そこからEBS、またSWRに戻った流れだったかな?

 

詳細は分かりませんが、SWRは現在フェンダー傘下のはずなので、そのあたりの契約の問題とかもあったってことでしょうかね?

 

いやほんと、77年のジャズベとSWRを弾いてないマーカスとか、ちょっと想像できませんでしたよね。

 

これも時代の流れと言うべきか、軽く衝撃を受けています。

 

MARCUS MILLER 104 CAB

 

マーカスがマークベースを使ってると知ったきっかけがこのキャビネット。

 

もはやスタンダード中のスタンダード、10インチ×4のスタイル。

「マーカスと言ったらこれ!」みたいなイメージもあります。

 

しかしま~、今の世の中ってのは凄いですね。

調べててひっくり返りそうになったのはその重量。

 

『22.2kg』

 

「なんじゃそりゃ!?」

 

って感じですマジで。

 

自分が持ってるバグエンドの15インチ1発のキャビが25kgぐらい。

それよりでっかいくせに軽いとか、わけが分かりません。

 

もちろん単純比較はできないけど、それにしたって一昔前じゃ考えれられない、有り得ない話だと驚愕するしかない。

 

車移動がメイン、キャビも常に持ち運びたいなんて人の場合、これは超強力な味方になってくれるでしょうね。

 

搬入から片付けまで一人で全部こなすとなると、『軽い』ってことがどれだけありがたいか助かるか、想像するだけで涙ものではないかと。

 

フロアモニターとしても使えるように角度が付いているなど、このあたりも面白そうなポイント。

 

万能アンプみたいな感じで使えるなら、かなり心強い味方になってくれるはず。

 

音質的には恐らく、ネオジム特有のキャラが出てしまっているだろうと想像しますし、超重量級のサウンドを期待するのはやっぱり違うんじゃないかと思います。

 

エピファニなんかでも、自分は旧タイプの方が好きでした。

10インチ3発のモデルが30kgぐらいだったかな?

あえて重い方を探して手に入れた記憶。

 

でもこうなってくるともう、そういうこっちゃないですよね。

 

「アンプは重い物?」

「だから良い音する?」

「それで終わらすの?」

 

こんなチャレンジャーなものを感じてしまうところ。

ベースアンプの世界がまた変わってきているのかもしれませんね。

 

MARKBASS  MARCUS MILLER 104 CAB

MARKBASS MARCUS MILLER 104 CAB

 

MARCUS MILLER 102 CAB

 

10インチ×2のタイプも出ているらしいマーカスキャビ。

こちらも軽量な仕上がりで『18.3kg』

 

ただ、4発の方と比較するとそこまで軽くはない印象がありますよね。

 

真横にスピーカー並べるのではない方式、あえて箱を大きく設計しているように見えるので、たぶんその影響かと思われます。

 

超絶小型軽量もやろうとすればできるってか、実際にそのタイプも出してるマークベース。

 

一見は便利そうなこのタイプの問題は何か?

 

それは、

 

『物足りない感』

 

これが強いことでしょう。 

 

バランスよくフルレンジに鳴らせそうなんだけど、低音も音量も中途半端になりがちという、そのあたりが課題になる印象。

 

横並び方式ではない10インチ×2のキャビの前例、実例を挙げるならばバグエンド。

 

あれも斜めにスピーカーを配置、高さとサイズを確保しているスタイル。

奥行きもあるので量感も十分という、さすがな仕上がりでした

 

このマーカスキャビの実力がどんなものかはまだ分かりませんが、安易なシグネチャーモデルでないのは間違いない気がしますね。

 

こちらも4発の方と同様、角度を付けられる設計になっているようですし、非常に面白そうな存在です。

 

これ単体で済んでしまうぐらいの量感とクオリティであれば、めっちゃ使い勝手良さそう。

それこそ、これのスタックなんてのも有りだったりして?

 

MARKBASS  MARCUS MILLER 102 CAB

MARKBASS MARCUS MILLER 102 CAB

 

LITTLE MARCUS アンプヘッド

 

今や存在が常識になった感もある軽量小型のアンプヘッド。

 

最初に有名になったのはやはり、ウォルターウッズではないかと。

と言うか、このスタイルを広めた張本人ですかね?

 

個人的にはそこまでフラットともハイファイとも思わない、案外、癖の強いアンプだと認識していますが、第一人者的存在なのは間違いないでしょう。

 

そして続いたのが、アコースティックイメージとマークベース。

この二社かなと感じるところ。

 

一時期こぞって色々なベーアンメーカーが軽量ヘッドを出していた気もしますが、生き残ったのは結局、この二社、三社だったんじゃないかと。

 

ウォルターウッズは殿堂入りとして、アコイメとマークベースの二強ってイメージかな?

規模的なことを言えば、マークベース一強ですかね?

 

なんでマークベースが受けたのかを弾く側から見て感じるのは、

 

『自由度』

『アンプらしさ』

『オリジナリティ』

 

これなんじゃないかと想像。

 

個人的には好きではないのが「アンプらしさ」を過剰にするスタイル。

エフェクターを通すかのごとき味付けが苦手です。

 

一方、そのわざとらしさ、分かりやすいサウンドが好きだと言うのも理解できます。

超ハイファイ、オーディオ的にクリーンとか言われたってピンと来ませんもんね。

 

そのあたりの葛藤と塩梅の丁度いいところを見つけたのが、マークベースの美味しさなんじゃないかと考えています。

 

・バホ!ブベ~!って言うだけのベーアンはもう古い

・かと言ってあまり綺麗すぎるのも疑問

・使うジャンルを固定してしまうような癖を押し付けられるのも困る

・小型軽量でもベースをガツン!と鳴らしたい

 

こういう希望に応えようとしているアンプだからこそ、今の勢いと人気を獲得しているんでしょうね。

 

マーカスが使用しているというのも、それが極まったということなのかもしれません。

 

ロック、メタル、ファンク、フュージョン、ジャズなどなど、使ってる人の幅も広いなんてもんじゃない。

 

シンプルなベースサウンドを愛する人、積極的に音をつくる人、アコースティックなサウンドを求める人、それこそコントラバスでも使用したり、よくよく考えると、なかなか有り得ないことをやっているアンプだと感心してしまいます。

 

しかも重さは

 

『2kg台』

 

すんげぇ~時代ですわほんと。

 

現在、マーカスヘッドは4機種出ているようですが、プリアンプは共通っぽいかな?

サイズと重量はどれもほぼ変わらないみたいですし、出力で判断すれば良さそうな感じ。

 

軽量アンプの類は数値ほどの音量が出なかったりすることもある為、個人的に選ぶなら一番出力の高いやつか、真ん中あたりの丁度良さそうなやつですね。

 

ちなみに、このリトルマーカスシリーズ。

 

『250』『800』『1000』とモデル名に入っているのに対し、500Wのモデルだけがそのものすばり、

 

『Little Marcus』

 

この表記だけの様子。

これが基本モデルってことかもしれませんね。

 MARKBASS LITTLE MARCUS

MARKBASS LITTLE MARCUS

 

変わっていってほしいベースアンプの世界

 

軽量小型なスタイル、その是非が問われるだろう中、確固たる地位を築き上げている感のあるマークベース。

 

こうなってくると魅力の一つとして、

 

『値段』

 

これも大きくなってきますよね。

 

高性能なアンプを量産できる体制が整っているという、その恩恵を受けられる意味はものすごく大きい。

 

小型軽量で大出力のアンプはウォルターウッズしかなかったなんて時代と比べたら、ま~、卒倒もんですよこれ。

 

10インチ×4のキャビを2個用意、合計8発の冷蔵庫方式にしてヘッドを入れても50kgいかないとか、ちょっと意味分かりませんもんね。

 

この仕様が本当に良いのかどうか、推奨してるかどうかはともかく、そういう使い方が現実に可能、しかも手に入りやすく扱いやすい状況でもあるとか、冷静に考えなくてもおかしい。

 

恐ろしいぐらい豊かで恵まれている世界になってると痛感させられます。

 

『ベースアンプが嫌い』なんて記事を書いたこともありますが、ここまでの進化と軽量っぷり、流通状況などを考えると、無視してばかりもいられんって気分になってきますね。

 

少なくとも、古臭い冷蔵庫タイプのやつが鎮座してるぐらいだったら、マークベースの方に変わっていってほしいかな?

 

マークベースが完璧なアンプ、好きなアンプとは考えていませんし、それを言ったらそもそもの話、ベースアンプは好みではない自分。

 

一方、そんな愚痴ばかりも言ってられないのが現実なのも確か。

備え付けのアンプがフルレンジで使えるアンプだったら、こんな嬉しいことはありません。

 

バンバン変わっていってほしいですねベースアンプの世界。

 

「ロック?」

「ジャズ?」

「クラシック?」

「好きにしな!」

 

こういうアンプが当たり前に普及していったら万々歳!

 

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