究極の電池? アルカリ超えの凄い奴? 9V・006Pの極み?

究極の9V電池!?

 

EMGと究極の電池

 

存在を知ったのは20年ぐらい前のこと。

Player誌のEMGの広告と一緒に載っていたインパクトが忘れられません。

 

何が凄いって、

 

『1400円』

 

電池一個でこの値段だったという、その意味不明さに圧倒された次第。

 

「アルカリの数倍の容量!」

「アクティブ使いこなしたきゃ電池にもこだわれ!」

 

あの広告には結構な刺激を受けましたね。

 

この広告、その一回だけしか見たことがありません。

しかし、いまだに忘れられない思い出の一つです。

 

ULTRA LIFE リチウム電池

 

その衝撃の電池。

アルカリやマンガンのように分類するならば、

 

『リチウム電池』

 

というものになるそうな。

 

公式によると容量は、

 

【1.2Ah】

 

東芝IMPULSEの充電式9V電池が200mAh。

単純にその6倍の容量があることになります。

 

公式によるとアルカリ電池の5倍。

マンガン電池の10倍だそうな。

 

まぁ、あれです。

 

『化け物』

 

こんな電池があるんだなと。

 

「いや、充電式の得じゃん!」なんて声も聞こえてきそうですが、この手の電池の問題は公称電圧が8.4Vであるものが多いということ。

 

要するに『低い』

 

大出力だったりアクティブで積極的にブーストもするなんてベースの場合、最初から電圧が弱い可能性がある電池はいただけません。

 

やっぱり、余裕があって元気のあるやつが一番ですね。

その意味でこの電池ほど頼れる存在はないんじゃないかと。

 

ちなみにですが、

 

『リチウムイオン電池』

 

充電式のこの電池とは違うのでそこは要注意。

 

まぎらわしいですが、リチウム電池は充電池ではありません。

その点を誤ると危険、絶対に間違ってはいけません。

 

問題点について

 

高い

 

値段が高いのは言うまでもなく深刻な問題。

容量に余裕があるからこそ逆に困ることがあります。

 

『替え時が分からない』

 

トラブルを防ぐ意味ではやはり、神経質なぐらいに電池は交換したいもの。

いざ本番で音が出ないとか痩せ細ってるとか、まったく笑えません。

 

その意味でこの電池は逆に扱いづらいリスクがあります。

 

でかい

 

大問題と言うより致命的なのがこれ。

 

この電池、通常のものよりちょっと大きい為、なんと、

 

『入らない』

 

このリスクがあります。

 

実際、自分のベースの電池ボックスには入りませんでした。

ガタつきがないようにタイトな設計になっている為、ちょっとのサイズ違いが命取りになるわけですね。

 

ザグリに余裕のあるベース、スペースのある機器でないと使用することすらできない可能性があるので、これが実に残念なところ。

 

本当はもっと使ってみたいんですが、充電式のパワーサプライもある現在、無理にこれを使用する理由がないのが惜しい。

 

足元を超シンプルに一個か二個のペダルで済ますとか、電池至上主義者なんてことでもない限り、手放しでの推奨はできない、難のある電池なのが正直な話。

 

分からない

 

なんだそりゃって話ですが、使用している人に会ったことがないのと、そもそも楽器用にどうなんだってのが分からないという、これまた結構なリスクを感じるのも本音。

 

一時期、実際に使用していましたが、そのベースに搭載していたバッファが超低消費電力だったこともあり、どこまで違うのかって手応えはよく分かりませんでした。

 

低消費電力なので、ただでさえ替え時に迷うような状態。

アルカリでも特に問題を感じていなかった為、この電池では交換のタイミングを把握することが困難だった印象。

 

とにかくデータを得るのが大変、未知な点が多いのが辛い。

品質が安定しているのどうかも不明。

 

人におすすめして良いのか実は微妙、難儀な存在です。

 

まさに浪漫

 

実用性で言えばアルカリで十分。

入手が容易、流通的にも安心。

過剰を求める意味は感じません、

 

でもやっぱりこれですね。

 

『ロマン』

 

この曖昧でどうしようもないやつに心を動かされてしまいます。

 

普通に考えて、電池に過剰なスペックとか求めても仕方ないし、消耗品にスペシャルを求めるのはリスクもあるわけです。

 

それがなくなった時、使うべきものが存在しなくなってしまう。

何を使っても満足できなくなるという、そういう恐れがある。

 

だからこそ、ハマっちゃうとやばいですよね。

 

「凄い燃料!」

 

こんなことを聞かされると、心ときめいてしまう自分の幼稚さ。

しかし、時にはそれに正直になりたくもなるのがなんとも面白い。

 

まさしく、

 

『浪漫電池』

リチウム電池 U9VL 9V 1.2Ah 006P形 角型

おすすめはしませんが、面白いものが存在するのは確か。

 

現在、自分のベースに入れることはできませんが、どっかしらにぶっ込んでおきたいとは考えてしまう次第。

 

またE-BOWとか手に入れる機会があったら、それも試してみたいなと。

 

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