ローB弦の鳴らし方のコツ 5弦ベース、6弦、多弦の肝 まずはタッチ

ローB弦を鳴らすコツ・そのタッチの意識について

 

ローB弦を鳴らすテスト動画

 

まずはこの動画をどうぞ。

 

あえて酷い弾き方をした後、ローB弦がしっかり鳴るように弾いています。

弾き方が悪いと音のピークがめちゃくちゃ遅れてやってくるのが分かるはず。

 

電気的な部分の反応を目視できた方が具体的で分かりやすいかと思った為、パワーアンプのLEDにカメラを近付けて撮っています。

 

低音が出るヘッドホンとかだとよりハッキリ違いが分かるかと。

 

www.youtube.com

 

低音とピークが遅れてやってくるのは最悪

 

動画を見ていただければ分かる通り、ローB弦は弾き方が悪いと大変なことになります。

 

2秒か3秒遅れて一番太い音とピークでやってくると考えれば、それがどれだけ一大事なのかが分かるというもの。

 

自分の音にわけの分からないディレイがクソ遅くかけられていると思ってください。

 

これじゃリズム感がどうとか、グルーブの真髄どうのの騒ぎじゃないですよね。

大袈裟ではなく、演奏にならないと言っても過言ではありません。

 

この音の遅れを計算してやっているということならともかく、ローBの立ち上がりや音程感に悩んでいるのにもかかわらず、こんな弾き方をやっていてはどうにもならない。

 

EQでローをブーストしようがコンプで揃えようとしようが無駄。

ハイエンドベースや高級プリアンプにこだわってもまったく意味なし。

 

根本的なタッチを見直すべきだと考えます。

 

なぜ酷い音になってしまうのか?

 

この酷い音を生むタッチがどんなものか簡単に言いますと、

 

・横方向に強く引っぱる

・ひっかくように弾く

・最悪は爪が当たる

 

こんな条件が該当します。

 

残念ながらローB弦というのは張りが弱いもの。

もっと極太弦にすればいいかと言うとそうでもないから、また話が難しい。

 

倍音が減ったりおかしな響きになったり、それではかえって音程感がなくなってしまうことにもなりかねません。

 

とは言え、あまりにゆるゆるすぎていては困るのも事実だし、このあたりのバランスの取り方に頭を悩ませるものがあります。

 

一つには要するに、

 

『弦が暴れやすい』

 

これが難しさの原因であると考えます。

 

横に思いっきり引っぱってしまう弾き方である場合、ローB弦はいとも簡単にたわんでしまうから厄介。

 

それだけ振幅が暴れて制御できなくなったり、音のピークとそのポイントが分かりづらくもなってしまうのが現実。

 

ここであれです、

 

「音程感がない・・」

「アタックがない・・」

「ブヨブヨして迫力が・・」

 

「もっと強く弾こう!」

 

なんてやってしまうと悪化の一途をたどるだけ。

 

特に、ジャズベース系のシングルコイルだと反応と磁界がシビアな為、一生懸命に横に引っぱってると余計に酷いことになりますね。

 

自分が使用するジラウドのブラッククラウドは、超高速レスポンスが醍醐味のベース。

ただでさえ速いのに、さらにホンジュラスマホガニーのリミテッド仕様。

電気的にもジラウド最速仕様のフルチューン。

 

それでさえ、タッチが酷いとあんな有様です。

 

5弦ベース、6弦、それ以上の多弦、何を弾くにもまずはタッチを見直すのがおすすめ。

 

縦振動のタッチの意識で劇的に変わる

 

このブログではお馴染みどころではない縦振動のタッチ。

 

どこでも何度でも名前を出すようですが、それだけ有効ということです。

と言うか、本当に基礎の部分の話なので、様々な部分への影響があって当然なわけですね。

 

『縦振動の音!』

 

みたいな感じに、ただ一つの音だけを限定してイメージするとか特殊な奏法だと考えるのは、完全な誤りであると言っても過言ではないでしょう。

 

当然、ど頭の動画でも意識して使い分けています。

  

具体的にどうするかと言いますと、

 

・まず垂直に軽く押しこむ

・弦は絶対に引っぱらない

・指をそのまま通す様に弾く

 

これを意識して鳴らすだけでも音が激変します。

 

繰り返すようですが、シビアなシングルコイルなどなら尚更ですね。

力任せに弾いてもどうにもなりません。

 

いかにローB弦が暴れないようにスムーズに弾くか、効率よく増幅できるように鳴らすか、それに気付いて意識して弾けば、過剰なブースト地獄に陥ることもなくなっていくはず。

 

これについては、ローB弦に限った話ではなく、他の弦、ベースプレイそのものについても同じことが言えますね。

 

理屈抜きのゴリ押しサウンドが格好良いのも確かな一方、見せかけだけのサウンドになってしまっている場合、大体の場合において弦そのものは大して振動していない、肝心の鳴り自体は乏しかったりするのが現実。

 

いくら強く弾いても音が太くならない、バンドの中で存在感がなかったり、グルーブの実感も得られないなんて心当たりがあるようなら、やはり、タッチを見直してみるべき。

 

少なくとも、一番出したい太い音が2秒も3秒も遅れてやってくるなんて弾き方をしていてはいけません。

 

シンプルな8ビートの刻みとかにしても、この音の遅れは致命的ですよね。

 

下手すると、ベースの本当に太い音を知らぬまま、自分の理想のサウンドを掴めないまま、一生を終えることになる可能性すらあるわけです。

 

縦振動のタッチへの取り組みというのは本当、

 

「やらない理由がない!」

 

こう言いたいですね。

 

声を大にしておきます。

 

意識しなければそのまま変わらない

 

これはほんと、10年遠回りしてきた人間が言うんだから間違いありません。

 

「経験と叩き上げが全て!」

 

なんて思ってましたが、見事なぐらい音は細いままでした。

と言うか、変なこだわりや癖が生まれるほど、状況は悪化していきます。

 

「ブッとい音出してやる!」

 

この決意とタッチの見直しにより、音が変わっていったのを実感する次第。

 

・意識すればその日の内に変わるかもしれない

・来週には別人になっていたっておかしくない

・一年後は遥か遠くの領域にいることだって有り得る

 

胡散くさい話のようですが、正しい積み重ねってこういうことだと思うんですよね。

1を積み重ねるから力になるのであって、0かマイナスのままではどうにもならない。

 

意識しなければそのままの可能性が高いから恐ろしい。

 

多弦ベースと言えば、35インチや36インチなどのスーパーロングスケールも珍しくありませんが、それも弾き方が悪ければどうにもなりません。

 

ローBって鳴らし方が本当に難しい弦なので、スケールを変えたから全部解決したなんて都合の良いことはないと考えます。

 

プリアンプやコンプ、エフェクターで何とかしようというのもかなり厳しいし、根本的に遅れまくってるとか音が出ていないのでは本末転倒。

 

自分の音に疑問があるならばまず、弦をちょっと押しこんでみましょう。

そこからスムーズに綺麗に鳴らすようにしてみましょう。

 

それだけのことでも音ってビックリするぐらい変わります。

 

ローB弦をブッとく確実に鳴らしたいなら絶対おすすめ!

 

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