ボツ奏法 3フィンガーと1フィンガーのアップストロークを組み合わせる

THE・ボツ奏法

 

3フィンガーと1弦4音のパターン

 

高速な6連など、そういったフレーズを弾くのに分かりやすく活躍してくれるのが3フィンガー。

 

ただこれって、1本の弦に対して3音を鳴らすパターンでないと難しい面があります。

1本の弦に対して4音を鳴らすとなると、右手の認識が複雑なことになっていってしまう。

 

たとえば、2弦の12F・14F・15Fを順に鳴らすとしましょう。

12Fは薬指、14Fは中指・15Fは人差し指の3フィンガーで弾くとします。

これを繰り返して弾きます。

 

この場合、12Fを弾くのは常に薬指になりますし、他も同じ。

頭の音を薬指で鳴らすようにすると認識が楽になるんですよね。

2弦だけではなく、他の弦に移動する際もスムーズに弾けます。

 

深く考えず、単純作業のようにできるとも言えそうです。

 

しかし、ここで1本の弦に対して4音のパターンを弾くとなると、話が一気に変わってきてしまうから困るところ。

 

たとえば、12F・13F・14F・15Fと半音ずつ上がっていくパターンを弾くとしましょう。

12Fは薬指、13Fは中指、14Fは人差し指と、ここまでは同じように弾きます。

 

問題は次の15Fフレット以降です。

 

15Fを薬指で弾いて最初の12Fに戻る場合、そこで使うのが中指になってしまうとなると、これがけっこう厄介なんですよね。

 

そのままの動きをキープしてればいいって話なんだけど、微妙なニュアンス・アクセントの違いってのが出てしまいますし、他の弦への移動も難しくなる。

 

左手を動かさずにシンプルに刻むにしても、8分音符・16分音符を3フィンガーで粒を揃えて綺麗に弾くというのは、なかなかに高度です。

 

本気で使おうと思ったら、ゆっくりも速くも徹底的に練習し、「今どの指を使って弾いているのか?」という認識を高めていくしかないように感じる次第。

 

1フィンガーのアップストロークを追加

 

ここで自分が考えたのが、1フィンガーの応用。

 

以前、動画にもしたこれを使います。

 

www.youtube.com

 

薬・中・人差し指の順で弾いた後、そこにこの人差し指のアップを加えてみてはどうだろうかという思いつき。

 

これならいつでも頭の音を薬指で弾くことが可能になるし、進化した3フィンガーにすることもできるかもしれんぞと。

 

で、試しにちょっと動画も撮ってみました。

3フィンガー+人差し指のアップストローク追加という弾き方です。

 

www.youtube.com

 

問題が山積

 

一見は良さそうなんですが、これ、相当に難しいですね。

 

ただでさえ、音量・粒立ちを揃えるのは難しいのが3フィンガー。

 

そこに加え、弱くなりがちなアップストロークが加わるとなると、リズムも音質も均一に保つのは至難の業としか言いようがない。

 

また、根本的なことを言えば、

 

「3フィンガーで1弦4音のパターンはあんま弾かない」

 

これが自分の中にある為、そもそも必要性が微妙そうなのが何ともアレです。

 

16分音符を力強く刻みたいなんて場合、人差し指のアップストロークじゃ物足りないし、第一、けっこう疲れる奏法なので、用途もかなり限定されそうだなと。

 

いや~、面白くはあるんですけどねぇ。

 

本当の非常時、ガチガチに決めたパターン、どうしても使わざるを得ないって時にしか自分にとっては出番がなさそうな奏法です。

 

今はボツ でも先がどうなるかは分からない

 

 自分のモットーと言いますか、ただの遊びと言いますか、

 

『使えるもんは使えたい』

 

これで救われたことが多々あるので、一応はストックしておきたいところ。

 

なんでしょうね?

 

真剣に取り組まなくても認識しておくだけでも違うと言いますか、普段から自分の体を自由に使えるようにしておくと、ある日、それが役立つことがあったりするんですよね。

 

「3フィンガーなんか使わねーかぁ」なんて考えてたら、バリバリ使うしかない状況に追い込まれたこととか実際にありました。

 

あの時はほんと、

 

「やっといて良かった・・!」

 

と、心底思ったものです。

 

考え方として、

 

・好きでもないものを無理にやる必要はない

・退屈に高めようなんてしなくてもいい

・中途半端な技なんか必要ない

 

これも確かにそうだと思うんですが、でもやっぱり、未知でもなんでも自分の中にストックしておくことは大切なんじゃないかと感じる次第。

 

お子ちゃまの頃はぜんぜん理解できなかったとか、よくある話ですよね。

今になって役立つことが分かったとか、ハマってしまったとか、人生、何が起きるか分かりません。

 

今回のやつは自分の中ではほぼボツ案件ですが、しかしまぁ、こういう弾き方もあるんだと認識できたことには、意味と価値があるかなと考えます。

 

ってか、そんな真面目な話でなくとも、一つ遊びが増えたってだけで自分的には十分な価値がありますね、

 

「また使える指が増えたぜ!」

 

これだけでニヤニヤできます。