縦振動のタッチの練習とOPB
タッチを鍛えたいのであればOPB。
まずこれが一番分かりやすいし、手っ取り早くもあります。
とにかく磁界が限定的であり、相当ピンポイントに弾かないと太い音がしてくれません。
タッチが悪いと実に情けない音になってしまうという、それが練習にもってこいなわけですね。
「そんな差が出るわけない!」
ここでそんな発想になってしまう人は実際に弾いたことがないか、JFDT-HAのような高速アンプを知らない人でしょう。
本当に笑ってしまうぐらい、露骨なレベルでタッチの差が出ます。
そして泣きが入ります。練習したくなります。
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OPBは手放してしまった
以前、古い国産のOPBを所有していたのですが、懐事情に困ったのとメインのブラッククラウドを入手したこともあり、それは手放してしまいました。
総合的な難しさで言えば、フルチューンのブラッククラウドの方が上だと感じますし、断捨離的な意味でもOPBの必要性がそこまでないかなと考えた次第。
ただ、その超シンプルな分かりやすさ、筋トレ用、自分いじめ用のベースがたま~に欲しくなるのが正直な話。
筋トレって言い方をするのも本当はちょっと違うし、力でどうにかなるものじゃない一方、そういう気分になった時になんかいい感じにハマるベースというのがあったりする。
そんな時、色々な意味でOPBみたいなハードモードな1本があると実に良い。
逃げ道がほとんど存在しない分、ストイックに自分を鍛えることができます。
ジャズベを改造してみたい
今もこれからもほぼ使用することがないであろうこのジャズベース。
電気的な実験のために使用することはあっても、メインになることなどは有り得ない。
特別、素晴らしい楽器だとも思っていません。
ただ、苦労して塗装を剥がしたり、PU交換、ブリッジ交換、ネック交換をやってみたり、好き勝手にあれこれいじってきたこともあってか、それなりに愛着があるんですよね。
人に譲る気もなし、売っても価値なし。
となると、何か個性と目的を与えて特化させたいと考えるところ。
そこで思ったのは、
「OPBのPUをのせるか?」
ということ。
サイズ的にどうなのかとかまったく分かりませんが、少なくともプレベのPUを載せるよりは遥かに楽だし、多少の荒いザグリなんかはピックガードで隠せます。
これ以上ベースを無駄に増やしたくないし、新しい楽器を長い年月かけて育てられる自信もありません。
そうなるとやはり、今あるこいつを別物にしてしまうのが面白そうだなと。
変に器用でオールラウンドな方向なんか求めず、タッチのトレーニング用に特化させてみようかと企んでいます。
フラットワウンドにOPBのPUという、これがやっぱり欲しい。
良い感じのスタート地点になってくれたら最高ですね。