ベースと速弾き (8) フィンガーランプの効果とそのすすめ

ベースとフィンガーランプ

 

今やすっかり定番アイテムと化した感もあるフィンガーランプ。

簡単に言うなら指が深く入らないようにするための板。

それによって音量も粒も揃えやすくなります。

 

どんなプレイヤーが使っているか参考にするならば、

 

『マシュー・ギャリソン』

『リチャード・ボナ』

『ゲイリー・ウィリス』

 

この3人を見ればとりあえず分かりやすいでしょう。

 

これは本当、使ってみるとびっくりするぐらい弾き心地が変わります。

必需品にしてもおかしくないぐらいのポテンシャルを持ってます。

 

・もっとスムーズに弾きたい!

・もっと粒を揃えたい!

・もっと楽に速く弾きたい!

 

こんな希望を持っているならば是非、一度試してみましょう。

現代的な速弾きを志すのであれば、かなりおすすめな存在です。

 

フィンガーランプは邪道?卑怯?

 

中にはこういう見方をする人もいるかと想像するのがフィンガーランプ。

 

道具を利用してタッチを変えようとかサウンドを揃えようとか、その部分だけを見ると確かに、違和感や抵抗を覚えるのも分かる話ではあります。

 

まずは何も補助なしに弾けてこそだろうと考えるのも理解できるかもしれません。

 

しかしです。

それってもう、めっちゃくちゃ今更な話だと思うんですよね。

「絶対に道具なんか頼るな!」とか言い出しちゃったらキリがありません。

実に多くのところでその邪道、卑怯がまかり通ってしまっているからです。

 

「スラップにピックガードなんか邪道!」

これを言いだしたら大変です。

結構な確率と数で世の中を取り締まらなければいけなくなります。

 

「スラップにPUフェンス使うとか卑怯!」

いや~、やばい意見ですよね。

マーカス・ミラーを否定しないといけません。

 

「フェンスとかそもそも要らない!」

ジェマーソンのスタイルを否定するのは怖いですね~。

1フィンガーとあのフォームは邪道だと唱える必要があります。

 

「スポンジとか異物が許せない!」

これもジェマーソンを否定しないといけませんよね。

道具を使うのは卑怯であると言うなら当然アウトでしょう。

 

「ピックとかベースじゃない!」

アンソニー・ジャクソンもスティーブ・スワローも論外という主張。

エレキベースなんか楽器じゃないってやつにも近いですねこれ。

 

とまぁ、道具を使うのが許せない、卑怯、純粋じゃない音楽的じゃないとか、そんなのは考えるだけアホらしいことだと自分は感じる次第。

 

PUの上に指を置くのも卑怯、PUをランプ代わりに使うのも邪道とか言い出しちゃったらほんと、ジャコなども否定しないといけなくなるし、どんどん大ごとになっていってしまいます。

 

指を安定させるのにPUを使うとか、そんなの当たり前だったりしますからね。

それを延長したものがランプと考えれば、特に何もおかしなことはないし、変な先入観を持つ必要も糾弾する必要もないはず。

 

考えるだけ無駄、主張するだけ馬鹿馬鹿しい話かなと。

 

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フィンガーランプは自作がおすすめ


ホームセンターで買ったエボニーかローズの板で自作したフィンガーランプです。

 

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ポイントは指板のRに合わせるのではなく、高音弦の方が低くなるように作ったこと。

自分の弦高調整の場合、こうしないと均一感が得られない為、そのあたりを地道に詰めていくには自作した方が逆に手間がなく、実際使うにもしっくりも来ます。

 

一方、Rも何もない板っきれを貼り付ける方が好きって人もいるかと思います。

スペースを極力なくして完全な均一感を求めるのも有りですし、どういう方法が良いかを見つけるためにもやはり、自分に合うものを作るというのが大事ですね。

 

弦に超接近させるか、余裕を持たせるか、その調整もめちゃくちゃ重要。

指がまったく当たらないぐらいに低いのでは、せっかく取り付けても意味がありません。

 

タッチと好みによっては逆効果になることも当然ありえますので、その落としどころを見つけるのがフィンガーランプを使いこなす重要なポイントになるでしょう。 

 

良い感じに調整していくとビックリするぐらい滑らかに楽に弾けるようになります。

 

フィンガーランプで脱力したタッチを身に付けるのもおすすめ

 

指が深く入らない、弦にベッタリ触れて弾くのが難しくなる意味では、必然的に力任せのタッチでは通用しないということになるのも面白いポイントですね。

 

スピードとタイミングに優れたタッチでないと、ランプを装着したベースではなかなか良い音がしてくれません。

これはフィンガーランプを装着していないベースにおいても同じことが言えますが、ランプ付きの方がより高度に的確に求められる印象。

 

シビアなセッティングのフィンガーランプ付きベース。

これでパンチとボトム豊か、音程感も良いサウンドを実現するというのは、ま~、並大抵のことではありません。

 

大体の場合、スカスカで腰抜けな音になって終わりです。

そう簡単には鳴らせない楽器になってしまう為、それが要因でフィンガーランプに対する誤解が広まるのかとも推測するところ。

 

でも、ちゃんとそれにあったタッチを身に着け、弦もしっかり鳴らせるようになれば、フィンガーランプがあっても良い音は鳴らせるようになります。

もちろん、速弾きにもバッチリ効果を期待できますし、その速い感覚を覚える意味でもおすすめのアイテムですね。

 

変な話、高級なコンプでも買って電気的に揃えようとか強くしようなんて考えるぐらいだったら、フィンガーランプで物理的にタッチと弦振動の均一化を図ってみるのも良いんじゃないかと。

 

良い具合に調整できたフィンガーランプには本当にそれぐらいの効果を期待できます。よりスムーズなタッチや均一感を求めるなら本気でおすすめ。

 

右手4フィンガーの実現とかも夢ではありません。

別物なぐらいにやりやすくなります。

それぐらいフィンガーランプって強力な存在です。

 

繰り返しますが、使ったことのない人は一度試してみてください。

合う人にはこれ以上ないぐらいハマるはず。

 

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