ベースの音痩せにはブレンダー エフェクターに悩むならX-BLENDER・LS-2

ベースとエフェクターと音痩せ対策

 

 

エフェクターは音が変わってなんぼ

 

エフェクターを使用する上で絶対にブチ当たるであろう音痩せという悩み。

変にこじらせてしまった場合、どれだけの投資をするはめになるか、実に恐ろしい問題です。

 

そんな悩み苦しみに時間もお金も取られるのはおすすめできません。

それが楽しかったりするのも確かだけれど、あまりに浪費的で生産性がなくなってしまうのも疑問。

 

一番手っ取り早いのは「エフェクター = 音が痩せる!」と割り切ってしまうことでしょうか。

どうやったって元の音とは別物になるんだから、その時点で音痩せと言えば音痩せなわけです。

 

エフェクターによって音が極太になろうが超絶になろうが、それも一種の音痩せだと考えることもできますし、解釈次第、気分次第って気がしますよね。

 

そういう意味では音痩せ云々を延々と語るよりも、

 

「どう実用的にするか?」

 

こうして解決を図った方が話が早いんじゃないかと。

 

原音とブレンド・ミックス

 

とりあえず間違いないのがこの方法。

ベース用の歪みについては最近は標準仕様にもなっている印象。

 

自分が所有しているK&Rの歪みなどもこの機能を搭載している為、アタックがなくなるとかローがスカスカになるような心配はありません。

 

「何を通しても同じ音になる・・」なんてありがちこともない為、元音の方にこだわりたいのであれば安心して使用できるエフェクターですね。

 

全てのエフェクターにある機能ではない

 

当然の話ですが、「エフェクターにはブレンド機能が絶対ついている!」なんてことはありません。

 

ベースの音痩せに悩む大体の場合、

 

・ローがなくなる

・アタックも輪郭もない

・音が抜けない

・音程感がないし存在感もない

 

など、こういった症状に頭を抱えることでしょう。

 

そのエフェクターの音自体は超好きなのに、いざバンドで使うとお話にならない。

音量が落ちたり思ったような効果が得られなかったり、散々な気持ちになることも珍しくないはず。

 

そうやって『音痩せ』って存在について悩むわけですね。

 

XOTIC X-Blender

 

もはや定番にもなっているであろうこのX-Blender。

ま~、最初手に入れた時は本当に衝撃を受けました。

 

「もっと早く欲しかった!」

 

この感想しか出てきません。

こんな便利なものがこの世にあったのかと驚きます。

 

「原音を足したい!」という時には並列ループ。

「あえてエフェクト全開で!」という時には直列ループ。

「そのままの音にしたい!」という時にも安心なトゥルーバイパス。

 

今は同じようなものも色々あるとは思いますが、感覚的にも機能的にも分かりやすいのはやっぱりこいつ。

 

「リアルタイムでブレンド具合を操作したい!」なんて時のために、足で操作可能なでっかいツマミがドデ~ンと配置されてますし、そのへんがただのお堅い真面目なペダルとは一味違います。

 

パラレルループ時にエフェクト音の方にのみ効くEQが搭載されているというのも流石な仕様。

ミックス時の全体の音量調整もできる、位相の切り替えもできる、本当に至れり尽くせりな感じ。

 

エフェクターを使うなら持ってて困ることはありません。

可能性がとんでもなく広がります。

 

XOTIC X-Blender

XOTIC X-Blender

 

BOSS LS-2

 

「X-Blenderは高い・・・」

「もうちょっと手頃なのが欲しい」

「踏み替えのポップノイズが苦手」

 

なんて場合はこいつがおすすめ。

 

その名の通り、エフェクトループがメインであるこのペダル。

実は原音とのミックスが簡単にできる存在でもあります。

 

『A+B MIX』にモードを切り替えればそれでもうOK。

どちらか片方を原音、もう片方をエフェクト音と考えれば分かりやすいですね。

 

このLS-2の良いところはAループとBループの音量を個別に設定できること。

それを利用して原音とエフェクト音の音量操作・ミックスが可能になるわけです。

 

ある意味、X-Blnderよりも優れている面はあるんですよね。

 

X-Blenderの場合、原音10に対してエフェクト音を足していくことはできず、8:2とか5:5になってしまう為、その感覚が苦手な人もいるのではないかと想像します。

 

だからこそブレンド具合が自然で音量調整もしやすいのですが、もっと分かりやすく原音もエフェクト音も同時に鳴らしたいってことであれば、LS-2は本当に便利。

 

自然なミックスになるかどうかは微妙な面もあるけれど、便利に使えることに間違いなし。

アイデア次第でめっちゃくちゃ使える可能性を秘めたペダルです。

 

BOSS  LS-2

BOSS LS-2

 

エフェクターの音痩せ対策と心構え

 

悩んだらX-BlenderかLS-2

 

他にも色々あることはあるんですが、感覚的に分かりやすくサイズ的にも美味しくおすすめなのがこの二台。

 

さらに多機能な感じのやつを持ってたこともありますが、正直、ちょっともうやりすぎなんですよね。

 

操作が複雑になっちゃうのがきついのはもちろん、高さも含めてサイズも結構なものだったり、扱い自体が手間になってしまうのがどうにも許容できませんでした。

 

めちゃくちゃコンパクトに出来ているものもあるけど、エフェクターは楽に操作したい一方、痒いところに手が出なくて泣きを見ることもお約束。

 

あまりに簡素にしすぎても、それはそれで抵抗があったりする。

どこかで無理が来るんじゃないかと身構えてしまう面があるかもしれません。

 

X-Blnderはサイズ的にも丁度よく無理がありませんし、操作性が本当に素晴らしい。

LS-2はド定番の安心感があるし、値段も手頃で手に入りやすい。

 

エフェクターの音痩せに悩むのであれば、使ってみる価値は絶対にあります。

 

音痩せに悩みすぎると病気になる

 

上記の両者共に、それそのもの自体の音質・音痩せについて語られることもあるかと思います。

 

でもねぇ、それ言っちゃったらもう、エフェクターを使うこと自体に疑問を抱くべきと言うか、超高級仕様のハンドメイドとかで誰かに依頼した方がいいんじゃないかって気がしちゃうんですよね。

 

一切の変化がないとか、波形に狂いもゆがみもないとか、それを求めるのってもう、エフェクターじゃないんじゃないかなと。

 

素のクオリティを上げたい、もっと上を目指したい、もっと凄いやつが欲しい、もっともっと音が太くて抜けてくるやつが欲しいなど、その気持ちはよく分かります。

 

一方、その希望と矛盾しためちゃくちゃな世界でもあるのがエレクトリックの世界、エフェクターの世界でもあるわけですよ。

 

・あまり神経質になるうと遊びや楽しみがなくなる

・どこまでも高級なオーディオみたいな方向に行く

・所有するだけで満足みたいなことにも陥る

 

こういう危惧があるんじゃないかと。

 

病気というのは言葉が悪いですが、エフェクターに過度な期待をしすぎるのも自分はちょっと違うかなと考えています。

 

しょせんはエフェクター

 

エフェクターはエフェクター。

どうやっても音は変わるし、痩せもします。

 

ま~ほんと、汚い音、変な音、崩れた音、情けない音、それが楽しい変な世界ですね。

そういう意味では高級になるほど痩せないほど、それは違うだろうと違和感が出るのも分かる話。

 

ただ、現実問題、そういうファジーだったりチープさが許されない面が強いのもベースって楽器の難しいところ。

不良ぶりながらも遊んでばかりはいられないという、優等生・真面目君なポジションがどうしても求められますよね。

 

そこを上手くコントロールするのに便利なのがブレンダーであり、それを利用することで可能性が一気に広がることもあるはず。

 

羽を伸ばして遊びたいからこそ地に足をつける、そんな感じですかね。

 

あれこれ探して悩み苦しむのもいいですが、ブレンダーの投入であっけなく解決ってことも十分に有り得ますので、試したことのない方には是非おすすめします。

 

実はアコースティック楽器にも面白い

 

エフェクターへの使用だけではなく、二つのPUのミックスに使うなんてこともできたりするのがブレンダーの美味しいポイント

 

たとえばアップライトベースの場合、片方はボトム豊かでマイルドなサウンドを担当、もう片方はアタッキーな要素と音程感を担当って感じに、そうやって利用するのも良い感じ。

 

一つのPUをどうにかこうにか加工して出力とかするよりもう、役割分担をはっきりさせて各PUの得意な部分を活かした方が音づくりは楽だったりしますよね。

 

胴鳴りを主に拾うPUに対し、弦と駒の振動まで完璧に拾わせようとか、そりゃちょっと無謀なんじゃないかと。

 

ブレンダーは使い方次第で幅がめちゃくちゃ広がります。

ギター用のマルチとかがベース用に美味しく生まれ変わったり、本当に面白いですよ。