ベースオタクの過去資産
こうしてこのベースブログを続けて1年以上。
さすがに書くのも慣れましたし速くもなりました。
ただ、やってること自体は中学生の頃から大して変わってないのが本当の話。
黒歴史であろうとなんだろうと、ベースノートみたいなのを何冊も書いたものです。
このブログを始める以前は某SNSの方でずっと書いてましたし、それも相当長くやってましたね。
疑うまでもなく『書く』という行為が好きなのだと実感します。
そこで今回、過去に書いた記事をちょっと掘り起こして再編集してみようかと思った次第。
そのまま貼り付けてもいいんですが、それはさすがにプライドと言うか抵抗があるし、恥ずかしいのも本音。
リライトする技術もある今の自分だからこそ、ちゃんと読みやすいようにアレンジしたいなと。
独断と偏見 ベースアンプ離れ?
アンソニー・ジャクソンのシステム
最強のプリアンプだと信じて疑わないジラウドのJFDT-HA。
欠点を言うならば、現在では生産が終了していること。
もしもの時に備え、代用品として使用ができるものがないかと考えるここ最近。
PA用の機材やらレコーディング用の機材などをちょくちょく調べています。
で、そうなると気になってくる存在なのがアンソニー・ジャクソン。
この人は使用アンプまで本当にユニークです。
ベーマガなどの雑誌によると、
・Millenniaのマイクプリ HV-3B(現行品はHV-3C)
・APIのパライコ 550Bを二つ
この組み合わせを自分のプリ部として使用しているみたいですね。
パワーアンプとスピーカーに関してもこれまたベース用ではありません。
『Meyer Sound』という会社のパワードモニターを使用している様子。
ま~、見事に普通のベーアンからは遠い感じのラインナップ。
そのまま真似してしまったら、出費がとんでもないことになってしまいそうです。
どう考えてもベーアン的な発想からは程遠い選択をしていますし、そのとんでもないこだわりっぷりも改めて思い知らされます。
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JIRAUD JFDT-HAという存在
ベーアンからは離れた発想と感覚で自分のシステムを構築していく方法。
最近はその気持ちが凄く分かりますし、非常に面白いことではないかと感じます。
自分の所有するジラウドのJFDT-HAに関しましても、「ライバルはオールドニーヴくらい」と、最初からベースアンプやその類の機材などは相手にしていない印象。
そう考えるとそもそもの出発点が違う気がしちゃいますよね。
遥か高みのクオリティを目指したことに加え、ベースを深く理解した設計と使い勝手で作られているのだからまぁ、代用品なんか見つかるわけがありません。
JFDT-HAの代用品が見つからない
・絶対歪まない巨大なヘッドルーム
・癖もなく超ワイドレンジ
・ノイズが少ないのも当たり前
・超高速レスポンスで情報量も濃密
・オーディオ的ではなく楽器的に太く豊かな音
こんなプリがコンパクトで手頃な値段であれば良いんですけどねぇ。
いやはや、世の中は甘くありません。
やはり、『JFDT-HAコンパクト』が現実のものになって欲しいところ。
どこかで間違ってハイエンドのマイクプリとかに手を出したりしてしまったら、これはマジで色々な意味でシャレにならなそうです。
特に財布が・・・
ベースアンプから離れてみよう
ジラウドと同等かアンソニーの真似は無理でも、
『DI・ミキサー・パワーアンプ・PAスピーカー』
なんて組み合わせとかで揃えてみるのは有りではないかと。
最近ではこういったシステムも手頃に手に入るようになりましたし、安価でもそれなりにフラットで良い音がしてくれるかもしれません。
普段から鍛えてライン環境でも満足なサウンドがつくれていれば、ライブでの音づくりなどが楽になる可能性もあります。
特にハイファイな特性やクリアーな音にこだわるのであれば、『ベースアンプ』に無理に固執する必要はない。
現に、アンソニーのような人はベースアンプとは異なるシステムを組んでわけですし、面白いやり方ではないでしょうか。
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自分の好みと自分の音は自分で決める
「楽器の音がハイファイである必要なんてない!」という考え方もまったく間違っていないと思いますし、結局は好みの世界ですね。
「PAメインならべつにアンプに異常にこだわる意味もないんじゃ?」ってのも分かる話であり、完全に割り切ってしまうという選択肢も有り。
「ステージ上でも音には絶対こだわりたい!」というのも凄く共感できますし、実に様々な考え方と方法論がありそうで面白い。
ベースの音づくりは矛盾と戦わなければいけない面もあるのが現実、自分の腕を鍛えるのはもちろん、自分の音が作られていくシステムやその過程など、より理解しておきたいところです。
雑談
なんかこう、まとまりのない話になってきてしまいましたが、まだまだ色々と試行錯誤していきたいのは確か。
個人的にはやはり、使える良いDI機能も備えたシンプルで軽くて大出力なヘッドなどが欲しいですね。
アコイメも最高のアンプだと思いますが、正直、プリスルー時の音の方が好きだったりもする為、色付けなくゲインだけを稼いでくれれば、プリ部に関してはそれでいいかなと。
また新しいモデルが発表されたようなので、アコイメのようなブランドのさらなる進化にも期待をしたいところ。
いやほんと、JFDT-HAの代用品がないことを考えると、アンソニーのようなシステムも一度は弾いてみたいものです。
意外とベーアンみたいな音だったら笑いますが、まぁ、それはそれで面白そうですし、また違う何かが分かってくるかもしれません。
果たして、JFDT-HAを超えるサウンドなんてものがこの世にあるのどうか?
先のことを考える意味でも非常に気になります。
これが壊れてしまったらどうやって生きていけばいいのやら・・・
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2009年の記事
いやもうこれは本当、自分で笑ってしまいましたね。
10年ぐらい前から言ってることが変わってない。
やってることが変わってない。
姿勢が変わってないのか成長がないのか、複雑な気分でもあります。
この頃はまだジラウド・ブラッククラウドは所有していませんでしたが、アンプに対する方針はほぼ固まっていたのでしょうね。
もっと言えば、「ツイーター無しでは駄目だ!」と気付いたのが10代の頃だったんだから、こうなるのも必然だったのかなと。
ただ、誤算と申しますか、この頃には想像もできなかったことを言うのであれば、JFDT-HAを超える特性とコンパクトさの両方を兼ね備えたプリアンプが登場したことでしょうか。
『Dr.Sim』
この究極を超えると言っても過言ではない存在の登場はまったく想定していませんでした。
ちょっとニヤニヤしてしまいます。
・・・持ってないけどね・・・
今後も記事の掘り起こしを
某所で書いていた、この自分のブログ記事みたいなやつ。
結構なストックがあることにあらためてびっくりしました。
今は非公開にしてあるので自分以外は見ることはできませんが、このまま腐らせてしまうのもちょっともったいない気がしてきますね。
また使えそうなのを見つけたらリライトして載せていきたい次第。
いや本当、退会して消さなくて良かったです。
ある意味、宝物庫・資産ですねこれ。