ベース遍歴話 (2) 初めての5弦はG&LのL2500 6弦からの移行

音楽学校時代の話

 

修学旅行みたいなやつで行ったアメリカ。 

ロサンゼルスとカリフォルニアだったかな?

そのあたりを適当に回った思い出。

 

で、観光地らしきところを仲間とぷらぷらと回ってたら小さな楽器屋を発見。

そこで日本国内では有り得ないような値段で売っているG&LのL2500を発見し即決。

 

丁度、自分の音の細さやグルーブのなさに悩んだり、もっとドッシリとしたボトムを出したくなっていた時期ですね。

 

アンサンブルで弱かった自分を直したいというのもありましたし、もっとスタンダードな方向の楽器が欲しくなっていたのも大きかった。

 

ただしその一方で、

 

「フェンダーは嫌だ!」

 

この偏見も抱えていたのがなんとも面倒臭くて笑ってしまいます。

 

ミュージックマンに興味はあったけどPUは2つが良い。

となるとG&Lのポジションが非常に良い感じ。

その素晴らしい値段も手伝い、入手に至った次第。

 

とにかくパワフルなサウンドが魅力

 

G&Lと言えば多機能なところが売りでもあると思います。

でもやっぱり、まずはその溢れんばかりのパワーに惹かれるものではないかと。

 

オリジナルのハムバッカー2つにそれをアクティブで鳴らす。

その分かりやすいアメリカンで骨太なサウンドが実に良い感じ。

 

繊細なニュアンスやそういうサウンドにすることも出来はしますが、それはG&Lに求めていた方向性ではありませんでした。

 

実際、その無骨なぐらいの音が評判良かったですね。

「バンドで使える!扱いやすい!」って実感を持てたのも嬉しかった。

 

考えなしの速弾きとかそんな方向性にばかり走ってた自分。

小手先の技術についてはともかくベース的にはよろしくないことばかり

ボトムやグルーブは希薄もいいところ。

タッチも軟弱で酷かったと猛省するものがあります。

 

そんな中、ベースらしさやその美味しさに目覚めさせてくれたのがG&L。

問答無用のパワーを与えてくれる存在。

 

正直なことも言えば、PUのパワーに頼ってタッチ自体は良くならなかった気がしますし、そこにさらに目覚めるきっかけをつくったのは後に買うバッカスのジャズベのフレットレスだったりもします。

 

でも、そこに行きやすくしてくれたのもG&Lあってこその話。

非常に良い手応えのある楽器だったことに変わりはありません。

ジャンル問わず弾くにも弾かされるにも安心して使えたのも良かった。

 

6弦からの持ち替えだった為、それで凄く楽に感じたのも大きかったし、5弦になってよりボトムの方を弾くことに集中する気持ちになったのもポイント高いですね。

 

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ただしネックで困った

 

・ハズレ個体だったのか?

・購入した店の管理が悪かったのか?

・気候が合わなかったのか?

・自分が悪かったのか?

・その全部か?

 

詳細な原因は特定できません。

しかしこれだけネックについてビックリした楽器は他にありませんでした。

 

もう本当、恐ろしい勢いでネックが反っていって驚愕。

そしてあっという間に調整不能。

教科書にのせたいってぐらいの順反りネックの出来上がり。

 

さすがに今はもうあんなものは作ってないと思いますし、日本国内での購入だったらしっかり検品もされていることでしょう。

 

購入した店でメンテしてもらえばあんな状態になることもそうそうないはず。

調整と管理への理解がなかった自分の未熟さゆえの結果だったのも間違いありません。

 

でもまぁ、それにしたってあの暴れっぷりには参りましたね。

USA信仰が崩れた瞬間であり、管理の無知とその恐さをこれでもかと思い知りました。

 

どんなに気に入った好きな楽器でもやっぱり、状態が安定しないのは問題あり。

最悪は再起不能、ネックを交換して使うしか選択肢がなくなる可能性も考えられます。

 

あのG&L、見た目も色も気に入ってただけに残念で仕方なかった。

あれで状態安定、フレットの仕上げとかも完璧だったら、長く使っていたんじゃないかと想像してしまいます。

 

あの感じで軽量な6弦とか出てたら凄く好みだったかもしれません。

残念無念、タフに活躍してほしいベースでした。

 

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