ピックから指弾きに転向した話 (後編) ほぼ完全移行の経緯について

ピックから指弾きへ 目次

 

 

憧れによって指弾きに目覚める

 

中学時代からすでに好みが忙しく変わっていった自分。

高校になってからそれがさらに加速しましたね。

 

当時好きだったのが、

 

『ジョン・ミュング』

『マルコ・メンドーサ』

『ジャコ・パストリアス』

 

この三人ですからまぁ、言うまでもなくピックでは辛いわけです。

 

他にも『ビリー・シーン』『スティーブ・ハリス』の指弾きにショックを受けてたのもありますね。

「指弾きなんてとろいだけ!」という固定観念が覆されていたのが本当に大きい。

 

幸い、指がまったく動かないとかそういったことが自分はなかったので、指弾きへの不安や抵抗はありませんでしたね。

 

中学時代から両方やっていたのもありますし、スラップやタッピングなどのテクニックに憧れを抱き始めていたのもあってか、「指で弾きたい!」という想いが相当強くなってました。

 

ドリームシアターのコピーを開始

 

当時の相方だったギタリストと共同で譜面を買い、チャレンジを開始したのをよく覚えています。

15~16歳でドリームシアターに挑戦とか、ちょっと笑ってしまう話ですね。

 

正直、相当びびってましたが、いや、憧れと上達への熱意というのは凄いもの。

恐ろしいスピードで上達していったのを思い出すところ。 

 

それにしても今考えてもよく分かりませんが、それだけ指がスムーズに動いていたということなんでしょうかね?

 

なんでそんなにピックからスムーズに移行できたのかなって自分で疑問になるところですが、でもほんと、それぐらい抵抗も問題もなく指弾きに以降していました。

 

もっと言うと、3フィンガーもそんなに苦ではなかった印象だったり。

このへんやっぱり、ネオジオの影響があったんだと思いますね。

 

www.pompombass.com

 

小学生の頃からゲームで3フィンガーってのをやってましたから、その流れで指が動くようになっていたのかと想像する次第。

 

それこそ今では指の方が速く弾けるようになっているのだから面白い。

子供の頃からボタン連打で鍛えていた賜物なのかもしれません。 

 

問題なく動いたから移行できた

 

なんとも適当でいい加減な話ですが、でもほんと、これが一番大きかったんだと思います。

やっぱり、出来ないことをやるって辛いし、上手くならないとつまんなくなっちゃいますよね。

 

その意味で、特に不自由を感じない、それどころかやりたいことができるようになった、出したい音が出せるようになったという、その手応えがあったから問題なく移行できたのだろうと考えます。

 

もちろん、それだけ練習もしてた実感がありますし、学業も成績もクソもない姿勢に怒られることも。

でもほんと、そうやってバカみたいに練習してたのも間違いなく大きな要因ですよね。

 

後から考えてみれば、超非効率で怪我もしてただろうことも多くやっていたけど、間違いなく鍛えられていたのも事実。

 

「ピックより速く弾いてやる!」

「いや、ギターよりもだ!」

 

みたいなありがちな幼稚な対抗心も燃やしてましたし、燃料も豊富だったんだなと思い返すところ。

 

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スラップにも憧れていた

 

当時の自分はチョッパーって読んでいましたが、初めてその奏法を知ったのは親父の知り合いの元プロにちょっと習った時と、ガンマレイのライブビデオを見た時。

 

特に後者に関しては本当に衝撃的でしたね。

映像で見てるのに何をやってるかまったく分かりませんでした。

もはや異次元のプレイにしか思えなかったですねあれは。

 

そんなわけで、スラップってどうやるものなのかさっぱり分からなかったのですが、ここで転機になったのがベースマガジンを読み始めたこと。

 

二冊目に買ったやつだったかな?

 

櫻井哲夫さん、永井敏己さん、下野ヒトシさん。

三人それぞれによる超絶技巧デモみたいな付属CDが付いており、それにぶったまげました。

 

そして下野さんが『スラップベースの常套句』という教則ビデオを出していることを知り、すぐさま楽器店に買いに行ったことを憶えています。

 

初の教則ビデオ購入でもありましたし、ま~、これを見ながらよく練習してましたね。

ド頭のデモでロータリーの6連フレーズとかやられるわけですが、当然、何をやってるかなんて全然分かりません。

 

これですもん、自分よりもさらに以前、それこそ創世記な世代の方達はスラップのやり方なんて分かるわけないですよね。

 

その苦闘も楽しいことだとは思うけど、本当に何も分からない手探りというのはやっぱり厳しい。

 

何も知らない身としては見るだけでもどうやるのかをインプットできるし、アウトプットするのもスムーズになるわけです。

 

大袈裟じゃなくて本当に教科書にしてましたね。

超ありがたい教則ビデオでした。

 

で、今はどうやら解説も付いているみたいですし、スラップに興味のある方にはおすすめでしょう。

 

どちらかと言うとフュージョン寄りな印象も強いかもしれませんが、自分的にやっぱり、「まずはこれで勉強!」ってイメージと思い出がありますね。

 

DVDでよくわかる スラップ・ベースの常套句 (DVD付) (リットーミュージック・ムック)

二兎を追うのは無理だと感じる

 

当時の自分がピックに対して冷たくなっていった理由を考えてみると、指弾き、ピック、スラップ、タッピングなど、これらのテクニックを全部まとめて同時に上手くなるのは難しいと思い始めたのも大きいですね。

 

ドリームシアターのコピーだけでも超しんどかったし、それに加えてバリバリのスラップまで身に付けるとか、この時点ですでに破綻しだしていたなと。

 

その痛感もあり、指に専念しようと決めた部分もありました。

 

思い込みが激しい、固定観念が強いなど、そういう部分が手伝ったのもあり、ピックを下に見ようとしていたのも否定できないけれど、やっぱり、両方極めるのは無理だと判断したのが一番の理由だった気がします。

 

今だったらまぁ、そんな重く考える必要なんか感じず、自由に好きなようにやればいいじゃんかと思ってしまいますが、そういう突っ走るエネルギーってのも馬鹿にはできませんからね~。

 

その決断があったからこそ、今現在にも至るようなタッチの研究に繋がったのかもしれないし、その時の自分がやりたいことやった結果なんだと思うところ。

 

まとめ

 

そんなこんな、ベースを始めて2年ぐらいはピックがメインだった自分。

指弾きメインに完全移行を果たしたわけであります。

 

今はほんと、どっちが上も下もないですね。

やりたいこと、出したい音に合わせて好きなようにやりゃいいやって感じ。

 

今後またピックの話もすると思いますし、ベースのピック弾きを馬鹿にする人間が嫌いだったりもするので、そのへんもツッコミ入れたいところですね。

 

逆に、指弾きに対してコンプレックスを抱いたり、無理に対抗する必要も感じません。

どっちにも良さ・持ち味があり、どっちも格好良く楽しいものでしょう。

 

ベースってのはほんと、何やってもいいですね。

 

無限に遊べます。

 

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