ウッドベースをやめた理由 EUBも合わなかったと悟る

アップライトベースと断念 目次

 

 

完全撤退

 

その敷居の高さに多くの人が経験していることでもあるかもしれません。

タイトル通り、自分もウッドベース挫折者です。

 

「弾ける気がしないなぁ・・」という理由とはまたちょっと違うところから来ていますが、いずれにせよ、これから本格的に始めることはもうないだろうと考えています。

 

以前にも話しましたが、ヤマハのSLB200LTDを入れたことで未練は断ち切れましたね。

色々な意味で根本的に自分には合わない楽器であると判断した次第です。

 

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ウッドは買ったその日の帰り道で心が折れた

 

軟弱極まりないけど、事実であるこの話。

 

「念願のウッドを手に入れたぞ!」

 

と、めちゃくちゃ楽しみにして本格的に始めるつもりだったのが、「これ無理じゃね?」と帰宅途中に半分以上心が折れていました。

 

ケースに入れて肩に背負って坂道を歩く。

いや、それだけでもあまりにもしんどくてびっくりしましたね。

 

「これ毎日やるの?」

 

と考えたら真っ青に。

もう完全に弾く前から気持ちが負けていたなと。

 

ただでさえ肩こりや腰痛持ちだったりしますし、体調面について考えても現実はあまりに厳しいと言わざるを得ませんでした。

 

EUBに手を出すも挫折

 

ウッドはあっけなく挫折しましたがどうにも未練が経ち切れず、10年ぐらい経ってからEUBに手を出すことに。

 

それはヤマハではなくもっと安くて簡易版的なものでしたが、でも意外と良かったんですよね。

 

安物ではあったけれど普通のエレクトリックベースと異なる感覚は味わえましたし、それっぽい音が十分に楽しめていい感じでした。

 

ただ、やはり不満点も多く存在する為、その解消に乗り出そうとしたわけですが、ま~これが本当に大変でしたね。

 

・ボディレストを自作

・マグネットPUを追加

・別のピエゾPUも追加

・専用のミキサー、プリアンプを購入

・ウッド用の弦を張る

 

など、そうこうしている内に結局、安物とは言えないコストがかさんでいくことに。

 

やっててだんだん虚しくなっていったのと、どうしても弾き心地に納得できず指を痛めてしまったり、様々な支障を感じて手放すことを決意。

 

再び、アップライトを挫折する結末を迎えました。

 

自分の好みの楽器にする事は不可能と判断

 

上記の過去記事にもある通り、その後に決定打としてヤマハのサイレントを手に入れましたが、これも現在では手放し、完全に諦める決意をしました。

 

SLB200LTDを手に入れたことによってある確信が持てた為、自分はアップライトを弾く人間ではないと判断した次第です。

 

改造から何から含めてあまりにも先が見えない、予算がかかりすぎる、思ったように演奏できるまでの道のりが遠すぎる、そして前述する体調の問題なども考慮し、自分には無理だと納得しました。

 

SLB単体でもすごく良い音はしていましたし、実際、プロギタリストである友人が「音だけだったらサイレントなんて気付かない。ウッド弾いてるものだと思う。」と評価するなど、基本的なクオリティは文句なしです。

 

でも、それが自分好みの音かと言うとまたちょっと違うんですよね。

 

「ロクに弾けないくせに!」ってツッコミが入るのも分かりますが、たいして弾けないからこそ自分の好きな感じにしたいわけですよ。

 

自分について推測するというのも変な話ですが、恐らく、もっと荒っぽいサウンドが欲しかったんだと思いますし、特化した個性がほしかったのかもしれません。

 

せっかくエレクトリックなんだから、もっと音が前にバンバン出てきてほしい。

大音量でもゴリゴリに切り込んでいけるような、そんな方向性を求めていたのかなと。

 

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先行き不明で辛くなった

 

エレクトリックな部分を強調した場合、そうすると今度はアコースティック感が損なわれたり、いかにもなサウンドが丸出しになったり、そういう安っぽさが出てしまうのが難しいところ。

 

「べつにエレベでええやん」

 

ってなっちゃうと、それはそれで台無しですよね。

 

要するに、こういうことを考えるのが面倒になったのと、先があまりにも見えなくなってしまった為、アップライトの道を断念することを決意しました。

 

も~、PUとプリ選びだけで何十万とかけたり、何年も何年も積み重ねていくのはしんどいですね。 

その分、エレクトリックベースに専念しようぜとなった次第です。

 

理解のある職人さんもいなそうだし、専用パーツとかPUを作ってくれる人もいなそう。

 

こういったEUB・サイレント楽器に対して冷たい世の中な気がするのも、ちょっと疲れた原因だったりもします。

 

皮膚の両立が不可能と判断

 

アップライトを真剣に弾こうとした際、指先が痛かったりマメができるなど、恐らくは誰でも経験することなんじゃないかと想像します。

 

余程に頑丈で天性の資質があるというぐらいに合ってない限り、そう簡単には体が仕上がってこないものでしょう。

 

もちろん自分も指先が痛くなりましたし、マメが何度もできました。

 

「指先で弾くものじゃない!」と言われたって、細かいパッセージを弾くのだったらやはり指先の方を使うものではないかと。

 

ましてやこっちはエレクトリック上がりのド素人。

アップライトの前ではフニャフニャの指も同然です。

指が落ち着くまでに結構な時間がかかりましたね。

 

ただ、落ち着いてきたらきたでどうも様子がおかしい。

なんかエレクトリックの方を弾く際に違和感があるんですね。

 

思ったような弾力が出ない。

立ち上がりにも納得がいかない。

出音の方も硬くなったような気がして困りました。

 

恐らくですが、アップライトの練習を詰んだことで指先の皮膚が硬質化してしまったんでしょう。

 

マメが破けていた時などはその硬質化した皮膚がひっかかって明らかに音が痩せてしまっていましたし、「これはいかん!」と焦りました。

 

10年単位で弾き続ければもっと肉厚で良い指になっていくのかもしれませんが、ま~、これから積み重ねていくことを考えたらちょっと気が遠くなりましたね。

 

言い訳っちゃ言い訳ですし、軟弱というのもその通りなんですが、一方、エレクトリックの方の出音に明らかな影響が出ていたのも事実。

 

気にしすぎと言われればそうかもしれないけど、でもやっぱり、自分の音が変わってしまった印象、しかもあまり好みではない方に行ってしまったように感じたのがショックだったわけです。

 

エレクトリックベースへの専念を決意

 

そんなこんな、アップライトに対する悪あがきしてきましたが、

 

「俺はこっちの人間なんだなぁ」

 

と、エレクトリックベースを弾くべきなんだと悟りました。

 

中途半端に器用に使い分けたり、新たな楽器を世話するストレスを溜め込むより、自分がこれまで弾いてきた楽器に専念した方が絶対に良いだろうなと判断です。

 

おかげでと言うのも変ですが、今は重いものから解放されたような、晴れやかになったような、いろいろとスッキリしましたね。

 

たぶん、エレクトリックベースのサウンドにどこかしらコンプレックスを抱えていたのだろうとも思うけれど、今は本当に気が楽です。

 

こんなお手軽に低音を楽しめる楽器はない、移動も管理も楽で最高って感じ。

 

どんどん軟弱貧弱になっている気もしますが、それが許されるのもエレクトリックベースの素晴らしさであり、大きな魅力のひとつでしょう。

 

もう、コントラバスはコントラバスが弾ける人にお任せします。

繰り返すようですが、自分には無理だと悟りました。

 

そういう音が欲しくなった場合、『ジェマーソン仕様』で対抗しようと思います。

 

完全エレクトリックオンリーで行きたくなった次第。

 

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