【ベース談義】太い音の出し方を考える (10) 爪を切る 指をつくる すぐ弾けるようにする

良い指と良いタッチ

 

基本中の基本

 

あまりに基本すぎて逆に話すの忘れそうになるポイント。

爪の手入れも非常に重要ですね。

 

どんなに素晴らしいタッチを持っていたとしても、長い爪によるリスクは怖いもの。

爪が当たって「コリ~ン」という音になってしまっては台無し。

 

弦を鳴らす最後の瞬間に爪が当たると、それだけで音は別のものに変わってしまいます。

 

そういうスタイルということならともかく、「太い音を出したい!」と思っているなら、無意識に爪が当たってしまうのを放置するのは論外。

 

これは本当、

 

「たかが爪くらいで・・」

 

なんて済ませられるものではありません。

ベースを指弾きするならば、死活問題にもなってくる話でしょう。

 

・自分で自分の音をころしてしまう

・意図せずミュートしてしまう

・無意識に台無しにしています

 

太い音を求めるのに対しこれはない。

いくら努力して不毛な行為にされる可能性があります。

 

良い指をつくるのも大事

 

楽器を弾くための良い手、良い指をつくり上げるのも、これまた大事なポイント。

 

努力や根性を押しつけるのは好きではありませんが、一方、最低限の体づくりが必要になるのも楽器の世界。

 

・ちょっとスライドするだけで指が痛くて嫌になる

・すぐ豆ができて弾きたくなくなる

 

こういう段階でつまずいてる限りはどうにもならない。

 

地道に積み重ねていけば指の形も質も変わってきます。

本当に肉厚になったり弾力が出てきます。

 

継続は力なり

 

たとえば自分の場合、左右の小指を比べてみると明らかに形が異なっているのが面白いところ。

 

誇張でもなんでもなく、左手の方が肉厚で太くなっています。

 

「弦を効率よく押さえられるように!」と体が判断したってことですかね?

続けていけば勝手に別物になっていくものなんだなと。

 

爪のまめな手入れにしてもそうですが、太い音を出したいならばやはり、地道に鍛えていく必要があるでしょう。

 

激しい練習をするのもいいけれど、専門的な身体を短時間の特訓でつくりだすというのも一つには無茶か、都合のよい話というものかもしれません。

 

たとえ一日の練習時間が少なかったとしても、それも結局は積み重ねですね。

才能云々の問題ではなく、長い目で見ていくことが大切です。

 

手の大きさや指の長さについて悩むぐらいなら、良い指をつくり上げることに真剣に向き合った方が音は太くなるはず。

 

 すぐ弾ける場所に楽器を置く

 

これが意外と重要なポイントだと感じます。

いちいちケースを開けてとか、押し入れを開いてとか、こんな面倒な話はありません。

 

「あ、これちょっと試したいなぁ」とか「なんかベース弾きてぇ~」なんて気分になった時、上記のような手間を必要とするのはよろしくない。

 

『面倒という感情』

 

これの方が勝ってしまうものだったりするのが人間。

 

練習・演奏を習慣づけようとするのであれば、

 

・楽器をすぐ手にすることができる

・音を即座に出すことができる

・演奏の邪魔になる要素をなるべく排除する

 

こういう環境をつくることが大切だと考えます。

 

いちいち弦も緩めません。

グルグルとペグを回してチューニングから入るとか勘弁というもの。

 

継続を必要とするからこそ、生活の一部のようにすることに意味が生まれるはず。

 

積み重ね練り上げる

 

「さぁ弾くぞ!集中するぞ!」

 

と身構えて取り組むのも良いことですが、これも環境によっては問題があります。

 

「いざ!」

 

って時に邪魔が入るのは物凄いストレスです。

その為、外部からの妨害をシャットダウンすることが重要。

 

不思議なもので、やる気になった時に限って何かつまらないことが起こるんですよね。

 

人によるのでしょうが、やる気やモチベーションというものを自分はあまり信用していません。

 

馬力や先へ進む力を生むのも確かな一方、案外、くだらないことでも揺れてしまうようなもろい存在なんじゃないかと認識しています。

 

太い音を出したいと言っても、それを限定的で特殊な方法だと捉えたり、普段と違う感覚や気持ちが必要になるのもどうかと思うところ。

 

自然にそのまま強烈な音を出せるようになっている方が望ましいでしょう。 

機械的に安定して良い音を出せるかどうか、それも一つの基準づくりと言えそうなところ。

 

多少の体調の変化や感情の起伏などに影響されることがないぐらい、普段から積み重ねておくことが大切だと考えます。

 

ベースという楽器は特にそれを試される、求められる楽器だと感じる次第。

 

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