ジラウド 2トーンネオパッシブ 簡易ネオパッシブ (まとめ版)

2トーンネオパッシブ

 

アクティブバランサーを使用したネオパッシブならではと言いますか、パッシブトーンを極端なセッティングにしてみると面白いことが起きます。

 

パッシブトーンを2個搭載してフロントとリアで個別に働かせることができる点が非常にユニーク。

PUミックス時のサウンドバリエーションが確実に増えます。

 

感覚的には、

 

フロントPUのトーンを絞った場合、リアPUに太さと甘さを追加できる。

リアのトーンを絞れば、フロントがバランス良く上品に。

 

という音づくりが可能に。

 

さすがに、「足りないところを完璧に補える!」なんて美味しい話にはなりませんが、バランサーの操作とは異なる独特のミックスサウンドが実現できるのは確か。

 

しかもそれが、パッシブならではの要素から生まれるのだから、なかなか興味深い。

 

動画・5弦フレットレス

 

セッティングは下記参照。

ポイントはバランサーを動かしてないのにキャラクターが変わるところ。

 

ジラウドのパッシブトーンは、ミニスイッチで簡単にオン/オフを切り替えられる為、ツマミの位置をあらかじめ設定しておけば、ほぼワンタッチで音を変化させることが可能です。

 

バランサーの操作まで加えるとちょっと複雑になってきますが、それも狙う音さえ分かっていればそんなに迷うことはありません。

 

最初はセンターミックス、次にリアのトーンを0、リアを戻しフロントのトーンを0、最後は両方共に0の流れ。

www.youtube.com

 

超高速バッファ 『アクセラレーター』

 

ネオパッシブの魅力は自然で甘い音や渋い音だけではなく、実は、積極的な音づくりにも対応できるところだと思います。

PUからの信号を劣化なく出力できるようになる意味は本当に大きい。

 

ジラウドのバッファの入力インピーダンスは3.2MΩ。

 

パッシブの楽器に使用されるポットは大体250kΩか500kΩ。

同社のJFDTやメビウスなどのプリでも1MΩと考えると、どれだけハイインピーダンスで受けてるのかが分かるというもの。

 

しかも、アクティブバランサーを使用した場合、フロントとリアと各PUに対しバッファを配置するという贅沢仕様。

 

PUからほぼ最短で超高速バッファに通すのだからそりゃ凄いことになります。

 

楽器単体での使い心地はあくまでパッシブ

 

と言っても、マグネットPUはしょせんマグネットPU。

それだけでピエゾみたいな音になるわけではありませんし、超ワイドレンジ・ハイファイになるわけでもないのが現実。

 

いくら高性能なバッファを通しているとは言え、ブーストも何もせずそのまま使うのであれば、案外、出音自体は普通かもしれません。

 

それゆえに馴染みやすく扱いやすい。

変に欲張る必要はなく、無理な加工なども必要ない気がします。

 

出力は確実にローインピーダンスになってるんだけど、何ともパッシブらしい飾らない味わいと実用性があるのが美味しいポイント。

 

【スポンサーリンク】

 

 

ネオパッシブのアクティブな魅力

 

地味に性能を発揮するのが魅力とは言え、良い子ちゃんぶってたりそればかりでは面白くないし、何か悪さをしたくなるのが人というもの。

 

エフェクターを使ったり派手な音づくりをするのもやっぱり楽しい。

そこで前述の通り、ローインピーダンス出力化してることが活きてくるわけですね。

 

そのままの音では地味なようでも、後に通す機器の効果が大きく異なります。

エフェクターはもちろん、EQの効き方がとにかく違う違う。

 

ジラウドのフルチューンなどを弾けばそれがすぐに体験できると思いますし、ネオパッシブにスラッパー等を通してもその真価が分かるかもしれません。

 

「ベースの音ってこんなに凄いものだったのか!」と驚かされます。 

 

正直なところ、動画などではそれが一割も伝わらない気がするのが本音。 

やはり、あれこれ考えたり調べるより、実際に体験するのが一番です。

 

動画・甘い音とスラップの切り替え

 

と、お説教みたいになっても堅苦しいので、ネオパッシブならではの遊び動画でも。

 

パッシブトーンを全部カットして甘い音を出した後、パッシブトーンをスルーして派手な音を出すようにしてみました。

 

外部のJFDTは最初からスラップモードにしてあるのですが、パッシブトーンを使用すればその状態でも関係なく音を甘くすることができるわけです。

 

バッファやプリに入る前に大本の高域成分を遮断してしまおうという考え方ですね。

 

両極端なサウンドを瞬時に切り替え可能なのだから面白い。

www.youtube.com

 

簡易ネオパッシブ

 

一口にネオパッシブと言っても、実は数パターンあるらしく、よりパッシブ派に理想的にハマりそうなのがこれ。

 

アクティブバランサーなどでバッファを各PUに通す仕様とは異なり、こちらで使用するバッファはシンプルに1つだけ。

 

自分が持ってるフレットレスJBの場合、500kΩ×2のパッシブバランサーとパッシブトーンを通った後、バッファによってローインピーダンス化されることになります。

 

よりパッシブ的と言うか、自然で味わい深いサウンドがナイス。

フレットレスには特に美味しいと言いますか、絶妙に噛み合う印象。

コントロール系もパッシブ感覚そのままで困ることはありません。

 

トーンの設定も面倒ならフルか0にしておけばよいですし、本体のEQ操作で悩む必要がないシンプルさってのは、やはり良いものです。

 

動画・4弦ジャズベフレットレス

 

「いかにもフレットレス!」な動画で締めたいと思います。

 

狙うサウンドがあまりに露骨ですが、それだけにこういう楽器があると楽しい。

 

最初の動画はトーン全開、後のはトーン0に絞ってみました。

ハイファイなイメージのあるジラウドですが、温かく甘い音も実はめちゃくちゃ良いですね。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

※元記事

 

ジラウド 2トーンのネオパッシブ - ポングとベース

 

ネオパッシブで遊ぶ - ポングとベース

 

ジラウド 簡易ネオパッシブ - ポングとベース

 

 

 

【ブログカテゴリー】