ポングの初心者・中学時代 (19) SLAYERで挫折を味わう メタルモードに陰り

中学時代 (19) SLAYERと挫折

 

文化祭を終えさらに燃える中学生

 

「文化祭が終わったから今度は受験だ!」

 

幸か親不孝か?

こんな気持ちにはまったくならかった自分。

 

やっと好きな音楽に戻れることもあり、ますますベースにのめりこんでいきます。

 

「もっとゴリゴリのベースが聴けるアルバムを教えてくれ!」と兄貴に頼み、また色々と教えてもらった次第。

 

その中でも印象的だったのは『Anthrax』『Persistence Of Time』と言うアルバムに入ってる【Got The Time】

 

この曲はもう、のっけからゴリゴリの刻みが聴けます。

分かりやすい疾走感も実に心地よい。

 

ヘヴィで分厚いサウンドとはまたちょっと違うかもしれませんが、それが逆に新鮮で記憶に残りました。

 

他には『Skid Row』『Slave to the grind』に入ってる【Monkey Business】も印象的。

 

兄貴が欲しがってたのがSpectorのベース。

それを弾いてることもあり、これもまた記憶に残っています。

 

ちなみに、永野護氏の『フール・フォー・ザ・シティ』

あの漫画の見開きのカラーページにSpector NS-2の写真がでかでかと載ってます。

 

当時。あれにかなり憧れた思い出。

 

スレイヤーと初めての挫折

 

そんなこんな、ベースサウンドだけではなく、さらに過激なバンドサウンドはないものかと興味が湧き、とんでもないものに出会ってしまいました。

 

『Slayer』

【Reign In Blood】

 

このアルバムは衝撃的でしたね。

一曲目からちょっとした絶望を感じました。

 

「うぉぉ・・」

「こ、これは・・・」

「無理かもしれない!」

 

初めてこんな感覚に襲われたのをよく覚えています。

 

容赦の欠片もないそのサウンドと世界観。

刃物物で切り付けられているような感覚。

圧倒的な窒息感と緊張感。

 

アルバムを通しで聴くことをギブアップしてしまった次第。

 

四大スラッシュメタル中、メタリカ、メガデス、アンスラックスは聴けても、スレイヤーはちょっと次元が異なっていた気がしました。

 

とても踏みこれない、まさに四天王最強の存在って感じ。

 

そしてここで、

 

「どうやら俺はけっこう軟弱だったらしい・・」

 

と気付くことに。

 

好みが変わり始めていく

 

いやほんと、それで力が抜けてしまったか、文化祭で色々経験したこともあってか、好みが少しずつ変化していったのは、一つの転機とも言えるかもしれません。

 

「メタル以外も聴いてみるかなぁ」

 

なんて感じに、また今までと異なるスイッチが入ったかなと。

 

これはまた別記事にする予定ですが、文化祭時に助っ人を頼まれた例のバンドのギターとの交流が頻繁になった為、それも凄く大きかったですね。

 

そいつの親父さんに譜面を渡されてベンチャーズのコピーなんかもしましたし、一緒に合わせたりCDも借りたり、メタル一辺倒な感じとは明らかに異なることもやるようになりました。

 

聴くものの幅が広がりつつあるのを実感していましたし、十代特有の忙しい変化もあってか、視野が広がりつつもあったんでしょう。

 

演奏面においても指弾きに興味が湧いたりなど、確実に変化が起きていました。

 

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