ポングの初心者・中学時代 (16) 文化祭ライブ本番の話

中学時代 (16) 文化祭ライブ本番

 

いよいよ本番 出順決定

 

トップバッターはミスチルバンド。

次に自分のバンド。

助っ人で参加した突貫イエモンバンドがトリって順番に決定。

 

あまり好きになれなかった例の先生ですが、この順番を考えるとけっこう気を使ったのかなと感じるところだったり。

 

ま~なんせ、前年度のバンドが酷かった為、あの冷めた空気が流れるのは御免だったんだろうなと想像。

 

自分のバンドがトップバッターかトリだった場合、そんな空気になる可能性が高かったかもしれません。

 

なんだかんだ出場させてくれたし、実は良い仕事してくれたんじゃないかと。

 

ミスチルバンド

 

勝手にライバル設定、リア充系バンドの出番。

 

先日の話の通り、さすがの安定感とまとまりっぷり。

なんの危なげもなく見事な仕事っぷりだった印象。

 

「去年とは違うぜ!」

 

このアピールをするに十分すぎるインパクトでしたね。

バンドとしてのクオリティが段違いだったなと。

 

タイムマシーンって曲だったかな?

イントロのギターとかあれは美味しかった。

 

やはり、見せ場があると人の印象にも残るものですね。

もちろん自分も覚えてますし、それだけ周囲の評判も良かった様子。

 

思いきりのいいドラム、音もでかかったのが実に良い。

分かりやすい迫力と説得力がありました。

 

ベースも前回の通り、そのプレイにもサウンドにも驚かされました。

自分とはまったく違うサウンドとスタイルで曲に貢献してるのがま~新鮮。

本当に凄くいい刺激と体験になりましたね。

 

恐らくですが、自分があのバンドに入っても邪魔なだけだったろうなと想像。

あんな音は出せないし、あんなフレーズも弾けない。

それらしいグルーブも絶対出せなかったでしょう。

 

「まさかあいつが・・」

 

「こんな上手かったなんて・・・!」

 

影の努力というものを凄く感じたかもしれません。

おごりたかぶり、人をナメちゃいけないなと痛感した次第。

 

自分のバンド

 

評判の良いバンドの後ってのは嫌なもの。

しかし時間は無情に過ぎます。

一番存在感の薄い自分のバンドの出番がやってくることに。

 

何度も言いますようにクオリティに関してはお察し。

3バンド中、断トツ最下位の仕上がり。

まずいことに自分を含め、皆も緊張丸出しだった為、本番はさらによろしくなかった。

 

「・・えっ?」

「歪み知らないの?」

 

って感じのどクリーンかつ、ど素人のギターサウンド。

これが寒々しく響いていたかもしれません。

 

その中でベースだけ張りきって音を主張するのも変な感じ。

 

そして何よりまずいのは、誰も知らないような曲を選んだこと。

 

「し~ん・・」

 

って雰囲気を強く感じましたね。

 

まさに兄貴の忠告通りの展開。

覚悟していたとはいえ、なかなかの体験をしたと思います。

 

意外と無力だった自分に気付く

 

完全にしらけムードかと思いきや、救いもあったんですよね。

ボーカルがマスコット的に女子に人気だったことが幸いしました。

キャーキャーとそれなりに盛り上がったので、あれは本当に助かった。

 

シャウトもどきも頑張ってやってくれたり、それがハマって歓声も湧いたり、結果的にそこまで悪いものにはならずに済みました。

 

これは本当、印象的でしたよね。

 

「明らかド素人だろ!」

 

ってやつの方がよっぽどライブを盛り上げ貢献してくれたという事実。

 

一人がちょっと上手いだけとか、不愛想に格好つけたりいきがってるとか、そんなことではバンドは成り立たないことを痛感。

 

人間そのものの魅力と存在感、その重要性。

ライブならではのお祭り的楽しさや難しさなど、一曲だけの短い時間ながら凄く学べましたね。

 

正直、バンドとしてのクオリティは相当に低かったですし、ライブの印象としても物凄く薄かっただろうなと想像するところ。

 

兄貴の言いなりみたいになってしまった自分にも反省しますが、しかし、それでもやっぱり、やって良かったなと心底思います。

 

受験もクソもなく巻きこんだ自分のわがまま。

それに付き合ってくれたメンバーには本当に感謝だなぁと。

 

そして、いよいよ本番の本番。

もはやすっかりメインになってしまった突貫バンドの出番。

 

長くなるので、それはまた次回。

 

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