ポングの初心者・中学時代 (14) 完璧主義への疑問 文化祭リハでの衝撃など

中学時代 (14) 完璧主義への疑問・文化祭リハ

 

四の五の言わずとにかく動く

 

突貫工事ではありましたが、なんとか形になった二つの我がバンド。

 

自分が好きなメタルをやるなんてわけには行かなかったけど、これは本当、上を見たらキリがないし、時間内にも絶対に収まらなかったでしょう。

 

これは学生もプロもアマも関係ない話ですよね。

期限内にやるべきことをやる大切さを学んだように感じます。

 

特にイエモンのコピーバンドの方に関しては、時間が本当に僅かしかなかった為、より強くそれを実感しました。

 

色々な意見があることかと思いますが、身の丈に合わない完璧主義、中途半端なこだわりとか持ってたって、無駄に足を引っぱるだけなんじゃないかと。

 

理想だけはやたら高く、グダグダのままライブもせずに終わったバンド。

実際にそういうのも体験しましたが、結局、何も進めず何も得られなかったりするから皮肉。

 

見切り発車であろうとなんだろうと、目標と締め切りさえハッキリしていれば人間はそれに向かって動き出し、意外と何とかしてしまったりするから面白い。

 

それで痛い目を見る可能性が高いのも事実である一方、完全なる自由と余裕の中で動くというのは逆に難しい印象もあります。

 

なめてた奴にびびらされる

 

そんなこんな、本番を向かえるにあたり、ミスチルをコピーしてたバンドの方とも連携を取ることに。

 

楽器店からアンプ(簡易PAもだったかな?)をレンタル、自分が持ってたスタックのベーアンやS君のドラムセットを学校に運んだり、当日に向けていよいよ動き出します。

 

で、ここで個人的にちょっとショックを受けたのが、音楽室でのリハーサルタイム。

これはほんと、ミスチルバンドのそのベースプレイとサウンドに肝を冷やしました。

 

使っていたのは恐らくフェンダージャパンのジャズベ。

要するに自分が嫌いだった楽器です。

 

しかし、そのナチュラルな音の太さはもちろん、バンドになじむような混ざるような、そんな感覚に驚かされました。

 

メタルが大好きだった為、とにかくゴリゴリバキバキのアタックを出して目立とうと思っていた当時のわたくし。

 

「こんなベースの音があるのか・・」

 

「こんな世界もあったのか・・」

 

と、自信の揺らぎと混乱を感じていた次第。

 

単純な指の動きの速さとか、そういう面で見たら自分の方が遥かに上だったのは確か。でも、問題はそこじゃないわけですね。

 

ベース的な敗北感を覚えたと言うべきか、

 

「やべぇ・・」

「負けたかも・・」

「これ弾けねぇ・・」

 

こう落ちこまされたのが正直な話。

 

意味もなくフェンダーやサンバーストの楽器を嫌っていたのも手伝い、その未知の体験と敗北感に超悔しくなった記憶。

 

バンドはトータルの勝負

 

ずっと地道に準備をしていたのでしょう。

そのミスチルバンドは凄くよくまとまってましたね。

 

こっちは言ってみれば寄せ集めにすぎません。

ノリと勢いだけのバラバラ感丸出しのサウンドとは全然違ったのも衝撃。

 

同じ部活だったりメンバー同士の付き合いも長そうでしたし、常日頃から仲が良さそうなのもあってか、とにかく安定感と仕上がりが違いました。

 

これ言っちゃうのもあれですが、助っ人参加の方ではない自分の元のバンドはまったく比較になってなかったなと。

 

個々の力の差はもちろん、やる気も気迫も全然違いましたよね。

 

『トータルの勝負』

 

バンドのこの力を思い知った瞬間です。

 

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