文化祭ライブに出る為の審査と苦い思い出 初心者・中学時代 (11)

オーディション

 

バンドを始めたのは本当に楽しいことでしたが、しかし、しょせんは超初心者の寄せ集めだったのも現実。

 

やはり、お世辞にもクオリティが高いとは言えませんでした。

しかも、そこに追い打ちをかけるように困った話が浮上。

 

前年度の文化祭ライブがあまりにも低クオリティだった反省があったらしく、ちょっとかじった経験を持つ先生の審査を通らなければいけないなんて事態になった次第。

 

結果が酷ければ休憩時間の余興扱いにする、それか最悪は出れなくなるとか、そんな話を聞かされました。

 

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ガツガツした奴がいないバンド

 

で、困ったのはメンバーの性格と言いますか、問答無用で強引に行くとか表舞台でいつも騒がしく場を盛り上げてるとか、そういうタイプの人間がいなかったんですね。

 

楽しいのは確かなんだけど、「よっしゃ!いっちょやったるか!」なんてなるわけでもなく、見るからに覇気や反骨心に満ちあふれてるわけでもない。

 

その為、その話を聞いたからと劇的な変化が起こるなんてことはありませんでした。

 

また、当時はDTMなんて概念すら知りませんでしたし、MTRなんてものも当然持ってない。

 

小さなラジカセか何かでデモを録った記憶がありますが、何とも普通に弾いて普通に録音してって感じだった覚えがあります。

 

恐ろしかったあの瞬間

 

そして、そんな力の入ってないデモテープを録音して先生に聴かせることになりましたが、これは本当、今でもその瞬間が忘れられないかもしれません。

 

「・・・もっと練習するように。」

 

と、眉間にしわを寄せながら冷たくその一言を放つという結果に加え、明らかに不穏な空気になったことも思い出します。

 

自分の中でも、「あ、やっぱ駄目?」みたいなのがあったと言うか、「こりゃ不味いなぁ・・」と背筋が寒くなった次第。

 

当然っちゃ当然なんですが、文化祭はバンドの私物でも何でもないわけです。

 

かと言って、『バンド』っていう存在自体のそのインパクトの強さを考えるとやはり、大事なイベントの出来や印象を左右することにもなる。

 

「もうちょい真面目に何とかしろよ!」って自分でもツッコミたくなるところ。

 

出場希望者に渇を入れるためのおどかしだったのか、それとも本気だったのか、急に審査をやることになったその真意は分かりません。

 

でもとりあえず、「快く送り出してやろう!応援してやろう!」って雰囲気じゃなかったのは確かですね。

 

ちゃんと本番をやらせてくれるのかも分からず、かなり不安になりました。

そんな中、ここでまた新たに大きな事件が起こったのですが、それはまた次回。