Jiraud Black Cloud 5 Limited (25) フロントPU用のパッシブトーン

まずは動画

 

使用しているのはフロントPUのみ。

最初はそのまま、次にパッシブトーンを0にしてオン。

最後にパッシブトーンを少し戻すというセッティングになります。

 

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ベースはなるべく1本が良い

 

「PBの5弦が欲しいけどもうベースは増やしたくない・・」

「そもそもPUの構造的に無理がある・・・」

 

そんなことを考えた結果、思いついたのがフロントPUへのパッシブトーンの追加。

 

これもジラウドならではのポイントですね。

超ハイファイとローファイのどちらも理解し、実現もできる懐の広さがあります。

 

ある意味ではフルチューンの泣き所と言いますか、EQをカットしてミドルを強調した音づくりをしたとしても、その粒立ちや解像度までが落ちるわけではありません。

 

クリアーであることが必ずしも正解になるとは限らないのが音楽の奥深く面白いところ。

そういう意味でのパッシブらしさとか濁りや歪み感というのは、やはり捨てがたいものだと感じます。

 

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ネオパッシブ

 

そこで活きてくるのがネオパッシブの発想。

 

PUからアクティブバランサー(バッファ)に信号を送り、3.2MΩ入力の恩恵を受けているのが自分のブラッククラウド。

 

そこでスイッチングで選択することにより、バッファの前に250kΩのパッシブトーンを通すというのが面白いところ。

 

パッシブならではのハイカットというのはアクティブ(ローインピーダンス上)では真似ができないらしく、その微妙な音の膨らみや味わいがなんとも魅力的になるわけですね。

 

超ハイファイでクリアーなサウンドからモコモコのローファイなサウンド。

それを一瞬で切り替えることができるのが実に美味しく実に凄い。

しかもトーンポットを引っ張るだけという簡単操作。

 

ローファイなセッティングにしたとしても出力はあくまでもローインピーダンスになっている為、音は甘くてもちゃんと抜けてきます。

 

ジラウドならでは

 

発想としては単純なものでもあるのかもしれませんが、こういうことをきちんと真面目にやってくれるところってないですよね。

 

オリジナルであるアクティブバランサー、微電流用トグルスイッチにスイッチポットなど、そういった独自のアイテムがあるからこそ、これほど実用的に仕上がるのでしょう。

 

 

単純なパッシブの2ボリューム・2トーンの構成で的確なインピーダンスの処理ができるかは微妙ですし、ましてやフルチューンのようなサウンドやバリエーションをつくり上げることはほぼ不可能ではないかと。

 

選択肢が増えることがプラスに働くとは限らないのも確かな話ですが、そもそもの発想は「一本にまとめたい!」という希望

 

楽器をたくさん所有したりあれこれ持ち替えたり、エフェクターにも凝ったりなんだり、そうする必要がなくなるかもしれないと考えると、これはこれでシンプルな選択肢を希望した結果と言えそうです。

 

本当に幅広く、奥も深い楽器になっていますね。

 

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