Jiraud Black Cloud 5 Limited (10) シャム柿指板とタッチレスポンス

タッチレスポンス

 

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このブログを始めて以来、しつこいほどにタッチレスポンスについて話してきました。

 

そして、このブラッククラウドはその集大成と言うべきか、その点について完全に次元の異なる楽器。 

指板に関してはシャム柿以外のものを見たことがないというのも、強いこだわりの現れではないかと。

 

過去にブビンガ仕様の『レッドクラウド』という試作品もあったりはしたみたいですが、テストの結果、今の仕様に落ち着いたんじゃないかと想像します。

 

メイプル指板は使わない

 

世間的なイメージではメイプル指板はアタッキーとか派手、立ち上がりの良い音と言われている印象ですが、正直言ってタッチレスポンス的にはかなり劣りそうです。

 

たとえトラ目の高密度な物であっても、根本的に質が異なるみたいですね。

 

その密度や比重を考えると仕方のないことなのかもしれませんが、やはり、高速性を追求するならメイプルは避けたい指板材だと感じる次第。

 

現に、全音域にわたって最高のタッチレスポンスを追及するブラッククラウドにおいては、まったく使用されていない様子。

 

高速性を求めるならメイプル指板は却下かもしれません。

 

ボディ材についてもアルダーが使用されることはなかったり、このあたりについては頑なまでのこだわりがあるんじゃないかと感じます。

 

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指板を侮るべからず 

 

理想的を言えば、エボニー指板などが良い可能性もあるんじゃないかとも想像はしますが、残念ながら近年では入手が非常に困難みたいですね。

 

現在、オーダー可能かどうかは不明・・・

と言うか、ほぼ確実に無理そうです。

 

あったとしても、真っ黒で高密度なものは期待できないかもしれませんし、エボニーという名前だけにこわだるのも本末転倒に思えるところ。

 

ブラッククラウドの場合、指板だけではなくボディの方にも同一の材が必要になりますし、厚みのある最高のエボニーを多く用意しなければならないというのは、今の時代においてはあまり現実的ではなさそうですよね。

 

現在使用されているシャム柿がどんな特性なのかというのは、他と比較したことがないので分かりませんが、触った感じ・弾いた感じから察するに、かなり硬質な材ではないかと認識しています。

 

やはり、圧倒的高速レスポンスを生む要因の一つであることに間違いないでしょう。

 

全てが高速

 

普通のローズウッドあたりの方が温かみもあり、馴染みやすく扱いやすくもありそうですが、フェンダー的な感覚とバランスにそのまま甘んじるのは個人的には抵抗があるところ。

 

ましてや、ブラッククラウドを遅くしたいとか、普通のベースにしたいとも思いませんし、音を遅くさせる要素がとにかく存在しない楽器と言っても過言じゃない。

 

全てにおいて徹底的に高速、そうであって欲しいベースですね。

単なる豪華仕様とは次元の異なるレスポンスを手に入れることができます。