Jiraud Black Cloud 5 Limited (9) 頼れるネック

強靭なネック

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長い年月を共に過ごしてきた楽器がほとんど存在しない為、他と比較してジラウドのネックが特別に傑出しているのかどうかは分からない部分もありますが、高密度で安定した材にこだわっているのは確かでしょう。

 

非常~に頑丈でしっかりしています。

 

中には、極太のフラット弦を張ってもまったく負けない個体もあったり、管理が余程にめちゃくちゃでもない限り、トラブルの心配はほぼ無いんじゃないかと。

 

5弦に関してもそれは同様であり、そこまで管理に気を使うわけではなく助かります。

 

たとえ反ったとしても工房の方に持っていけばすぐ調整してもらえるので、そういった安心感も大きいですね。

 

もちろん、トラスロッドを軽く調整するぐらいなら自分でやっても特に苦労はしません。

 

独特の弾き心地

 

弾き心地に関しては独特な面があると思うので、そこの好みは分かれそうですが、華奢なネックが苦手な身としては非常に魅力的に感じます。

 

表面的な感覚を優先すると、薄くて幅も狭いネックの方が弾きやすく感じるものかもしれません。

しかし、無闇に細くするだけでシェイプに工夫がないのでは、かえって疲れる印象も強い。

 

幅や厚みのあるネックの取っ付きが悪いのも確かですが、ジラウドの場合はちゃんと弾き手が作っているものだけあって、ただ単に無闇に太くしてるのとは異なります。

 

自分の場合、握力とか指先だけを意識して弾くスタイルではないですし、そんなに弦高を下げるスタイルでもない為、十分な厚みと幅があってくれた方がむしろ助かるのが本当の話。

 

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怪我をしなくなった

 

今までの経験から言うと、基礎を無視して極薄ネックや低弦高にこだわってたりする方が、疲れや怪我などのトラブルが起きていたんですよね。

 

そういった変な怪我などをするようなことは、このブラッククラウドに落ち着いてからはなくなりました。

 

演奏技術の未熟さを言い訳したり、そこに楽器まで合わせようとするとロクなことがありません。

 

どんどんタッチもフィンガリングも悪くなっていったり、そういった負の積み重ねで結局は音も痩せていくんじゃないかと想像します。

 

ネックが鳴る=良い楽器は違う

 

楽器の良し悪しを判断する場合、ネックの鳴りを重視することもあるかと思いますが、これって実はすごく微妙な話だと思うんですよね。

 

過剰な振動と共振で音が痩せてしまうことも考えられる為、妄信的に強力なネック鳴りを求めるというのもどうかと感じるところ。

 

その意味でも変に薄く華奢なネックは、個人的には避けたい仕様と言えます。

 

ディープジョイントの話にしてもそうですが、結局は慣れの問題も大きいと言うか、練習することで意外と問題なく解決したりするものですね。

 

であるならば、出音や耐久性、トータルバランスを重視した方が長い目で見ても良いはず。

特にベースの場合、薄くてよく鳴るネックというのは疑問に思う次第。

 

育てる気持ちと管理も大事

 

最初の内はちょっと暴れもしたこのネックも長年のこまめな調整の甲斐あってか、今では調整する頻度は減りました。

 

湿度の急激な変動などで反ったとしても、ほんの少し動くだけなので管理も楽です。

 

ボディと同様にオイルフィニッシュが施されており、非常に触り心地が良いのもポイントですね。

 

これがまた堪らなく魅力的。

 

これがあまりにも気に入ってしまった為か、他の塗装を受け入れたくなくなってたりするので、もうほんと「これ一本でいいかもなぁ・・」なんて思ったりします。

 

反らないネックや理想の一本が欲しいのであれば、ちゃんと管理し楽器を育てる感覚を持つのも大切なことですね。 

 

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