緊張を味方につけるという疑問 体調不良・準備不足はただの敵

緊張は敵か味方か?

 

 

無理矢理な現実逃避への疑問

 

「緊張を味方につける!」

 

こんなことがよく言われたりもしますし、そうしようとする気持ちも凄く分かります。 

一方、都合のいいパワーアップ、現実逃避的に期待するのはちょっと疑問。

 

「緊張を味方に!緊張を味方に!」と必死に思いこもうとして良い効果があるのか、それが本当に凄い力を生むのか、正直、懐疑的になってしまいます。

 

そんな眉唾な暗示をかけようとするより余程に向き合うべき問題があるはず。

 

体調不良、疲労、ストレスなど、負の要因を無視して必死になるのは単純に辛い。 

音楽、演奏に限った話ではなく、精神と体調の管理は重要なもの。

その現実から目を背けたり、無理に楽しもうとするのはどうなのかなと。

 

・ろくに睡眠も取らない

・食事も滅茶苦茶

・目的に向けての計画も一切ない

 

これでなんとかなったり成功するのは超人的な一握りの人種の話でしょう。

それか元から相当な実力を有している人、すでに豊富な経験を積んでいる人。

 

そんな優れた力を持つ人達にしても長い目で見ればどうなるかは分かりません。

破天荒がたたって致命的な故障や病気をわずらえば、それで終わってしまう可能性もあるはず。

 

結局のところ、

 

・よく遊ぶ

・よく食べる

・よく寝る

 

これが基本。

人間、生物として重要なポイント。

 

これすら微妙、まったく実現できずに精神の力で何とかできると必死に思いこもうとするのは如何なものかと。

 

大切な場面に不安や緊張が付きものであるならばこそ、冷静に自分を見てみるべき。

負の意味での緊張を生む原因になるであろう部分を把握し、その解決の手立てを講じることが大切。

 

よく食べると言っても当然、それは暴飲暴食のことではありません。

 

『体調と目的に適した食事』

 

これですね。 

言葉を安易に捉えて逃げても解決はしない。

 

コンディション悪化の害

 

上手くなりたい、本番を成功させたいと考えるのであればやはり、

 

「練習するしかない!」

 

これがシンプルな姿勢と行動になるかと思います。

納得のいく練習ができたからこそ、それが自信になるという分かりやすい話。

 

しかし、意気込んで猛練習するのは素晴らしいことである反面、常にリスクにさらされる可能性もあるから厄介。

 

明らかに方向性を誤った努力、無闇やたらな行動で体を壊してしまっては元も子もない。

 

緊張や不安をまぎらわせるために練習していたのであれば尚更ですね。

それがまた余計に恐怖やプレッシャーを生む原因になってしまいます。

結果、より酷い緊張、不安の原因を抱えることにもなりかねません。

 

身体を壊せば精神の方にも確実に問題が起きます。

ストレスに蝕まれてしまっていては、脳も上手く働かないようになる可能性がある。

 

回復せずダメージが蓄積されていけば問題はどんどん深刻になっていきます。

不安材料が重なり睡眠にも影響が出てしまうようだと最悪。

全てが悪循環になっていくから恐ろしい。

 

食事に問題を抱えるとそれがさらに加速されていく印象。

食べすぎてしまえばそれだけ内臓は疲労します。

消化に力を使いすぎれば上手く行動できなくなる可能性も高くなります。

 

一方、食べなければ体力は衰え、力は出なくなる。

楽器演奏とは肉体を使うもの。

長時間におよぶ異常な集中力も求められます。

 

現実的に考えればやはり、「食事は無視!」とはいかないことばかりですよね。

自制、コントロールが本当に大切だと痛感します。

 

健康や体調管理を目的に『断食』のような極端な方法を取り入れるのも、個人的にはあまり信用していません。

 

内臓を休ませるというのは確かに分かる話ですし、時にはそういった荒療治を用いてみるのも面白いとは思います。

 

しかし、赤の他人の成功例に安易に影響されたり、それを一気に無理に試すなんてのは論外でしょう。

急激に環境を変えたり、極端に言えば『それまでの生き方を変える』のは相当な負担になるはず。

 

それが楽しく結果も出ているなら良しとしても、無理して自分を騙しながらやる、明らかな異常が起きているにもかかわらず、それを前進だと思いこもうとするのは危険。

 

都合のいい急激な変化に期待するより、毎日の積み重ねが大切。

 

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人はそう簡単には生まれ変われない

 

一夜漬けでなんとかなる人というのは実力や体力を持ってるのは当然のこと、豊富な経験値をすでに持っている存在ではないかと思います。

 

言ってみれば『強者』ですかね?

 

その強者の価値観や思考に視点、極端な体験や実験を弱者が鵜呑みにするのは怖いことではないかと。

 

自分にいまいち自信が持てない、不安をぬぐいきれないというのであればやはり、地道に準備したり管理したり、少しでも何かを蓄えていった方が良い。

 

たとえばの話、早起きできない人が当日だけ無理して頑張って早起きするより、普段から普通に当たり前に起きれるようにしておいた方が絶対に楽になりますよね。

 

子供じみた幼稚に話に感じるかもしれないし、常識だったり当たり前の話のようであっても、睡眠に難を抱えていたり夜型の人間にとっては意外と難しく厄介な問題です。

 

現実問題、徐々にでも生活習慣を変えていかない限り、一生つきまとう難題にすらなってしまうから恐ろしい。

 

それと同様、いきなり食事を切り替えて体づくりをしようとするなんて試みてもそうは上手くいかないものですし、いきなり極端な実践をする方向には疑問が湧きます。

 

薬に頼ったり依存してしまうのも本末転倒。

それよりもまずは生活習慣や食事の方に意識を向けるべきでしょう。

 

短期間では良いようでもその反動が来るようなことがあったら本当に怖い。

しかもその反動が一気に起こってしまったら目も当てられません。

 

それで失敗が続けば緊張を克服どころか再起不能になることすら考えられます。

努力と摂生しているつもりが裏目に出た時の絶望感たるやなかなか凄まじい。

 

「心が折れる」

 

まさにこれ。

 

その失敗を受け入れることができるかどうか?

正しいことやってるはずなんだと見て見ぬふりをするか?

 

これもまた一つの力、強さが問われるところ。

 

緊張はそう簡単に見方になってくれない

 

体力や気力が充実している場合、緊張状態を上手く好転させることができれば、それは確かに凄い力になります。

 

本番ならではの集中力や爆発力、これは絶対に存在しますよね。

 

・成功させたいという希望

・失敗したくないという不安

・もっと上に行きたいという欲望

 

こういった精神が限界を超えた超人的な力を生むことは十分に考えられます。

 

これがハマった場合、

 

『緊張を味方にする』

 

まさにこの状態にすることが可能。

 

緊張を良いものだと捉えるのも納得な結果が得られるでしょう。

気の持ち様で人の力というのは本当に大きく変わるものです。

 

たとえ本番で頭が真っ白になったとしても、地道に積み重ねておけば不思議と体は動いてくれたりもするから面白い。

 

極めれば『無我の境地』にまで達することもできるかもしれません。

 

一方、明らかに負の要因になる問題を抱えているのであれば、これはやはり、その原因や不安としっかり向き合うべきだと考えます。

 

身体も精神もボロボロだったり、常に不安定な精神状態でいるなら尚更ですね。

体調と精神の管理はもちろん、もっと自分を冷静に見た方が良いはず。

 

そんな中で無理に鼓舞しても逆効果になる可能性が高い。

「緊張を味方に!」なんて誤魔化そうとせず、現実を見てやるべきことがあるんじゃないかと。

 

人間、体温がちょっと低いだけでもネガティブになったりするもの。

胃腸の心配事なんかは不安やストレスにダイレクトに繋がりますよね。

 

そこを食事でコントロールしたり普段から意識するだけでもだいぶ違ってくるし、明らかな不摂生を積み重ねているようだったら、まずはその問題点の解決に目を向けるべき。

 

体調不良や不摂生から来る緊張や不安はただの敵。

そこから目を背けても良い自信は身に付かないんじゃないかと。

 

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不相応な完璧主義で身を滅ぼすより現実的に積み重ねる

 

無理に緊張を味方にしようと悩んだり苦しんだりするのは考えもの。

それだったらその酷い状況の中での最善を考えた方がまだ気が楽で現実的。

 

「俺の実力はもっと凄いんだ!」

「本当はこんなもんじゃない!」

「絶対絶対やれるんだ!」

 

こんなのは自惚れか痛い勘違いって話。

現実に散々な結果に終わってしまったのならその失敗の原因を探った方がいい。

非現実的な理想に溺れても意味がありません。

 

志がなければ成長も向上もないと言うのは確かに分かります。

危機感もなくへらへら笑ってミスを受け入れるのは見ていても気分の良いものではない。

 

でもやはり、思い描く理想が足枷になってしまったり、肥大化した自尊心、または自虐の姿勢などを抱えてることが良いとは思えません。

 

それならいっそ実力不足だと素直に認めた方がいい。

現実を見て開き直ってしまった方がマシに感じます。

 

「今出来る事をやる」

 

実現不可能な完璧を目指すのではない姿勢。

自分を過大に見積もらず現実的に構える力。

これも一つの強さではないかと。

 

繰り返すようですが、身体も精神もボロボロ、常に不安な精神状態でいる中で力を発揮しようなどというのは、誰であっても厳しい状況です。

 

そんな中で逃げるように「緊張を味方に!」なんて鼓舞なんかするより、やるべきこと、やれることが絶対にある。

 

緊張を味方につけた

 

『覚悟と集中』

 

これは良いです。

 

一方、その対極にあるような

 

『呆然自失』

 

これは悪にしかならないでしょう。

 

ありもしない理想のための逃避をするのではない。

今ある現実に覚悟を決め向き合うことが大切。 

自分が出来ること、やれることに最大限集中してこそですね。

 

緊張体質を無理に改善しようとするより、現実的に何ができるか真剣に向き合った方が良い経験の積み重ね、長い目で見れる使える己の血肉になっていくはず。

 

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