ジラウド 定番かつ贅沢なボディ材

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スタンダードに贅沢に

 

ジラウドで使われる木材はこれまたなんとも普通な感じ。

ボディ材はアッシュ、アルダー、マホガニー、こんなところ。

 

近年は良質なアルダーの入手が難しくなったらしいのと、マホガニーはホンジュラス産が完全限定仕様。

 

その為、ここ数年と現在に関しては、アッシュほぼ一択ということになるのかもしれません。

 

そんなスペック的にはごく普通でつまらなくも思われそうな使用木材。

しかし個人的には、かなり贅沢にこだわっているように感じる次第。

 

一口にアッシュと言っても、軽量で厳選されているものはボディ材として実に美味しい。

鳴りについてだけでなく、その軽さが単純に嬉しいポイントでもあります。

 

ごく稀ですが、トラ目が入っている高密度なものもあったりするので、あれに当たった人が本当に羨ましくなりますね。

 

こだわりの1ピース材を使用した個体などもありますが、寄せ集めで作られたような楽器と比較してみると、実に大胆で贅沢な仕様だと言えるでしょう。

 

多層構造だったり過剰な木工に魅力を感じない身としては、実にありがたい方向性。

シンプルで質にこだわるほど、よだれが出るほど美味しい仕様に見えてしまいます。

 

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贅沢して音が悪くなるんじゃ本末転倒

 

バラバラの材を接着剤でどうにかしましたって楽器は苦手。

ガチガチに固めてしまったボディの鳴りって冷たく寂しい。

 

それは本当に贅沢なのか対価に見合っているのか?

疑問になるものがかなり多いです。

 

穴だらけだったりボロボロに朽ちた木を補修して無理矢理に使ったり、そんなものがトップ材として人気だったりもするから恐ろしい話。

 

そりゃ見た目には独特で面白いのかもしれないけど、加工前の現物を見たことがある身としては青く冷めるものがあります。

 

あれには絶対に手を出さないと決めました。 

いやほんと、見ると笑っちゃいますし、ドン引きしますよ。

 

定番と言っても、見た目に関しても別に劣っていることなどありません。

特に、一枚板が持つ豪快な魅力ってのは素晴らしい。

 

「一見は普通、実は贅沢!」

 

こういう楽器っていいものです。

使いこむほどに良い感じに仕上がっていく!

 

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