究極の電池? アルカリ超えの凄い奴? 9V・006Pの極み?

究極の9V電池!?

 

EMGと究極の電池

 

存在を知ったのは20年ぐらい前のこと。

Player誌のEMGの広告と一緒に載っていたインパクトが忘れられません。

 

何が凄いって、

 

『1400円』

 

電池一個でこの値段だったという、その意味不明さに圧倒された次第。

 

「アルカリの数倍の容量!」

「アクティブ使いこなしたきゃ電池にもこだわれ!」

 

あの広告には結構な刺激を受けましたね。

 

この広告、その一回だけしか見たことがありません。

しかし、いまだに忘れられない思い出の一つです。

 

ULTRA LIFE リチウム電池

 

その衝撃の電池。

アルカリやマンガンのように分類するならば、

 

『リチウム電池』

 

というものになるそうな。

 

公式によると容量は、

 

【1.2Ah】

 

東芝IMPULSEの充電式9V電池が200mAh。

単純にその6倍の容量があることになります。

 

公式によるとアルカリ電池の5倍。

マンガン電池の10倍だそうな。

 

まぁ、あれです。

 

『化け物』

 

こんな電池があるんだなと。

 

「いや、充電式の得じゃん!」なんて声も聞こえてきそうですが、この手の電池の問題は公称電圧が8.4Vであるものが多いということ。

 

要するに『低い』

 

大出力だったりアクティブで積極的にブーストもするなんてベースの場合、最初から電圧が弱い可能性がある電池はいただけません。

 

やっぱり、余裕があって元気のあるやつが一番ですね。

その意味でこの電池ほど頼れる存在はないんじゃないかと。

 

ちなみにですが、

 

『リチウムイオン電池』

 

充電式のこの電池とは違うのでそこは要注意。

 

まぎらわしいですが、リチウム電池は充電池ではありません。

その点を誤ると危険、絶対に間違ってはいけません。

 

問題点について

 

高い

 

値段が高いのは言うまでもなく深刻な問題。

容量に余裕があるからこそ逆に困ることがあります。

 

『替え時が分からない』

 

トラブルを防ぐ意味ではやはり、神経質なぐらいに電池は交換したいもの。

いざ本番で音が出ないとか痩せ細ってるとか、まったく笑えません。

 

その意味でこの電池は逆に扱いづらいリスクがあります。

 

でかい

 

大問題と言うより致命的なのがこれ。

 

この電池、通常のものよりちょっと大きい為、なんと、

 

『入らない』

 

このリスクがあります。

 

実際、自分のベースの電池ボックスには入りませんでした。

ガタつきがないようにタイトな設計になっている為、ちょっとのサイズ違いが命取りになるわけですね。

 

ザグリに余裕のあるベース、スペースのある機器でないと使用することすらできない可能性があるので、これが実に残念なところ。

 

本当はもっと使ってみたいんですが、充電式のパワーサプライもある現在、無理にこれを使用する理由がないのが惜しい。

 

足元を超シンプルに一個か二個のペダルで済ますとか、電池至上主義者なんてことでもない限り、手放しでの推奨はできない、難のある電池なのが正直な話。

 

分からない

 

なんだそりゃって話ですが、使用している人に会ったことがないのと、そもそも楽器用にどうなんだってのが分からないという、これまた結構なリスクを感じるのも本音。

 

一時期、実際に使用していましたが、そのベースに搭載していたバッファが超低消費電力だったこともあり、どこまで違うのかって手応えはよく分かりませんでした。

 

低消費電力なので、ただでさえ替え時に迷うような状態。

アルカリでも特に問題を感じていなかった為、この電池では交換のタイミングを把握することが困難だった印象。

 

とにかくデータを得るのが大変、未知な点が多いのが辛い。

品質が安定しているのどうかも不明。

 

人におすすめして良いのか実は微妙、難儀な存在です。

 

まさに浪漫

 

実用性で言えばアルカリで十分。

入手が容易、流通的にも安心。

過剰を求める意味は感じません、

 

でもやっぱりこれですね。

 

『ロマン』

 

この曖昧でどうしようもないやつに心を動かされてしまいます。

 

普通に考えて、電池に過剰なスペックとか求めても仕方ないし、消耗品にスペシャルを求めるのはリスクもあるわけです。

 

それがなくなった時、使うべきものが存在しなくなってしまう。

何を使っても満足できなくなるという、そういう恐れがある。

 

だからこそ、ハマっちゃうとやばいですよね。

 

「凄い燃料!」

 

こんなことを聞かされると、心ときめいてしまう自分の幼稚さ。

しかし、時にはそれに正直になりたくもなるのがなんとも面白い。

 

まさしく、

 

『浪漫電池』

リチウム電池 U9VL 9V 1.2Ah 006P形 角型

おすすめはしませんが、面白いものが存在するのは確か。

 

現在、自分のベースに入れることはできませんが、どっかしらにぶっ込んでおきたいとは考えてしまう次第。

 

またE-BOWとか手に入れる機会があったら、それも試してみたいなと。

K.Yairiのアコースティックベースを語る アコベの魅力と面白さ

アコースティックベースの難と魅力

 

その実用性にどうしても難があるアコースティックベース。 

どう考えたって大音量に向いた楽器だとは思えません、

 

エレクトリックがメインの人間としてはやはり、常にハウリングのことを気にしなければいけないという時点で大きなストレス。

 

バンドの見栄えを気にしたり、見た目で使いたいぐらいって以外、正直言ってあまりメリットのない楽器かなという印象が強いところ。

 

しかしです。

それでも憧れちゃうんですよね。

 

箱の音を聴きたい。振動を感じたい。それに酔いたい浸りたい。

そんな気分になった時、ソリッドの生音じゃどうやっても満足できません。

 

これはもう理屈じゃない。

不便が分かっていても手を出したくなる。

別に外で使わんでもええわって割り切ってしまうのも有り。

 

文句を言いたくなる、ケチを付けたくなる部分が沢山あるのも確かだけど、だからと言ってアコースティックの世界を切り捨ててしまうのは寂しい話。

 

いさぎよく別の楽器だと認識し、違う世界を楽しむべきなんじゃないだろうかと最近は思うようになりました。

 

そこで今回、自分が密かにファンであるヤイリのベースについて語りたい次第。

後述しますが、いつかまたオーダーしたいと考えてもいます。

 

 

K.Yairi アコースティックベース

 

K.Yairi YB-3

 

864mmのロングスケール。

 

通常のエレクトリックベース、フェンダー基準から言えば当たり前のスペックですが、アコベの世界においては意外とそうでもないのが面白い。

 

全体のサイズを考えた場合、アコベの構造では大型化しすぎるためか?

それとも楽器の敷居を下げる意味か?ギターを意識してか?

 

そのあたり定かではありませんが、いずれにせよ、34インチという条件が実はそこまでスタンダードでもない印象はあります。

 

そんな中しっかりロングスケール、ネックの感じも違和感なく仕上がってるアコベを探すのであれば、まずこのYB-3が思い浮かぶところ。

 

ネックが長いとやっぱり『オモチャ感』がなくなるんですよね。

「しっかり鳴らすぞ!」という気持ちに自然となります。

 

実際、ブリッジ寄りで軽くなでるぐらいのタッチじゃ楽器が鳴ってくれません。

アコースティックならではの醍醐味、箱鳴りを感じたいのであればやはり、それ相応のタッチが求められる。

 

それだけにちゃんと弾くとま~、楽しいのなんの。

 

冒頭の通り、色々と不便もあるアコースティックベース。

でもそれは使い方や方向性を誤っているだけだったり、その魅力を活かせてないのではないかと疑問になるのも本音。

 

こういう楽器を当然のように音楽的に弾けたらどれだけ素敵だろうか、そんな事を考えてしまう魅力があります。

 

と、話の流れからだと生音専門みたいな印象を受けそうかもしれませんが、このベース、しっかりPUを積んでいます。

 

『L.R.BAGGS』【ELEMENT VTC】というピエゾPU。

 

フィッシュマンのPUがスタンダードなイメージだった中、このL.R.BAGGSもかなり定番になりつつある感じ。

 

それでも正直、ちょっと音が硬い印象が強いのも確かですが、これぐらいじゃないと埋もれてしまうと判断するならばそれも分かる話。

 

このあたり、やはり判断が難しい。

外部のプリアンプなども通す前提にするか、試行錯誤が必要なポイントですね。

 

このYB-3、実はそこまで胴が分厚かったり大型なわけでもないので、アコベ入門にも色々試すにも良い感じな一本ではないかと思います。

 

まぁ、入門と言うにはちょっと高くもあるけれど、半端なものに手を出してアコベってジャンル自体に冷ややかになるんだったら、まず10万クラスから見るというのは有りでしょう。

 

で、実はわたくし、このYB-3を基本にオーダーメイドで作ってもらったことなんかがあったりします。

 

詳細はこの場では省略しますが、今まで弾いてきたアコースティックベースの中で最高の一本だったのは間違いありません。

 

残念ながら諸事情あって手放してしまったけれど、また新たに企画してオーダーできないものかと野望を秘めていたりします。

 

本当に魅力ある楽器ですね。

 

K.Yairi YB-3 【キズ有り特価】

 

K.Yairi YB-2

 

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こちらは812mmのミディアムスケール。

アコベによくあるサイズですね。

 

実はこれの5弦ベース版が自分が初めて手に入れたヤイリのアコベ。

正直、最初は全然期待してなかったんですが、本当に良い意味で裏切られましたね。

 

スケールが短いとはいえ、『ミニベース感』みたいなもの安っぽい感じはありません。

弦の張りとかベロンベロンなのかと思いきや、意外とそうでもない。

 

アコースティックならではの難しさと面白さ。

これがしっかり味わえましたし、軽く衝撃を受けました。

実際に手に入れたことでアコベのイメージが変わったと言っても過言ではありません。

 

もちろん、物凄いスケール感大きなサウンドを狙ったり期待するものではないし、それこそコントラバスみたいな方向性を狙うのは厳しい。

 

PUもブリッジ駒のピエゾ一発で箱鳴りまで完璧に求めるのは無理がある。

 

アコベ選びで失敗しがちなのはそのあたりでしょうね。

 

「ウッドベースに憧れる!」

「あんなキャラが欲しい!」

 

これを過剰にふくらませた結果、勝手に幻滅して使い方も誤るということもよくあるのではないかと想像します。

 

そういった意味で自分がヤイリのベースに惹かれたのは、ベースでありながらギター的な魅力も感じたということなのかもしれません。

 

なんかそのバランスが面白いんですよね。

 

ウッドコンプレックス丸出しみたいなのは嫌だし、ギターのオマケで作ったの丸出しなシャリシャリサウンドも嫌。

 

かと言って、ソリッドのベースと変わらないんじゃ意味がないし、セミホロウとかで割り切るのも面白くない。

 

そういったことを考えていくと、ヤイリのアコースティックベースに何やら可能性を感じてしまいます。

 

また、大きなポイントとして、

 

『値段が手頃』

 

これも凄く重要。

 

そりゃ、とんでもない金額を積めば海外品で良いのもあるだろうけど、そうなっちゃうと現実的じゃなくなってくる面があります。

 

あまりに高級、家宝のように扱いたくなるのも違うだろって気がしてしまうわけですね。

 

バンバン遠慮なく使いたくなる値段でしかも魅力的という、これもヤイリの魅力の一つではないかと認識している次第。

 

このYB-2に関して言えば、ピッコロやテナーベースにしても面白いかと感じました。

5弦だったらハイCにするのも良かったですね。

また新たな楽器の世界と魅力が広がっていきます。

 

一方、リアルなことも言うと、32インチだとローB弦が張りづらかったり、弦の調達で厄介な面があった為、その意味でも多弦にするならハイCの方が良かった印象。

 

ミディアムスケールでも弦の選択肢が豊富ならいいんですけどね~。

納得のいく弦が見つからない場合、そのチョイスでちょっと苦労するかもしれません。

 

いや本当、もっと発展していってほしいジャンルです。

 

K.Yairi YB-2-5 [Low-B仕様]

 

 

K.Yairi YB-13

 

こちらは少々変わり種な感じ、バイオリンシェイプのアコベ。

 

YB-2同様のミディアムスケールでボディも薄型コンパクトという、明らかにエレアコ風味の強いベースでもありますね。

 

実際、大きな生音までを期待するのは違うかなと。

 

しかしま~、これのフレットレスが何とも楽しいんですよね。

 

アンプから音を出すと不思議とその気になれると言いますか、ネック寄りでコントラバスチックに弾きたくなる魅力があります。

 

個人的な好みから言うのであれば、YB-13は圧倒的にフレットレスの方が好きですね。

『スーパーミニコントラバス』とでも表現しますか、弾いてて無条件に楽しくなってしまう。

 

ちなみにですがこのベースの場合、YB-2や3と違い、フィッシュマン製のPUとプリアンプが搭載されているのが特徴。

 

手元で簡単に操作ができるタイプなのでやはり、よりエレクトリックな方向性、その使用を前提としている面があるのではないかと感じるところ。

 

「生音重視!」

 

そうやってこだわるのも良いけど、実際問題、EQとかでどうにかしないといけない部分って沢山あります。

 

ピエゾ一発、パッシブにこだわったはいいけど、シャリシャリのジョリンジョリンってんじゃ困りますし、ましてや我々が弾くのはベースです。

 

特殊なサウンドを狙ってギャインギャインしてるのはいいけど、温かみのあるサウンドや箱物ならではの生々しさを求めてそれじゃ困るなんてもんじゃない。

 

と言うか、お話になりません。

 

そういう意味でやはり、手元で操作できるプリアンプが搭載されているというのは、非常にありがたいと感じるポイントですね。

 

ちゃんと実用性が考えられている証ではないかと。

 

K.Yairi 《K.ヤイリ》 YB-13FL w/Black Nylon Strings (VS)

 

 

K.Yairi YSB-1

 

www.pompombass.com

 

先日の記事の中でも紹介したこのYSB-1。

こちらでもあらためて触れたいと思います。 

 

『フラグシップ』

 

こう呼ぶべきなんでしょうかね?

その価格といい、明らかに存在感が違うアコースティックベースです。

 

前述の通り、ヤイリのベースにはYB-2から興味が湧いた身ですが、オーダーをするまでに至ったのは、このYSB-1を弾いたのが一番大きなキッカケでした。

 

「こんなアコベを作れるんだったら絶対イケる!」

 

一回の試奏でその確信を得た次第。

 

いや本当、このベースには軽く衝撃を受けたんですよね。

 

見た目にも思わず弾きたくなる風格がありましたし、ある意味、それが全てをあらわしているのかもしれません。

 

また、このベースはちょっと変わったPUを積んでいるのも特徴。

 

L.R.BAGGS製であるのはYB-2と3同様ですが、その発展形とも言うべき、

 

【Anthem】

 

これが搭載されているのが面白い。

 

前述のL.R.BAGGSのElementを基本に、ボディ本体にコンデンサーマイクを内蔵、それのミックスを可能にするという、かなり凝ったシステムですね。

 

サウンドホールに取り付けたコントロールでそのブレンド具合も変更できますし、最大50:50の割合でマイクの音も出すことができます。

 

マイクとピエゾと細かく完璧な音づくりとミックスをしたいのであれば、物足りない面もあるかと思いますが、ま~、楽器本体だけでこんな操作ができるシステムが出ているんだと驚かされましたね。

 

初心者向けとか遊び用みたいな安っぽいアコースティックベースが多い中、このベースは存在感から何からちょっと異なる存在です。

 

実用性から言えば冒頭でも話した通り、色々と難しい面があるのがアコースティックベースの宿命なのも確か。

 

ガンガン鳴らすドラムやジャッキジャキに鳴らすギターなど、そういったアンサンブルで使うのは厳しいとしか言いようがない部分が多々あります。

 

でも、そういった場面ばかりを気にするというのも、ちょっと違うだろって気がしちゃいますよね。

 

使うべき場も期待するところも間違えてると言うか、絶対、もっと活かせるシチュエーションがあるはず。

 

その可能性を見い出す意味でも、こういった楽器があると非常に良いんじゃないかと。

ここで完結と言わず、まだまだこれからどんどん発展していってほしいと願います。

 

K.YAIRI  YSB-1

 

K.YAIRI YSB-1

 

アコースティックベースへの期待

 

・ギターっぽくしたいのか?

・コントラバスみたいにしたいのか?

・生音を強く求めたいのか?

・アンプからの音をメインにするのか?

 

このあたりのコンセプトすら定まってない印象があるのが、アコースティックベースへの正直な印象。

 

そして、それはきっと製作側の話だけでなく、プレイヤー側の方も同じなんでしょう。

 

コンセプトがぶれぶれだったり、実現不可能な無茶を要求するから、いまいちピンと来るものが出来てこないのではないかと想像します

 

そのあたりの複雑な要素をハイクオリティに融合したのが、

 

『 Citron 』

 

自分の中ではこの工房の楽器が、理想的なエレクトリックアコースティックベースであるイメージがあります。

 

マグネットPUを搭載したものならば、アンプを鳴らすにもより完璧に感じるところ。

 

一方、生楽器としての魅力をより色濃く求めるとなると、話がちょっと変わってくるかなと。

 

めっちゃくちゃ贅沢な楽器なのは間違いありませんが、純粋なアコースティック楽器として使うのは違う気がするのも確か。

 

だからこその実用性なんですが、なんと言いますか、そのあたりを贅沢にクリアしたアコースティックベースが登場してくれれば、とんでもなく面白くなるんじゃないかって期待しちゃうんですよね。

 

コントラバスにできてアコベじゃ無理とか、そんなことは考えたくありません。

現実として厳しい面、どうにもならない部分も沢山あるのでしょうが、それを言ってばかりでは面白くない。

 

今じゃ作ってないのが残念なんですが、アスリートの6弦ベースとか超面白そうでしたね。

 

カシオペアの野呂さん櫻井さんのアコースティックデュオとか、個人的にはかなり嬉しい企画でした。

 

あれでアコベを『使えない楽器扱い』するのは無理があると納得。

スーパープレイヤーが使うとやっぱり違う、ちゃんとポテンシャルのある楽器なんだと確信できる内容です。

 

ペガサス~アコースティック・デュオ

ま~ほんと、アコースティックベースの世界には無責任に期待をしてしまいます。

 

「ウッド弾けよ!」みたいなのに超うんざりしてる身であるのと、ギター的な魅力もあってほしい人間としては、こちらの方に楽器としての魅力を感じる次第。

 

今はエレクトリックに専念することを決めた身ですが、またあらためてオーダーで何本か試してみたいですね。

 

どうにも自分の中で心残り、 ああすべきだったか、こうすべきだったかという未練があるので、また気分が熱く盛り上がったらヤイリさんにお願いするかもしれません。

 

密かにアコベに対する熱き想いがあるわたくし。

最高の一本の実現を夢見ています。

コントラバスともアコギとも異なる、生のベースの豊かさを手に入れたい!

記憶に残る個性派ベース10本のレポ 試奏だけでも分かるその面白さ

 

【個性派ベースの試奏】

 

所有してきたメイン級のベースは軽く20本以上。

遊びの分を含めれば軽くその倍かそれ以上。

 

試奏については何百本か千本単位で弾いてきたかと思われます。

 

その結果たどり着いたのが、今のジラウドベース。

自分に最も合っている楽器だと確信しています。

 

一方、まったく違うタイプのベースがたま~に欲しくなるのも事実。

それも生半可な違いではなく、極端なぐらいに違うのが良いですね。

そうじゃなきゃ意味がないと認識しています。

 

そこで今回、試奏してきた中でも記憶に残っている一本、いまだにちょっと興味のある楽器について話してみようかと。

 

縁がないであろうだけに惹かれるものがあります。

 

 

個性派ベースの試奏レポ

 

Fodera AJP コントラバスギター

 

アンソニー・ジャクソンが好きだということもありますが、純粋に楽器として興味を惹かれてしまうのも大きいこの楽器。

 

ま~、もはやベースって感じじゃないですよね。

 

『でっかい低いギター』

 

まさにこんな感じ。

 

アコースティックなエレクトリックベース、完成された新種のギターと申しますか、感覚的に本当に別物なところがあります。

 

36インチスケールということもあり、低音弦はグランドピアノみたいなニュアンスも出せるように感じるから面白い。

 

28フレットの指板、高音弦の超ハイポジションとか、もうベース弾いてる感じがしませんし、それでいて力強いサウンドが魅力的。

 

これについては1PUであるのと、その位置が絶妙なのと両方あるんでしょうね。

 

2PUだから良いかと言うと必ずしもそうでもなく、干渉の問題を考えればむしろ不利だったり、そこに粗悪なプリアンプを搭載するのも考えもの。

 

PUからジャックに直結するという、それが本当に意味のあることかと個人的には疑問を抱く面もありますが、でもやっぱり、潔さの面で言えばこれ以上の仕様はないのも確か。

 

自分のタッチで楽器がどうにでも変化するという、その面白さを味わえる意味でこれ以上の楽器はなかなか存在しないでしょう。

 

後、忘れちゃいけないのが、この楽器は意外とヤンチャな音がすること。

 

ゴーン!と弾いたらゴーン!と出るという、これが良い。

 

ピックでガンガン攻めるにも良さそうとか、そういうエレクトリックならではの魅力とか迫力、アコースティックな生々しさがあるから楽しい。

 

いやねぇ、もうちょい安かったら手を出す可能性もありそうなんですけど、ちょ~っと現実的じゃないですよね。

 

今は200万円とかじゃとても届かないのかな?

 

ま、縁のない存在です。

 

F-Bass AC7 7弦フレットレス

 

 一回だけ弾いたことがあるF-BASSの7弦フレットレス。

 

AC6という時点でかなりコアな楽器なのに、その7弦バージョンという、なかなか無茶なことをやってた存在。

 

いやほんと、あれには驚きましたね。

ハイFまであんなに使えるものかと、そのクオリティに驚愕。

 

大体の場合、高音弦は腰砕け。

ピンピンした感じで使いにくいのもお約束。

低音弦との方までバランスを取るのは困難を極まりない印象が強いもの。

 

そんな中、あのAC7はまったくの別物でびっくり。

 

元々、その独自のサウンドとクオリティに定評のあるACシリーズですが、まさか7弦で出してもその魅力あるままとは驚かされました。

 

指板のサイズにもびびりますし、あまりの自由度にわけが分からなくなるのも正直な話ではあるけれど、ま~、なかなかあんな楽器には巡り合えないでしょうね。

 

アンソニー・ジャクソンのコントラバスギターとはまた異なる方向で完成している、アコースティックなエレクトリックベース。

 

エレクトリックでありながら箱物のニュアンスも有している希有な存在。

 

それがさらに、ギター的な音域と世界にまで足を踏み入れるという、もうわけが分からない興奮があったかもしれません。

 

尋常ならざる楽器でした。

 

Citron アコースティック6弦ベース

 

スリークエリートさんでPLEKをお願いする際、めちゃくちゃ気になってしまって弾かせてもらったのがこのベース。 

 

元々、シトロンに強い憧れを持っていた時期もありましたし、良いアコースティックベース、6弦への未練もまだ持っているのが我が身。

 

そんなやつの目の前にこんな楽器があったら、そりゃたまらないわけですよ。

 

「 弾かずに帰れるか!」

 

って感じです。

 

で、ま~、凄い楽器でしたね。

放っておいたらずっと弾いてたであろう、素晴らしい魅力ある存在でした。

 

さっきからアコースティックなニュアンスを持っている楽器の話ばかりしているようですが、前述の通り、多弦とアコースティックベースへの憧れと未練が自分の中にあるゆえでしょうね。

 

アコースティックそのものすぎる場合、ピエゾで貧弱な音がしたり、音が腰砕けになって使いものにならない印象を受けることが多いのですが、さすがにこのクラスになるとちょっとわけが違います。

 

このシトロンの場合、オプションなのかマグネットPUも搭載されていましたし、意外と重量もある印象もあってか、華奢で小綺麗なだけとかそんなものではありませんでした。

 

エレクトリックベースとアコースティックギター、その高度な融合とでも申しますか、なんちゃってで作られたものとは次元が異なります。

 

唯一、弦間ピッチが狭いことだけが懸念事項でしたが、ああなると発想を変えてピックをメインに弾くのもありかなって気もしたり。

 

まぁ、こう言うとスティーブ・スワローまんまのようにも聞こえそうですが、マグネットPUの存在が面白いこともあり、スワローとはまた違った攻撃的なサウンドか、重さを出すのも良さげに感じた次第。

 

いや本当、こういう楽器を日本の工房が出せないものなのかと、いっつも思っちゃうんですよね。

 

アコースティックベースがギターのおまけみたいな感じで作られるのが非常に悲しい。

こんな魅力的な世界があるのに手を出す人がほとんどいないという、それが残念でなりません。

 

シトロンはやはり、魅力溢れるベースです。

なんと言いますか、我が道行く独特の器の大きさを感じます。

 

Status オールグラファイト ヘッドレス6弦ベース

 

アコースティックな流れから一転、これほど人工的でエレクトリックなベースもないだろうという存在。

 

自分が弾いたのはしかもオールグラファイトだったかな?

木の温かみもクソもない楽器でした。

 

しかしま~、だからこそ魅力がありましたね。

こんな方向に進化するものなのかとワクワクしてしまう何かがある。

 

ひたすら音の活きが良く、濁りのない主張が素晴らしい。

好き嫌いがハッキリ分かれるだろうけど、自分的には『有り』

 

ライブでこんな頼れる存在もないだろうってぐらいな印象。

 

と、テンション上がる一方でそのメリットを冷静に考えると、これがまた実に興味深かったりします。

 

やっぱり、6弦ってその時点で色々無理があるんだなって思いましたね。

大きなヘッドがあってそこにペグが6個。

これが絶対避けられないストレスって相当なものなのかもしれません。

 

いざヘッドレスの6弦を弾いたらマジでビックリしました。

 

とにかく音の均一感とバランスが素晴らしい。

多弦においてこの心配事がなくなるだけでもそのメリットは計り知れません。

 

「こ、こんな楽なの!?」

 

大袈裟ではなく驚愕のレベルで実感できます。

 

音的な好みの違いがあったとしても、身体的なことを考慮した場合、それすら帳消しにするぐらいの魅力が備わっているように感じました。

 

いくら多弦が好きだ、6弦にも慣れてて問題ないとは言うても、やっぱり現実は厳しいみたいですね。

 

洗練され無駄を排除した楽器がいかに快適か、軽量で実用的、合理性に特化させたものがいかに道具として優れているか、それを思い知らされた次第。

 

ただ、なんでしょう?

 

こう言ってばかりだといかにも「冷たい」とか「味気ない」みたいな印象で占められてしまいそうですが、昔のグラファイトとは違うってことなのかな?

 

なんだか空気感があるような、軽量ゆえの鳴りっぷりの良さがあるような、そんな印象も受けるのが面白かったですね。

 

ギッシリ詰まってるのか実は空洞なのかとか全然知らないけど、食わず嫌いは良くないことだと思わせるポテンシャルがあるのは確か。

 

せっかくなら、食ってから徹底的に嫌うべし。

本当に面白い楽器でしたよこれ。

 

MTD 7弦ベース

 

18~19歳ぐらいの時だったかな?

楽器フェアか何かで初めて弾いて驚愕したのを覚えています。

 

当時、6kg以上あるクソ重い6弦を弾いていたのもありますし、PUからプリから何から、発展途上な印象が強かったんですよね。

 

まだ全然弾き方も分からなかったし、親指の付け根や手首も痛めたり、けっこう散々な思いをしながら6弦を弾いていた記憶が強いです。

 

そんな中、MTDの7弦のあの弾きやすさにはマジでひっくり返りましたね。

 

「6弦より弾きやすい!?」

 

本気でこう思いましたもん。

 

全音域タイトでバランス良いし、弾いててめちゃくちゃ楽。

綺麗でお上品なのではなく、パンチも十分。

 

そして何より、

 

『 軽い 』

 

これがとにかくショック。

 

「ベースは重い方が良い!」

 

当時、こうやって思いこんでたのもあるし、それもあって我慢して6kgの6弦を弾いていたんですが、いやほんと、価値観も世界も一変って感じです。

 

今でもたぶん、MTDより優れた7弦って存在しないんじゃないですかね~?

それぐらい別格と言うか、好み云々を超越したクオリティを有していた印象。

 

あれは色々な意味でインパクトありました。

 

21フレットモデルがあったらオーダーしていた可能性もありますし、実際、見積もりをお願いしていた時期もあるのがここだけの話。

 

本当に実現してたら一体どうなっていたのか?

 

恐ろしい楽器です。

 

K.Yairi YSB-1 アコースティックベース・フレットレス

 

国産のアコースティック屋さんと言えばヤイリ。

現実的な値段も含め、まずはここの楽器に触れてみるのが良いんじゃないかと思います。

 

その中でも自分が惹かれたのがこのYSB-1。

 

見た目にも何やら良さげな雰囲気が漂っていますし、弾いてみるとアコースティックならではの魅力に引きこまれるものがあります。

 

音を出した瞬間に「おっ!?」と思えるベースって少ないものですが、これがアコースティックベースになると余計にそうですね。

 

大体がペラッペラのジャキジャキ、アコギのオマケ扱いみたく作られている印象が非常に強かったりします。

 

そんな中このベースはまさに、

 

「 おっ!?」

 

と感じる存在。

 

「これいいんじゃね?」

 

思わずこう言いたくなる、素直に耳に入ってくる魅力があります。

 

現実的なことを考えれば大音量には向かないんじゃないかと思いますし、低音をどれだけ出して大丈夫か、ハウリングの心配はどうかと考えてしまうものはあるのも正直な話。

 

完全アコースティック構造なベースがどこまで実用的な楽器なのか、それすら未知数であるのがいまだ現実なのかと感じるところでもある。

 

でも、そればっかり言って音色に魅力がなくなっちゃうのも辛いですよね。

 

そもそも、大音量であることをまず前提にしているのもおかしな話かもしれないし、それをアコースティック楽器に対して完璧なクリアーを求めるのはなかなか無茶というもの。

 

「結局ソリッドでいいわ!」

 

なんて割り切るのもやっぱり寂しいし、アコースティックな世界のベースをコントラバスにゆだねるのも個人的には抵抗があります。

 

そんな中、素直な魅力と可能性を感じるアコースティックベースが出てきてくれるというのは、非常に意味があることだと考える次第。

 

真面目な話、こういう楽器増えてほしんですよね。

 

「弾いてみたい!」

 

と思わせる何かがあるアコースティックベース。

 

その時点で超貴重。

 

K.YAIRI YSB-1

K.YAIRI YSB-1

 

Jiraud New Klein

 

世界に二本しか存在しないベース。

プロトタイプでシェイプの違いがある意味ではそれこそ一本ずつですね。

 

数多くジラウドのベースを弾いてきましたが、これほどレアなモデルもなかなか存在しません。

 

その為、試奏できたのもほんの数回。

 

かなり高額だからそうは売れないだろなんて静観してたら、あっと言う間に売れてしまっていたという、なかなか恐るべき魅力と魔力を秘めたベースです。

 

どんなベースか一言で評すならば、

 

『アコースティック』

 

バイオリンシェイプのボディとヘッドの見た目にしてもそうですし、サウンドの方も驚愕のディープなものでした。

 

シリアル001のW-BASSを所有している身としては、これ以上の深いサウンドのエレクトリックベースは存在しないだろぐらいに考えていたんですが、いや、このNew Kleinには参りましたね。

 

ネックがさらに極太なのもありますし、前述の通り、ボディもネックもシェイプが凝ってて、よりアコースティックな方向で作られているのも大きいのだと想像します。

 

で、この楽器の何が恐ろしいかって、

 

『ソリッドボディ』

 

木工スペック的にはほぼエレクトリックベースのそれだということ。

 

指板が15mm厚であるとか、コントラバスのようなRが付いているといった特徴はありますが、ボディは本当にソリッドでラミネートもなしの潔い仕様。

 

おまけにこのベース、

 

『マグネットPUのみ』

 

ピエゾなんて付いてないし、そのブレンドなんてことも考えられていません。

 

それでいてディープなアコースティックサウンドを実現、弓で弾くことも出来てしまうという、ちょっと有り得ないような存在ですよね。

 

いや、欲しかったですねぇ。

W-BASSを持ってなかったら、借金してでも買ってたでしょうね。

 

この楽器は現在、DEZOLVEの小栢君が所有していてバリバリ活躍しているはずなので、興味のある方はライブに足を運んでみてはと。

 

バンドのPVの中でも粋に美味しく使用していますし、凄いプレイヤーの元に凄い楽器が行ったんだなぁと納得する次第です。

 

ばすてく 全部強烈

 

この工房のベースを一本に絞ると言うのは無理ですね。

こんだけ尖がった工房は存在しないってぐらいのレベルかも?

 

ま~、どれを弾いてもインパクト絶大です。

 

二回ほどお邪魔しただけな身ですが、たったそれだけでも一生の記憶に残るであろうぐらい、強力な熱意と全力感が伝わってきた次第。

 

・既製品じゃ満足できん!

・やりたい事やってやる!

・とにかく作りまくれ!

 

ほんと、こんな印象。

 

例に出すのであれば、エボニーネックにはひっくり返りましたし、リグナムバイタ指板のフレットレスってのも凄かったですね。

 

また、自分が行った頃はそのほとんどが1PUでジャック直結。

 

「タッチで何とかせぇや!」

 

って仕様です。

 

一般では有り得ないような超絶ブッといネックも驚き、困惑、感動。

 

当時、超軟弱仕様のベースしか弾けなかった自分ではまったく使いこなせる気がしなかったのが残念ですが、でも、その潔さと魅力はめっちゃくちゃ伝わってきましたね。

 

ベーマガの表紙にもなった7弦も弾かせてもらったり、弓で弾けるベースなんかもあったり、何十本とあるオリジナルのベースに囲まれ取っ替え引っ替え弾くあの時間は本当、なかなかの至福のひとときだったなと。

 

現在では、あの頃からさらにとんでもない進化を遂げているようですし、ヘッドレスモデルもあったり、さらに未知数なベースが多くなっているみたいですが、それでも根本はあのばすてくのままだろうと確信するところ。

 

超~長い音符を鳴らしたいとか、問答無用のゴン太サウンドのフレットレスが欲しいなんてことだったら、ばすてくは最強に良いかもしれませんね。

 

独自路線という意味において、ここに勝てる工房はそうそう存在しないでしょう。

 

「市販品とはちょっと違うよ?」なんてレベルじゃありません。

 

ばすてく弾きたきゃ、

 

「ばすてく弾くしかない」

 

まさに圧倒的独自の世界。

 

Fender 60年代前半 ジャズベースフレットレスカスタム

 

某所で弾かせてもらったオールドのジャズベのフレットレス。

 

まぁ要は、

 

『ジャコ仕様』

 

これですね。

 

ただのヴィンテージベースやコレクターアイテムとして売るのではなく、その店独自にフレットレスに改造、バリバリの実用品にしてしまったという、なんともとんでもない一本。

 

ま~、あれは痺れましたね。

ジャズベのフレットレスであんだけブッ飛んだことってありません。

 

「フェンダーのジャズベ」

 

こう聞くだけだと、「なんだよ定番じゃん。つまんね!」って思ってしまいそうですが、いやいやもう、そんな次元の話じゃありません。

 

あれ弾いちゃったら、「フェンダーじゃ個性が出ない!みんな使ってる!」とか絶対言えなくなっちゃいますよ。

 

たとえ何かしらの欠点や弱点はあったとしても、それはもう些細なこと。

 

あれが欲しけりゃあれを弾くしかない。

欠点から何から全てを含め、素晴らしい楽器として完成されているしか言い様がありません。

 

ただのパッシブのジャズベのリアPUであんだけぶっとくパンチの効いたサウンドを出せるとか、マジでよだれもんです。

 

弾いたそのままが出る、音色の豊かさに圧倒される、感動する、そんな楽器。

 

『原点にして頂点』

『王道にして邪道』

『邪道にして最高』

 

まさにこんな一本だった次第。

 

Godin A4 アコースティックフレットレスベース

 

18~19歳の当時、音楽学校に通っていた自分。

 

そこでジャズトリオなんてものをやっていたんですが、ま~、このバンドの仲が最悪だったのなんのったらありません。

 

「エレキとか楽器じゃねぇ!とっととウッド買えよ!」

「他に出来るやつがいねーから仕方なく使ってやってんだ!」

「スイングしねぇクソみてぇなベースがよ!」

 

これを毎日のように言われたもんです。

 

あれです、学校の中で上手いやつ同士の利害が一致しただけ、互いに上達のためだけに集まったバンドとかそんな感じ。

 

自分は特にジャズ好きじゃなかったけど、せっかく学校行ってるんだから知らないことを勉強したいというのと、これも挑戦だってつもりでやっていました。

 

正直、血尿出るぐらいのストレスもありましたが、自分が下手なの分かってて文句を言えないところもあるから、「やるしかねぇ!」って歯を食いしばって弾いてた思い出。

 

それが本当に良かったのかどうかはともかく、なかなかの時間を過ごしたのは間違いありません。

 

で、ここからが本題。

そんな中で自分が結構な衝撃を受けたのがこのベース。

 

当時、その嫌味の嵐にさらされていた一方、

 

「エレクトリックじゃピンと来ないのも事実なんだよなぁ・・・」

 

なんて悩みも抱えて苦しんでいた自分。

 

「くそが!馬鹿にしやがって!」と腹わたが煮えくり返っているんだけれど、実際問題、このサウンドの馴染みの悪さはどうしたものかと大きな課題だと受け止めていました。

 

で、何気なく入った楽器店でこのGodinのフレットレスを見つけて弾きまして、

 

「これだっ!!」

 

めちゃくちゃピンと来てしまったわけです。

 

・持った際の違和感がなく弾きやすさはエレクトリックのそれ

・サウンドはしっかりアコースティックで生々しさも十分

・ネック寄りで弾くと望んでいたコントラバスライクなサウンドが出せる

 

ま~ほんと、「やべぇ!これしかねぇ!」って感じでしたね。

 

そして、

 

「なんであいつに合わせなきゃいけねぇんだ!?」

 

と気付き、結局、卒業までソリッドのベースオンリーで過ごした次第。

5万円ぐらいで買ったバッカスのフレットレスが大活躍してくれました。

 

ただ、真面目な話、Godinが面白くて良い楽器なのは確かです。

 

・アコースティックながらもエレクトリック

・エレクトリックながらもアコースティック

 

この道を歩んで確かな成功を収めた希有な存在なのは間違いありません。

 

値段もそんな馬鹿高いわけじゃないし、モデルチェンジしてからはブリッジ寄りの位置にマグネットPUも搭載していたり、さらに実用性を上げている印象。

 

これでねぇ、6弦があったら買ってかもしれないし、今でも買っちゃうと思うんですけどね~。

 

残念ながらこのベースは5弦モデルまでしか出してないんですが、それでも十分なのは確かだし、ハイC仕様にして弾くなんてのも面白そう。

 

アンプを通して実用的なアコースティックベースが欲しいのであれば、まずこれを弾いてみるのが良いんじゃないかって一本。

 

個人的な憧れと怨念のこもったナイスな存在です。

 

GODIN GUITAR  A5 ULTRA FRETLESS

GODIN GUITAR A5 ULTRA FRETLESS

 

 

まとめ・振り返ってみて

 

 こう見ると自分が求めている傾向は明らかと言いますか、

 

・6弦ベースか7弦ベース

・アコースティック

・独自のフレットレス

 

これに憧れ続けているのかなと感じるところ。

 

今持ってるベースに心底満足しているのが大きいんでしょうね。

そことはまったく違うタイプ、独自のサウンドの楽器が欲しいのだなと。

 

コントラバスについては正直、自分が弾くべき楽器ではないと認識していますし、サイレントベースにしてもそれは同じでした。

 

その中にはもしかしたら、ギター的な楽しみや遊びがあってほしいというのもあるのかもしれませんし、そういう意味でもコントラバスのそれは感覚的に何か違うのだろうと思います。

 

いずれにせよ、尖がった楽器、夢と理想と欲望の詰まった楽器というのは面白いですね。

 

親しみやすい温かいサウンドを持つ楽器にも惹かれますし、アコースティックとエレクトリックと高度に融合したサウンドにもたまらないものを感じます。

 

一方、「アコースティック=温かみ」みたいなのも実は違うと言うか、箱鳴りや唸り、パーカッシブで箱が軋むようなサウンドなど、そういうものもあってほしいところ。 

 

それこそ、攻撃的なニュアンスやその生々しさまで含め、エレクトリックな面とアコースティックな面と、そこまで融合している楽器は文句なしに魅力的。

 

なかなか存在するものではありませんが、でも本当、そういう楽器が国内からもっと出てこないもんだろうかと考えちゃいますよね。

 

ベースの世界、まだまだ知らないこといっぱいだろうと期待する次第。

NAZCA ベース用ギグバッグ 変形にもおすすめ 超軽量・便利なケース

NAZCA ベース用ギグバッグ

 

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最高のケース

 

今まで所有してきた中でここまで自分に合ってるケースはありませんでしたね。

 

「とにかく軽い!」

「とにかく便利!」

「とにかく楽!」

 

声を大にしてしまいます。

 

このブログでIGIGやサドウスキーのケースなども紹介しましたし、こちらも非常に良いものではありますが、重量の点から見るとNAZCAの圧勝。

 

ま~、びびるほど軽いですよマジで。

なんたって、2kgを切ってますからね。

移動がこんな楽なケースはありません。

 

言うまでもなく、楽器の保護能力も十分。

 

そりゃ、ハードケースと同等ってわけにはいきませんが、この軽さでこれだけしっかり守ってくれるケースはそうそう存在しないでしょう。

 

自分が所有しているものについては、ヘッド角がある楽器のための枕もありますし、収納時の心配もありません。

 

安定、安全、安心って感じですね。

 

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ストラップも適度な厚みと弾力があって肩に優しい。

個人的に必須部分な前面の取っ手もある。

収納スペースも十分。

 

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そして繰り返します。

 

「超軽い!」

 

移動の負担が減るってそれだけで最高!

 

MOORADIANとどっちが良い?

 

同じく超軽量で定番なのがムーラディアン。

自分も実際に所有していたことがあります。

 

あれも良いケースだったんですが、ちょっと自分には相性がよろしくなかった。

めちゃくちゃシンプルな仕上がりになっている分、細かいところを求めると不便を感じてしまう面があったなと。

 

いくら軽量とは言えやはり、ストラップが自分に合ってるかどうかなどで負担の感じ方はだいぶ変わるもの。

 

このあたり、IGIGとかは凄く良かったですね。

ケース自体は割と重めなんだけど、そこまでの負担を感じないのはストラップのクオリティにあると感じます。

 

ヘッド角のある楽器の場合、そのまま入れるとどうも安定しないような、楽器に負担がかかっていないかと不安になる面もありますし、これも判断のポイントですね。

 

フェンダースタイルのようなストレートなネック・ヘッドの構造になっているならそこまで気にならない話だけれど、ギブソンの楽器みたくかなりの角度が付いている楽器だとやっぱり不安になるかなと。

 

余計なものがない意味でムーラディアンは潔くて良いですし、これも素晴らしく軽量で魅力的なのは間違いない一方、ちょっともう古いかなって印象も否めないかもしれません。

 

NAZCAはバリエーション豊富 

 

自分が所有するものは、ジャズベースサイズに合わせて作られた特注品。

縁あって譲ってもらうことができたものでして、けっこう長いこと使用しています。

 

以前、スタンダード仕様のものも持っていましたが、こちらは知人に譲った次第。

いずれにせよ、もう10年ぐらいNAZCAユーザーをやっていることになりますね。

 

ちょっと高級なのも間違いありませんが、「その分の価値はある」なんてレベルではなく、他のものを使う気がなくなるぐらいの魅力とポテンシャルを秘めているかなと。

 

最近だと、イケベオリジナルのものが非常に良さそうな印象。

ネック枕が標準搭載、ポケットの容量が増えているなど、これもまた使い勝手が良さそうですね。

 

NAZCA IKEBE ORIGINAL Protect Case for Bass “Dark Gray” 【即納可能】

 

また、NAZCAの面白いところは、変形タイプのケースも作っていること。

 

サンダーバードなどを使用していて専用のケースが欲しいなんて場合、それこそNAZCA一択な感じで選ぶのも有りでしょう。

 

後述しますが、オーダーできる強みと確かな技術力を感じます。

 

NAZCA Protect Case [“Thunderbird/IMPULSS Bass”用] 【受注生産品】

 

ちなみに、ネック枕単体で売っていたりもするので、途中からヘッド角付きの楽器に買い替えたりした際にも安心ではないかと思います。

 

ありそうで意外とないですよねこういうの。

 

NAZCA Neck Support

 

このNAZCA、実は国産であるというのもすごく嬉しいポイント。

何か疑問やトラブルがあれば問い合わせしやすいのも大きな魅力でしょう。

 

フルオーダーも可能

 

なんと、完全オーダーも受け付けるというのがNAZCAのまた凄いところ。

 

自分の所有するケースも恐らくはそれによるものでしょうね。

同じタイプのものを見たことがありません。

 

カールトンプソン的な楽器を所有する知人も専用に作っていましたし、その自由度が素晴らしい。

 

実際にオーダーはしませんでしたが、6弦アコースティックベース用のケースをお願いしようと考えていたことなんかもありました。

 

そのベースを購入したお店で話を聞いた時はびっくりしましたね?

 

「えっ!?ケースのオーダーなんて出来んの!?」って感じです。

 

これは本当、技術と品質への自信のあらわれと言えそうだなと。

どこまで出来るのか、めちゃくちゃ興味が湧いてしまいます。

 

NAZCAに不満なし!

 

楽器を常にぶん投げたり、扱いが超絶荒いとか、そういう人の場合どうなのかは分かりませんが、 普通に使用するギグバッグとしては本当に最高クラスの逸品になってくれるはず。

 

でかくて重くて頑丈とか、そりゃ当たり前の話ですからね。

超軽くて使い勝手も良くてここまでやるかという、それがとにかく素晴らしい。

 

自分の使い方としては、背負うのはベース本体とNAZCAだけ。

他の荷物はリュックなりバッグなりに入れ、別に収納するのが好きですね。

 

とにかく背中を軽くするという、これが超~良いわけですよ。

 

荷物が多い時は別でリュックやバッグ、キャスター付きの旅行かばん、カートを使って運んだり、そうやって上手く分散すると移動が非常に楽になります。

 

もちろん、ケーブル・ストラップ・チューナーなどだけで荷物が済むなら、NAZCAだけでも十分。

 

軽いってだけで移動はめっちゃ楽になりますね。

イコール、雨の時とかでも助かります。

ちなみに、防水仕様なんてのもあるそうな。

 

NAZCA IKEBE ORIGINAL Protect Case for Bass 防水仕様 (Black) 【受注生産品】

 

ま~ほんと、プレイヤーに優しいという、それだけで嬉しい事この上なし。

気の利かない製品だとガサツでいまいちですからね~。

 

超頑丈そうなのを買ったはいいけど、実際使ってみると駄目だこりゃってのもやっぱりありました。

 

・ストラップが酷い

・荷物が入らない

・クソ重い

・持ちにくい

 

こういうのは一瞬で嫌になります。

 

逆に言えばNAZCAというのは、そういうポイントを一つ一つ丁寧にクリアーしていったケースという印象。

 

実際に使うのにこれほど便利で優れたケースはありません。

ケースの重さとか移動の負担に悩んでいるなら、NAZCAは超おすすめ。

 

笑えない肩こりとか腰痛など持っている場合、こういうところから変わってくるかもしれません。

 

「俺に優しいケース!」

 

こう叫びたくなります。

充電式パワーサプライ ライブのノイズ対策・手間削減にもおすすめ

充電式パワーサプライのすすめ

 

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Eneloop Music Booster

 

これの登場は本当、

 

「ついに来たか!」

 

声が出ましたね。

 

タップ持ち歩くのが嫌だったし、いちいち繋げるのも面倒。

外部ノイズが入る原因にもなるし、自分は電池派でした。

 

ただもちろん、いつも電池じゃコスト的にやってられません。

いちいち交換するのも手間だし、長い目で見ると良いことがない。

 

自分がエフェクター苦手な要因として、電源の確保に難を感じるというのも実はかなり大きな要因としてあったと思います。

 

そこでこのエネループですよ。

 

「待ってました!」

 

こう言うしかありません。

 

前から『Mr.Eight』という充電式のパワーサプライが出てはいましたが、あれはちょっと様子見しちゃったんですよね。

 

美味しい歪みを得るためにあえて低電圧で出力するなんて機能もあったけれど、まぁ、自分には必要ないなと。

 

そんな中、分かりやすくシンプルな充電式のパワーサプライ、それがしかもエネループから出てきたとあっては、飛び付かないわけがないってもんです。

 

より安心を得るため、二つ手に入れてしまった次第。

これは本当に重宝しますね。

 

現在は生産終了

 

エネループの登場にテンション上がってたのも数年前の話。

 

期待の逸品だったのにけっこう早く生産終了。

後続のエネループも出てこず困惑。

 

最近は電力の消耗が早くなってきた印象もあるから困りました。

いよいよバッテリーの寿命が近付いてきたかと焦りが生まれます。

 

めちゃくちゃ気に入ってただけに残念ですね。

より改良が進んで進化していくかと思いきや、どうやら打ち止めっぽい。

 

完全におしゃかになったらどうするかと現在進行形で怯えるところ。

一代限りってのはこういう時に参ってしまいます。

 

ELECTRO-HARMONIX Power Tank

 

いやほんと、ありがたい時代ですね。

充電式パワーサプライという希望、失われていないじゃないかと。

 

しかも大手から出ている、流通も安定していそう、バッテリー完全劣化後は交換にも対応すると表記されてるなど、こんな嬉しい話はありません。

 

エネループの場合、出力端子が2個しかなかった為、その点で不便を感じることもありましたが、こちらは余裕の6個。

 

充電しながらでも使用できるという点でも安心できますし、それこそ、普通のパワーサプライ感覚で使える希望もあるのが良い。

 

僅かに懸念があるとすれば、容量が2000mAh、最大出力が1000mAという、この点かな?

 

大飯食らいのデジタル系エフェクターを多用するとなると、充電は確実に行っておいた方が良いし、それでも長時間の使用には不安が付きまとうかもしれません。

 

ただまぁそれって、充電式のパワーサプライに求めるものじゃないだろって気もしますよね。

 

そういう用途の場合はやはり、壁コンから電源を持ってきた方が安心です。

そこから強力なパワーサプライを使用するなりした方が良いでしょう。

 

自分みたいなものぐさなタイプ、デジタル系のエフェクターはちっこいマルチ1台とか、そもそもエフェクターの絶対数が少ないなんて人間の場合、充電式は超助かりますね。

 

エネループがご臨終してしまった場合、エレハモさんのお世話になろうとかと思います。

 

なんて言ってる内に生産終了とかあったら笑えない!

 

 ELECTRO-HARMONIX Power Tank

ELECTRO-HARMONIX Power Tank

 

WARWICK RockBoard Power LT XL

 

もう一つ気になるのが、この充電式パワーサプライ。

 

こちらはエレハモよりエネループ的と言うか、出力端子も二つだったり、サイズ的にもそんな印象を受けますね。

 

むしろ、さらにコンパクトなのか薄型なのか、そのあたりも気になるポイント。

 

で、何が一番凄いか、気になってしまうかと言いますと、

 

『値段』

 

これです。

 

5000円ちょっとで買えるとか、なんじゃそりゃって話。

逆に要らぬ不安を抱いてしまうってぐらいのレベルで安いですね。

 

いくらでも応用が利くレベルに進化してきたということか、ニッチなサプライでも大量生産できる次元にまで来てる証明か、本当に凄い時代だと圧倒されてしまう次第。

 

WARWICK RockBoard Power LT XL

 

WARWICK RockBoard Power LT XL

 

技術進化のありがたい世の中

 

そんなこんな、充電式パワーサプライの話。

エネループが寿命を迎えてもどうにかなりそうなので安心しました。

 

もうほんと、電源供給に神経使ったり手間が増えるのが心底嫌なので、 壁からコードレスになるってだけでも超嬉しい話です。

 

音質的に考えてもどうなんでしょうね?

 

電池より波形が綺麗で完璧なパワーサプライなんてのがあるのか疑問ですし、その点においても充電式には可能性があるんじゃないかと感じます。

 

繰り返すようですが、外部ノイズとかそれだけでストレスの要因になるから、それを切り離せるだけでも大助かり。

 

自分の性格と好みからすると本当、

 

「充電式しか使いたくない」

 

声を大にしたくなってしまいます。

 

それぐらい便利で優れもの!

Hallstatt EUB 激安アップライトベースと改造の思い出

Hallstatt WBSE-850

 

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激安エレクトリックアップライトベース

 

5万円以内で買えるという、とんでもないEUB。

この値段だと欲しくなった時に躊躇するものがありません。

アップライト熱が高まった時に迷わず購入した思い出。

 

とは言えまぁ、購入前の期待感は正直なかったですね。

「どうせオモチャだし?」みたいな感じで侮っていました。

良い音なんかするわけないだろうと。

 

ところが弾いてビックリ。

意外とそれっぽい良い音がするんですよね。

 

「でっかいフレットレスだろ?」なんてイメージを真っ向から裏切ってくれるという、嬉しい誤算。

 

作りの甘いポイントとか欠点が丸分かりだったのも当然な一方、それ以上に可能性を感じてしまった次第。

 

弓でも弾けるのもポイント高し!

 

www.youtube.com

 

まず調整・ナットの溝切り

 

この手の楽器のお約束。

デフォルトだと弦高が高すぎてどうにもなりません。

 

加えて自分はエレクトリックベース専門。

アップライトを弾くハードルをどう壊すかをまず考えてしまいます。

 

そうなると必然的に毎度の作業になるのがナットの溝切り。

通常のベースにおいてもそうですが、ここがろくに調整されてないものは色々な意味で嫌い。

 

音詰まりが発生しないか確認しながら限界まで下げていきます。

 

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バズが大嫌いとか弓もちゃんと使いたいなんて場合、この調整はちょっと問題がありそうですが、そのあたり自分にはあまり関係ないので、この方が圧倒的に弾きやすくて良いですね。

 

これは楽器のランクや値段に関係なく、絶対チェックすべきポイントでしょう。

実際、定価40万超えのサイレントベースでも自分で削りました。

 

ナットの溝は本当に大事。

弾きやすくしたいのであれば、この調整は必須ですね。

 

後、弾きやすくという意味で大事だったのが、

 

『ポジションマーク』

 

邪道中の邪道ですが、遠慮せず貼っていました。

 

弊害があるって意見もよく分かりますが、本格的にコントラバスを弾くわけでもなし、別にいいじゃないかと利用していた次第。

 

ボディレストが気に入らなかったので自作

 

お手軽感の元なので一概に否定もできないのですが、元のやつは本当、使ってて良い印象というのがほとんどありませんでしたね。

 

冗談抜きに、グニャグニャ曲がっちゃうんですよ。

頼りないバーと言うか、太いハンガーとでも言うか、そんな感じ。

腕の重みとか体重も利用したいのに、それに応えてくれない。

 

通常のエレクトリックベースみたいなタッチで弾く分にはそれでも良いのかもしれませんが、そこはやっぱり、せっかくのアップライトベース。

 

がっつり弾かなきゃ気持ちよくないだろうと。

 

そんなわけで、ボディレストを試しに自作してみることに。

材料は使ってなかったジャンク品のベースのボディ。

要するにブッた切りました。

 

そしてとりあえず出来たのがこれ。

 

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しかし、いくら何でもこのままじゃいかんだろってことで、綺麗に仕上げたのが以下。

 

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こう見ると激安の印象もだいぶ変ってくるのではないかと。

 

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可動式ボディレスト?

 

作ってる時にはなんにも考えてませんでしたが、これ、意外と便利なんですよね。

がっちり固定しているわけではないので、こうやって収納が可能。

 

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動画にもしてみましたが、ボディレストが動くことを確認するだけではなく、楽器のブレにも注目していただけると嬉しいところ。

 

やはり、元のボディレストとはホールド感が全然違います。

 

www.youtube.com

 

これだけでも良かったんですが、しょせんは普通のベースのボディが元な為、幅が足りなくて安定させるのが難しかったのも正直な話。

 

元のボディレストも活かそうという結論に達し、以下の感じに仕上がりました。

 

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裏から見るとこんな感じ。

 

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ちょうど弓置きみたいになるのも良かったですね。

状況によって姿勢も変えるのも楽だったし、作って正解でした

 

コントラバス用アイテムの追加・・・が

 

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・中古のスピロコア弦

・アンダーウッドPU

・フィッシュマンBP100

・EMGマグネットPU

 

なんかもう、気になるものはとりあえず試してましたね。

知識も何もないのによくやってたもんだなと。

 

ま~ほんと、だからこそ言いますが、これらはまったくおすすめしません。

駒の規格とかサイズが全然違うので、そのまま取り付けるのは無理です。

めっちゃくちゃ加工しまくったり、無駄な実験を沢山繰り返すはめになります。

 

また、取り付け場所から何から違うので、コントラバス界隈のレビューとは違ったサウンドになるのも厄介なポイント。

 

つまりは、

 

『音の予測ができない』

 

博打でしかないこの事態を招きます。

 

弦についてはそうでもないかもしれませんが、これもあれです、ペグはエレクトリックベースのものと同一かと思われるので、太く硬く強力なテンションを持つ弦だとどうなるかは分かりません。

 

チューニングや強度についても含め、安心して張りたいのであれば、ペグ交換を視野に入れておくのも選択肢としてありではないかと。

 

色々やって面白かったし、実際、良い結果にも落ち着きましたが、それでデフォルトが大きく劣るかと言うと、これが意外とそうでもなかったんですよね。

 

『弾きやすく調整するだけ』

 

これが案外、一番の正解のようにも感じました。

 

迷いと手間を生まないための意味でも、PUや音の選択肢は無闇に増やすべきではないなと痛感。

 

まぁ、このタイプのEUBであれこれセッティングしたいんだったら、ARIAの【SWB LITE】とかにしちゃった方が話が早いですね。

 

あれは専用のマグネットPUも付いてるし、フィッシュマンのピエゾものってます。

必死こいてPUの調整をする必要がないとか、それだけでも天国というもの。

 

改造に凝りすぎて予算オーバー、着地点を見失うのは本末転倒だと学んだ次第。

 

ARIA SWB-LITE2

 

ARIA SWB-LITE2

 

上を見るかそのまま遊ぶか?

 

これがこの楽器最大のポイントかと思われます。

 

前述の通り、あまり変に凝りすぎてしまうと、予算から手間から尋常じゃないことになっていっちゃいます。

 

それこそ、もっと良いやつが買えちゃうとか、けっきょく失敗してデフォのままが良かったとか、そんな事態も招きかねません。

 

自分の場合、アップライトベース初心者ってことで舞い上がってしまったこともありますし、先に繋がることをやらなかったのが良くなかったと反省するところ。

 

・お手頃価格=簡単に弾ける

・改造するほど良くなる

・凝るほどに使える楽器になる

 

残念ながらこれは成り立ちませんよね。

 

特に楽器がシンプルな分、もっと根本的なところに向き合った方が良い、じっくり付き合った方が良いだろうという、そんな印象を強く受けた次第。

 

基礎も固めずいい加減に力づくで弾いた結果、指が痛くてどうにもならなくなったことなどもあった為、目先の効果に踊らされず、地道に長い目で見て向き合ってみた方が良いかなと。

 

激安と侮るなかれ 実に楽しい楽器

 

終盤、なんだかシリアスな話になってしまいましたが、これは自分が方向性を誤ったってだけのことでもあるので、楽器の魅力と可能性を否定するものではありません。

 

むしろ、物凄く面白い存在だと思いますね。

 

激安と馬鹿にしていたらとんでもない反撃を食らったと言いますか、意外なほど奥が深く、使い方で大化けするポテンシャルを秘めているかもしれません。

 

実はこれ、4~5年前にやっていたことでして、今ではこの楽器はもう所有していないんですよね。

いや本当、こうして思い出してみるとめっちゃ面白い楽器だったなと、手放したのを後悔させられます。

 

まぁ、値段が値段なんだからまた買えば良いって話ですし、今度使うとしたらあまり小細工なしでなるべくシンプルに行きたいところ。

 

不満点があるのも確かだけど、そこはやっぱり、言うだけ野暮。

 

本格的なのが欲しければヤマハのサイレント。

それかコントラバスそのもの。

もう別の楽器だと認識した方が早いでしょう。

 

何気に独自の存在、新しいベース、実はあるべきエレクトリックベースの姿と見るのも面白いんじゃないかと。

 

Hallstatt WBSE-850 (BLK) [アップライトベース]

 

自分の場合、ちょいとオタクな方向に振りすぎて失敗してしまいましたが、 激安のオモチャだろうと切り捨てるには惜しい魅力とポテンシャルがあるのがこの楽器。 

 

逆にオモチャと割り切り、そいつで高級な楽器をブッ飛ばしたり、地鳴りがするような低音を叩き出すのも快感なはず。 

 

実に異端でナイスな存在ですね。

LINE6 G70とG75が面白そう 遅れない最速のワイヤレスはこれか?

LINE6 G70 G75

 

LINE6 G30は所有済み

 

G30の時点で結構な驚きがあったのが最近のワイヤレスの世界。

 

まだまだ違和感があるのも正直な一方、ケーブルからのその解放感を考えると、誰でも一度は試す価値があります。

 

よっぽどの先入観と超絶的な耳の良さでもない限り、ワイヤレスへの偏見を見直すきっかけになるはず。

 

動きの多いライブなどをやるなら尚更ですね。

 

と言いつつ自分的に面白かったのは、ヤマハのSLB200・サイレントベースへの使用。

EUBがケーブルフリーで使えるってのが実はなかなか良い感じ。

 

基本的に動かない楽器だから関係ないだろと思いきや、足元がすっきりするってそれだけでも気分が良い。

 

トランスミッターをどこに固定するかという手間と悩みもある為、手放しでおすすめできるわけではありませんが、長い紐を繋げなくても音が出せるって意味では、感覚的によりアコースティックな楽器になってくれる印象。

 

なんなら、プラグ一体型のタイプで使用してみるのも有りかも?

 

LINE6 G70 G75

 

さてはて、今回の本題はこちら。

 

現状、LINE6の中で一番新しいモデルになるんですかね?

スペックを見たら他のものとは明らかに異なるポイントがあって気になった次第です。

 

『レイテンシー』

 

要するに音の遅れのこと。

これの影響が大きいほど、ワイヤレスへの違和感になるはず。

 

『ms』なんて単位とか、数値的に見れば人間に判断できるわけないとかって話になりそうですが、これが意外と断言まではできないのが現実なんでしょうね。

 

超絶的な速弾きとか細かい音符でも認識するのが人間という生き物。

音の遅れなんか無いに越したことはありません。

 

そこで驚いたのがG70とG75のスペック。

 

他のモデルのレイテンシーが『2.9ms』なのに対し、

 

『1.5ms』

 

めっちゃくそ速いやんと驚き。

 

最近出たBOSSのワイヤレスも『2.3ms』とかなり高速ですが、それを上回るスペックにびっくり。

 

ダイナミックレンジにしても、G30が118dbに対し、G70と75は120db。

G10だと110dbですから、これは相当な差があるんじゃないかと。

 

まぁ、実際に使ってみないことには安易に判断はできませんが、でも本当、スペックを見るだけでもかなり魅力的ですよね。

 

自分がG30に対して感じたような違和感が解決されているのであればもう、ほぼ完璧と言えるものになってくれそうな期待感があります。

 

 LINE6  Relay G70

 LINE6 Relay G70

 

 

 LINE6 Relay G75

 LINE6 Relay G75

 

目が離せないワイヤレス世界

 

高級ケーブル探しで疲れるなんてことを続けるんだったらもう、ワイヤレスで割り切ってしまった方が良いんじゃないかと自分は考えます。

 

だってほんと、今はどんどんお手頃になってますもんね。

 

下手すりゃワイヤレスの方が痩せないまでありそうな感じになってきた昨今、ケーブルに何万円もかけて悩んで時間も無駄にするんだったら、解放感を得られる意味でもワイヤレスの方が時代に合ってると言えるのかもしれません。

 

今後の可能性に期待する意味でも、ケーブルと同等なんて言わず、もはや遥か上って領域まで目指してほしいなと。

 

贅沢を言えばキリがなく、欲望のままに無責任な注文を叩き付けるのがプレイヤー。

それに応えるというのは半端なことではない。

 

でも、そういうものが本当にどんどん現実化していくのってワクワクしますよね。

しかも、プロアマ関係なく入手できてしまうという、今の時代の豊かさと素晴らしさを実感する次第。

 

進化するワイヤレス世界、今後も目が離せません。

 

ケーブルの最適解は、

 

「ケーブルが無い事」

 

こんな世界になったら面白すぎます。

LANDSCAPE SWB アップライト・EUB 納浩一さんのセミナーの感想

【2009年の記事をリライト】

 

某SNSに上げていた記事を読み直してみたら、これがなかなか面白かった為、せっかくなのでリライトしておこうかなと。

 

ランドスケープのアップライトは一時期すごく憧れましたね~。

なんと言っても、あのルックスが素晴らしい。

まさにスマートコントラバスって感じ。

 

一方、音の方は意外とモダンなんですよね。

ヤマハのSLBと比較すると、だいぶキャラクターが違う印象。

 

明らかにクラシックな風貌、アコースティックなルックスをしているランドスケープの方が新しい音がしてる気がするという、なかなか面白い話。

 

でもだからこそ、コントラバスの代用品というポジションとは異なる、EUBの一つの完成形、方向性を示しているかもしれません。

 

正直言うと、今でもちょっと興味ありますし、その意味でも今回、ランドスケープについて触れた過去記事をまとめておこうかと思います。

 

 

LANDSCAPE 納浩一さん アップライトセミナー

 

LANDSCAPEのデモイベント

 

イケベ楽器・秋葉原店で行われた納浩一さんのセミナーに参加してきました。


と言っても、本日の主題はランドスケープのEUB。

この楽器のデモイベントという感じの内容です。

 

その為、エレベとウッドの出番はなく、納さんが実際に使用しているランドスケープの紹介、それを使用しての演奏と質疑応答がメイン。

 

イベントの趣旨からは脱線だったとしても、ファンとしてはやっぱり、御馴染みの機材での演奏も聴きたかったところかもしれません。

 

でもあれです。

 

「さすがは納浩一!」としか言いようがありませんでしたね。

 

エレベでも相当きついだろってテクニック。

まだ使い慣れてないであろう楽器でそれをバンバン叩き出す姿に驚愕。

 

見応えも聴き応えもあまりに十分。

非常に満足できる内容のイベントだった次第です。

 

実はEUBには興味がなかった?

 

納さんがランドスケープを使うようになったキッカケについて。

 

なんでも、ベーマガの企画でEUBを10本ぐらい試奏する機会があったらしく、その中ですぐにピンと来たのがランドスケープだったというお話。

 

で、実はかなり以前、某社のEUBのプロトタイプを試されていたことなどもあるそうでして、経験に基づく色々なアドバイスを送ったり協力もしていたとのこと。

 

ただ、EUBなんてほとんど存在していなかった時代の話です。

製作のノウハウがほとんど0の状況からの出発と楽器だったみたいなんですよね。

その為、プロが第一線でバリバリ使うには厳しい印象を受けた様子。

 

面白いかもしれないけど自分にとっては必要なさそうだという、EUBに対するそんなマイナスなイメージがその際に出来てしまったと。

 

しかもそれは、最近の進化してきた数々のEUBを弾いても、心境にあまり変化が生まれなかったそうです。

 

言うまでもなく、本物のウッドをバリバリ弾くまくれる人ですから、単なる便利品・代用品レベルじゃ駄目だってことなのかもしれません。

 

実際、納さんがEUBを弾くイメージってありませんでしたし、だからこそ、ランドスケープが気に入った理由というのが尚更気になってしまうわけです。

 

LANDSCAPEの魅力

 

そんな厳しい印象を持ってしまった中、なぜランドスケープのベースに惹かれるものがあったのか?

 

・とにかく出音とサスティーンが良い 

・ボディがしっかりあるから生楽器のニュアンスが出せる

・代用品としてだけではなく新しい楽器としての可能性を感じる

・ルックスも良い 

 

ベーマガの試奏企画の後、担当者の方とすぐ連絡を取ったという話も実に印象的。

驚きと言うべきか、こんな絶賛するぐらいの話でした。

 

そして、その後の打合せや提案の結果、

 

『SWB-Master』

 

この最上位機種が誕生したようです。

 

いや、ウッドの方をバリバリ弾ける方がこれだけ積極的に動くという、それが本当にビックリですよね。

 

余程の魅力と可能性を感じたんだろうなと。

 

驚きのセットアップ

 

納さんが使っているランドスケープ。

 

弦高などのセッティングは、御自身のウッドとほぼ同じぐらいのセッティングにしてあるらしいのですが、これがま~、結構な衝撃でしたね。

 

実際に弾かせてもらいましたが、とにかく、あまりにも弾きやすくてビックリです。

 

エレベ顔負けの低弦高かつ音詰まりせず、痩せてる感じもないってのが凄い。

それだけでも本当、あの楽器のクオリティと素性の確かさを感じました。


で、またまた驚いたのが、そのPUとプリのセッティング。

 

意外にも、ほとんどマグネットPUの方がメインだったんですよね。

割合で言ったら、『マグネット8:ピエゾ2』ぐらいのセッティングで使っているとのことでした。

 

勝手なイメージですが、ウッドをずっと弾いてきた納さんのことですから、EUBでもピエゾをメインに使っているのだと思ってました。

 

その為、これがかなり予想外の事実だった次第。

 

しかもそれに加え、本体のベースをかなりブーストしているという、その音づくりにもびっくり。

 

このあたりやっぱり、自分のようなウッド素人には想像もできませんでしたね。

浅はかなイメージと先入観の未熟さ、それを思い知った気がします。

 

実際、マグネットオンリーでも普通のエレベとは明らかに異なる音がしていたのが非常に印象的。

 

これに関しては、自分が所有するジラウドのW-BASSの音にも繋がるものを感じたかもしれません。

 

あれも本当、ただ単にソリッドのエレベに同じPUをのっけただけでは、ウッドのようなサウンドにはまったくならないとのこと。

 

生音からして別物であり、だからこそ、オリジナルサウンドになるのでしょう。

 

ヤマハSLBとの違いは?

 

さすがは楽器店でのイベントと申しましょうか、実際にSLBとの比較をしてくれたのも面白かったですね。

 

自分みたいなアップライトど素人からすると、ヤマハのサイレントベースの方が目的に合っているんじゃないかとか思っちゃうところですが、話はそう単純ではないから興味深い。

 

確かに、ウッドそのものの弾き心地を求めるのであれば、ヤマハの再現性に勝てるものはなかなか存在しなそうです。

 

弓でも問題なく弾けるし、消音楽器としても優秀。

あのフレームの完成度は本当に凄いみたいですね。

 

一方、ピチカートでのサウンドの方はと言うと、ほとんどボディが無く弦高も高いセッティングに加え、ピエゾPU1個のヤマハでは、納さんが求めるサウンドとはちょっと方向性が違うものになってしまう様子。

 

納さん好みのアコースティックな質感や豊かなサスティーンなどを求めた場合、サウンド的にはランドスケープの方が圧倒的に好きな楽器であるとのことでした

 

ゴーストノートを多用するスタイルについてもそうですし、ジャズだけにとらわれない活躍をされている方ですから、 やはり、求めているものはウッドの代用という話だけではないんでしょうね。

 

新たな楽器としての可能性、アコースティックとエレクトリックの良さを持ち合わせているという意味で、ランドスケープが非常に面白い存在になるのかもしれません。

 

電気楽器でありながら生楽器のようなニュアンスを持ち、箱鳴りも含めたパーカッシブなサウンドも表現できると考えると確かに、非常に魅力的に見えてきますね。

 

エレクトリックなサウンドとパンチ


納さんが使用していたアンプは以下の通り。

 

・Markbass LMK

・EBS NEO210

 

完全にエレクリックベースなシステムと言いますか、これまた強力にパンチの効いてそうな組み合わせでした。

 

【マグネットPUメイン+ベースブースト&ハイカット】

 

このセッティングを見てもそうですが、音量もさることながら、かなりの音圧とパンチを感じるサウンドだった次第。

 

そのあたりを考えてみても面白いですよね。

 

アップライト・EUBとは言えやはり、完璧なるアコースティックサウンドそのものを追求するような使い方はしていないように思えます。

 

あくまで自分の気に入ったサウンド、ニュアンスこそを大切にしているということなんだろうと想像。

 

アップライトを弾けない人間からするとついつい、「太くまろやかな低音を出したい」みたいな憧ればかりを考えてしまいますが、それはごく一面しか見てないということなのかなと。

 

ランドスケープがエレクトリックとアコースティックとその両面を高度に融合させている楽器なのだとすれば、これは俄然、興味が湧いてきてしまうところです。

 

LANDSCAPEは面白いベース

 

個人的な印象

 

自分で書いたものに興味を惹かれてしまう、物欲を刺激されるというのもおかしな話ですが、まぁでもほんと、ああいうアコースティックなルックスのアップライトが弾けたらさぞ楽しいだろうなとは思っちゃいますよね。

 

ランドスケープの個人的な印象を言うと、想像以上にエレクトリックな方向のサウンドだったり、うるさいプレイもしたくなる楽器かなと感じました。

 

繰り返すようですが、結構、モダンなサウンドの気がするんですよね。

 

たとえば、古いジャズとかで聴けるようなボンボン言ってる感じの音。

ハイポジションではポウンって短く響く感じの音。

ああいうのが欲しいんだったら、SLBの方が良いんじゃないかと。

または、アルターエゴとかでしょうね。

 

一方、もっとサスティーンを効かせたい場合、極端な話、エレクトリックのフレットレスのようなニュアンスも出したいようだったら、ランドスケープの方が相性良いかなって印象。

 

マグネットPUということもあってジャンル問わずな可能性も感じますし、ピエゾとのバランス調整、プリの操作など、それを手元で簡単にできるのも大きいなと。

 

「アコースティック」と言うとどうもこう、何もいじらず自分の手だけで音をつくるのが格好良い、正しいことだと認識されがちですが、それで積極的な音づくりの面白さや強みを見失ってしまうのもどうかと思うわけです。

 

大音量で使うということを考えてみても、EUBがただの代用品とか本物より劣っている存在だとは言えませんよね。

 

実際、目の前でバリバリ弾きまくる納さんの姿を見てしまっていますし、「こんな弦高下げられるの!?」って衝撃も受けたり、多くの意味で可能性を感じる次第。

 

10年近く経った今、納さんがどう使用されているかは分かりませんが、EUBがどんどん面白い存在、使える楽器になってきているのは間違いないでしょう。

 

ただ、このジャンルで気になるのはやはり、 ボディレストの存在ですかね?

 

いくらランドスケープがよくできていると言っても、細い金属のバーで支えるって感じなので、正直、もうちょっと楽器との一体感みたいなのが欲しいかなと。

 

それも含めての独特な弾き心地、お手軽感というものなのかもしれませんが、あれにもうちょい色気があったらなぁって考えちゃいますね。

 

これについては恐らく、どの会社も苦心している部分なんじゃないかと想像します。

 

Artist Master Gambaの違いって?

 

実は三種類が存在しているランドスケープのSWBシリーズ。

国外モデルを含めるとさらにあるみたいですが、それについては置いておきます。

 

【SWB Artist】

 

これがランドスケープの基本モデルになるんでしょうかね?

他のものと比較するとネックの仕込み角がかなり浅い印象。

 

コントラバス基準で行くと、ネックにかなり斜めの角度が付いているものなのですが、これは指板がそのまま下にストンと落ちているような感じ。

 

ゆえに、好みもハッキリ分かれるのかもしれません。

 

「いつかウッド弾いてみたい!移行したい!」なんて考えている場合、物凄い違和感になる可能性もありそうですし、感覚の切り替えが難しいところはあるのかなと。

 

逆にそんなに気にしないのであれば、Artistの方でも十分いけちゃうことも考えられる為、このあたりについてはやっぱり、実際に弾いてみるしかないでしょうね。

 

スペック的に明らかに劣っているとか、廉価版みたいな位置付けではないはずなので、ある意味、一番手頃で美味しいモデルと見ることもできそうです。

 

LANDSCAPE SWB-Artist 【NEW】【おちゃのみず楽器在庫品】

 

【SWB MASTER】

 

Artistをコントラバス基準のネック仕込み角にしたのがこのMaster。

 

前述の通り、納さんがランドスケープにコンタクトを取ったことで生まれたのが、このモデルになるみたいです。

 

当然のことながら、より本格的なアップライトベースのニュアンスを求めたり、しっかりした弾き心地にしたいのであれば、こっちの方が的確な楽器になるんじゃないかと。

 

これが登場して以来、もはやArtisitよりこっちの方がスタンダードモデルのようになってしまった感もあったりして?

 

LANDSCAPE SWB-Master 【NEW】【おちゃのみず楽器在庫品】

 

【SWB GAMBA】

 

今、一番高いモデルになるのはこれなのかな?

 

何が違うかと言うと、このモデルにはカッタウェイがありません。

 

ArtistとMasterの方はエレクトリックベース奏者の方にも配慮してか、ネックジョイントにカッタウェイがあるのですが、これに関してはちょっとターゲットが違うって感じなのかもしれませんね。

 

バイオリンやコントラバスのそれって感じです。

 

また、どうやら、リアリストPUを搭載したGAMBAなんてのもある様子。

 

通常の場合、フィッシュマンのBP100というピエゾPUがのってるのがSWB。

ただ、このPUは好みが分かれることで有名だって印象があります。

 

実際、自分も所有していましたが、駒の先の方に取り付けるタイプのPUな為、かなりアタッキーだったりシャリシャリ感が強い特性かなと。

 

良く言えば抜けてくる音、パーカッシブな特性に優れていますが、量感豊かでふくよかなサウンドを狙うのは難しい面を感じます。

 

その点、リアリストというのは、生音のようなナチュラルな方向性で評判の良いPU。

 

それこそ、そのフィッシュマンとブレンドして使用している人もいたり、対極のように位置付けられているとも言えるかもしれません。

 

どちらが良いかは完全に好み次第ってことになりますが、こういった選択肢も増えているのが非常に面白いですよね。

 

LANDSCAPE SWB-GAMBA 【NEW】【おちゃのみず楽器在庫品】

 

思わず弾きたくなる存在

 

最後になりますが、この楽器の大きな魅力ってやっぱり、

 

『見た目』

 

これに尽きるんじゃないかと。

馬鹿にしてるようにも聞こえてしまいそうですが、大真面目な話。

 

EUBってそこがクリアできないものが多いし、その魅力がないって致命的だと思うんですよね。

 

パッと見て「おっ!」てなるのは本当に大事。

 

もっと極端な話、『その気』になれるかどうかが全てと言っても過言じゃない。

 

やっぱり、アップライトベース弾いてる姿の存在感って凄いと思うんですよ。

 

言葉は悪いようですが、素人目に見ても「え?なになに?あの楽器すごくない?」って興味を惹かれるポテンシャルってそれだけで武器になる。

 

「かっけぇ!」

 

自分がこう思える楽器を弾くって大切ですよね。

 

「アップライトベースが弾きたい!」って気持ちにはそういう素直な憧れ、欲望みたいなのが詰まってる気がしますし、その衝動に従ってみるのも大いに有りではないかと。

 

まぁ、一筋縄ではいきませんが、チャレンジしてみる価値は絶対にありますね。

 

バリバリ使いこなしている人は少ないであろう分、それだけの可能性が眠っているし、様々なチャンスもあるはず。

IGIG G315B おすすめのベースケース ギグバッグの進化系 

IGIG G315B ベースギグバッグ

 

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愛用ベースギグバッグ

 

NAZCAと並んで自分が愛用するケースがこのIGIG。

 

軽量で楽という意味ではNAZCAの方が勝りますが、その収納力と多様性においては、IGIGの方に軍配が上がりますね。

 

・NAZCA+他のバッグやケースを併用するか?

・それともIGIGの方に全部まとめてしまうか?

 

その時の気分や目的用途に応じて使い分けるようにしています。

 

脅威の収納スペース

 

ポイントは前面のポケット。

形を見ると分かります。

ほぼ見たままの面積があると考えてください。

 

つまりは、長いものでも入っちゃいます。

ストラトとかも入っちゃうし、スケールの短いベースもいける。

ライブのトラブル用にスタインバーガーとか入れておくのも面白いかもですね。

 

例えばこんな感じ。

メイン収納にジャズベ、ポケットにヘッドレス。

 

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自分が先日手に入れたMBRACE用のマイクスタンド。

これも入っちゃうから凄い。

W-BASSをスタンドに固定して使うのであれば、このIGIG一択って感じ。

弓もケースごと入ります。

 

まぁ、マイクスタンドなんか出先で借りちゃえばいいって話なんですが、やっぱり、慣れ親しんだものを使いたいってのがありますからね。

 

この使用方法はかなり特殊なものだと思いますが、そういう要求にも応えてくれるというのが良い。

 

シワなどをそこまで気にしないのであれば簡単な衣装とかも入れられますし、泊りがけで移動するなら着替えを入れてしまうのも有り。

 

加えて、中にさらにミニポケットがあるので、そこに譜面やノート、レンチ、チューナーなどを入れてもバラバラにならず済みます。

 

公式によれば、15インチノートPCも収納可能とのこと。

 

また、上部にはケーブル用のホルダーなんてのもあるという、細やかな心づかいも嬉しいポイント。

 

一つ懸念事項があるとしたら、前面ポケットには分厚いクッションとかそういうものがない為、完璧な保護を求めるのであれば、エフェクターとかは入れない方が良さそうかなと。

 

どうしてもそこにまとめたいのであれば、自前で簡単なクッションを用意するなりした方がおすすめですね。

 

より万能のケースになってくれるでしょう。

 

レインカバー付き

 

IGIGのまたユニークなポイントがこれ。

底面にケース専用の雨ガッパが収納されているという、この気配りが良いですね。

 

言われなければ気付かないってぐらい、本当にコンパクトなスペースに装備されている為、あって困ることはありません。

 

まぁ、全面を覆って保護してくれるわけではない為、完璧な防水を期待するのはさすがに酷というものですが、ちょっとした雨の時とかにあるとやっぱり嬉しい。

 

雨の中の移動ってそれだけで最悪だけど、そのちょっとした対策が簡単にできるという意味でIGIGのこの機能は実にありがたい。

 

ちなみにこのカッパ。

取り外しも可能なので、濡れて気になるなら外して乾かしておけばOK。

それ自体はめっちゃ軽くて薄いものなので、扱いも楽でいいですね。

 

丸めるとこんなサイズになっちゃいます。

 

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ストラップとフィット感が素晴らしい

 

いくら頑丈なのを売りにしていても、ストラップがクソで肩が痛くなる物もあるこの世の中。

超軽量を売りにしていても、頼りないシートベルトみたいなやつだと結局は疲れてしまう。

 

自分の場合、そういうケースは例外なく手放すようにしています。

 

では、このIGIGはどうか?

 

いや、これは本当、今までで1、2を争うぐらい良いかなって印象。

厚みがあって幅広で頑丈という、あるようで意外となかった存在。

 

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その評判からか、最近は同じようなタイプのストラップにしているものが増えているように感じるところだったり。

 

ケース自体についてはけっこう重めな方だと思いますが、だからこそ、こういうストラップだと助かるんですよね。

 

実はものすごく使用頻度の高いもの、日常的に使うものだからこそ、負担の軽減を考慮するという、そんなユーザーに対する配慮が素晴らしい。

 

地味にIGIG最大のポイントかもしれません。

 

安心のネック枕 いや、もはや布団?

 

IGIGにおけるまた美味しいポイント。

楽器の保護、安心感が全然違いますね。

 

今時、ヘッドに対する枕があるケースも珍しくなくなってきましたが、IGIGの場合、その面積が飛び抜けている印象。

 

と言うか、ヘッドを支えて固定するのではなく、ネックに対するクッション、ベッドみたいな感すらあります。

 

加えて、そのネックベッド(?)に楽器のフラつきを防止する為のベルトまで付いているという、ま~ほんと、余所のケースとは一味も二味も異なるこだわりがあるなと。

 

また、このネックベッド。

取り外してポジションを変えることもできる為、そのあたりの位置決めにうるさい人にも応えてくれるでしょう。

 

なんなら、どっかで寝る時の人間用の枕にも使えるかもしれませんし、本当にそれぐらいの面積と弾力があります。

 

IGIGってのはあれですね。

 

『ベース寝袋』

 

こう考えると良いかも?

人間もベースも快眠できるのが一番ってことだったりして?

 

素材も良いのか、ベースが実に気持ちよさそうに見えてしまいます。

 

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地味に嬉しいフック

 

実は嬉しいこの収納ポイント。

ケースって意外と邪魔になりますよね。

寝かせてみると結構ビックリするぐらい面積とられます。

 

そんな中、どこかに引っかけておくことができる、それを楽に実行できるってのがナイスなアイデア。

それこそ、クローゼットの中にかけておくとか、そうやって保管しておくと普段の生活にも邪魔にならず良いんじゃないかと。

 

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ちなみにこれ、笑ってしまうのは専用の収納スペースがあること。

このフックのためだけにポケットがあるという、そのこだわりが素晴らしい。

 

単純に危ないって話でもありますが、移動時にチャリチャリ鳴っちゃうとうるさいのが分かってるってことなんでしょうね。

 

ま~、本当によく色々考えられて作られているケースです。

 

YAMAHA SLB200も入る?

 

リスクがあるのでまったく推奨はしませんが、やり方によってはヤマハのSLB200すら収納できてしまう可能性があります。

 

画像を見ていただけると分かりますように、ヘッドがちょっとはみ出てるけど、どうにか入ることは確認しました。

 

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さすがに、ボディフレームの方までは入りませんが、それはそれで別にケースを用意すればいけそうです。

 

しかし繰り返しますが、リスクが大きいのでやらない方が良いでしょう。

これは一つのネタと考えていただければと。

 

ただまぁ、面白くはありますよね。 

ヘッドを保護する工夫を施しさえすれば、IGIGでなんとか運べるようになる可能性があるのかもしれません。

 

サイレントベースの可搬性が向上してくれれば、より身近で素晴らしい存在になるように感じます。

 

IGIGは進化系ギグバッグ

 

そんなこんな、至れり尽くせりな進化系と言えるこのIGIG。

ここまで考えられたものは他にそうそうないんじゃないかと。

 

まぁ、個人的な好みで言えば、前面にハンドルが欲しい、もうちょっとだけ軽いとありがたくはありますが、ハンドルに関しては構造的に無理、過剰な軽量化は方向性が違うように感じますよね。

 

それが欲しければ自分はNAZCAの方を使うようにしてますし、この二つのケースの存在があってめっちゃ助かってます。

 

ほんと、こんな良いケースが出てくるとか、一昔前じゃ想像もできませんでしたね。

 

おまけにびっくりするぐらい手頃な値段なんですよねこれ。

今までのあの苦労と出費はなんだったんだと言いたくなる。

IGiG G315B

IGiG G315B

 

ケースって必需品であり、保護の意味はもちろん、自分の身体的な負担、心労にも大きく関わってきますから、安易な妥協はしないことをおすすめします。

 

ペラッペラのケースにもそれはそれで利点があるので否定まではしませんが、現代的なギグバッグを知らないようであれば、是非一度は体験してみた方がいいですね。

 

それこそ、健康にまで影響あると思いますよ。

自分はもう、お気に入りのケース以外は絶対使いたくありません。 

気になるベースPU SEYMOUR DUNCAN ANTIQUITY SINGLE COIL P-BASS

練習特化型ベースが欲しい

 

パッシブジャズベース改造計画

 

www.pompombass.com

 

以前にも話した通り、パッシブジャズベースのフロントPUをOPBタイプにしてみようかと企んでいます。

 

サイズのことなど細かいことはな~んも考えてませんが、散々いじってきた楽器なので加工に対するためらいはなし。

 

ザグリを広げる、深くする、その必要があったとしても問題ありません。

加工が多少荒くてもピックガードで隠せるからOK。

 

SEYMOUR DUNCAN ANTIQUITY SINGLE COIL P-BASS

 

で、そのOPBタイプのPUにしても何が良いのか探してみたところ、こいつが自分の好みに近そうな感じでした。

 

言わずと知れたダンカンのAntiquityシリーズ。

使ったことはありませんがなるほど、これは通好みな印象。

 

公式サイトによると、

 

・アルニコ2

・エナメル線

・DCR:5.5K

 

こんなスペック。

 

いや、この抵抗値は凄いですね。

ハッタリの欠片もないと言うか、こんな低いのあるんだなと。

 

オリジナルフェンダーの抵抗値がどれぐらいなのかは知りませんが、不自然に出力が高いPUが苦手な身としては、スペック的に相性が良さそうな予感がします。

 

まぁ、欲を言えばアルニコ5の方がいいかなって気もするけれど、そのバージョンは国内での流通が微妙そうなのと値段が張ってしまう為、選択肢としてはちょっと厳しい。

 

スペックはもちろん、値段や流通状況など考えた場合、こいつが第一候補になりそうな感じです。

 

SEYMOUR DUNCAN ANTIQUITY SINGLE COIL P-BASS

SEYMOUR DUNCAN ANTIQUITY SINGLE COIL P-BASS

 

SEYMOUR DUNCAN SCPB-1

 

値段的な意味で気になるのがこちら。

7000円ぐらいで買えてしまうという、これは気にならないわけがありません。

 

エナメル線かは分からない、出力が8.1Kと高めなのがちと不満ではありますが、遊び感覚で試すんだったら有りかもしれないなと。

 

なんたって、結果が分かりませんからね。

ミックスサウンドはほぼ捨てて考えてますし、リスクが少ないに越したことはない。

 

実験に大金を投入する気にはならないのが本音であり、その意味で高級なPUには興味が湧かない、使おうとは思わないのも正直なところ。

 

本命は前述のANTIQUITYであう一方、候補として考えなくもないのがこっちのレギュラーバージョン。

 

もしも極性が違うタイプとかあるなら、リアをこれにしたかったりして?

 

SEYMOUR DUNCAN SCPB-1

SEYMOUR DUNCAN SCPB-1

 

世にも不思議な楽器選び?

 

今回のPU選びで役に立たないのが、

 

これはこういう音ですよ」

「こっちの方がフェンダーっぽいですよ」

「こっちの方がノイズレスですよ」

 

こんな意見。

 

それに対し、

 

・OPBの音が欲しいわけじゃない

・フェンダーにしたいわけじゃない

・使える楽器にしたいわけじゃない

 

この答えをするのは恐らく意味不明でしょう。

でもほんと、それが事実なんだから仕方ない。

 

楽器として優れているか正しいかもクソもない。

ただただタッチを鍛えるためだけに存在する一本が欲しい。

 

それでぶっとい音を出せるようになりたいという、まぁ、自分で言っててなんじゃそりゃって話です。

 

誤解しないでもらいたいのは、OPBはべつにそうやって使うためにある楽器じゃないし、良い音がしないベースだと主張しているんじゃありません。

 

自分の目的用途が極端なのであって、あまり変な方向には捉えないでほしいかなと。

 

とは言え、OPBがぶっとく充実した音が出せるのであれば、それは相当にタッチが鍛えられている証拠。

縦振動のタッチの感覚、それを手に入れる意味も分かってくるはず。

 

ジャズベを改造してみてあの特性が得られるかどうかは分かりませんが、タッチを鍛えるための一本は絶対に持っておきたいもの。

 

一日中、ひたすら3弦のDだけ弾くという、久しぶりにあれをやりたい。

色々な意味で確実に鍛えられます。

それを分かりやすく実践するためにもやはり、OPBの存在が自分の中で大きい。

 

別格と断言してもいいですね。

MBRACE スタンドにギターorベースを固定 アコギ・エレキの持ち替えにも

ジラウドユーザー繋がり

 

DEZOLVEの小栢君

wacciの小野さん

 

共にジラウドベースユーザーであり、お店の方でお会いしたこともある二人。

 

小栢君はNew Klein、小野さんはW-BASSを使っているのですが、非常に面白いのは、スタンドに固定して弾いてるということですね。

 

感覚的にはアップライトベースのそれと言いますか、例えるなら、NS DesignやKYDDみたいな方向性かな?

 

あの方式をエレクトリックベースでやってしまおうという感じかと。

 

特にKleinとW-BASSの場合、そのサウンドから何から、通常のフレットレスというよりはアップライト的な方向性が強い為、こういうスタイルで弾けるようになるのは非常にありがたいわけです。

 

最大の特徴として、弓で弾けるということがありますが、指と弓と両立するには正直、ストラップを付けて実践するのは難しい面も多い印象。

 

そんな悩みを抱える中、スタンドに固定して使用する二人の姿に驚かされた次第。

こういう使い方ができるのかとビックリでしたね。

 

ちなみに、これが自分のW-BASSでやってみた姿。

ストラップが要らないので、肩こり解消にも良いかもしれません。

 

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後ろから見るとこんな感じ。

 

f:id:bakibakibass:20180727002622j:plain

 

自分のW-BASSの場合、元からストラップピンの位置を変更してあった為、それがこっちでも上手くハマったような気がしますね。

 

MBRACEとマイクスタンド

 

存在だけは以前から知っていたのですが、マイクスタンドと両方揃えるとなると結構な出費になりそうだった為、それでちょっと避けていたのも本当の話。

 

しかしま~、いざ調べてみたら想定外に安くて、これまたショックを受けることに。

 

クラシックプロのマイクスタンドが驚異的に安かったのも大きいですが、アタッチメントになるMBRACEもめちゃくちゃお手頃なんですよね。

 

まさか、5000円程度で簡易アップライトベース作りみたいなことができるとは、まったく夢にも思ってませんでした。

 

もっと安定感を求めたり、しっかりした重量を求めるのであれば、クラシックプロではちょっと物足りない面もありそうだけれど、とりあえずの入門としてはこれで良いんじゃないかって思っちゃいますね。

 

いつものごとく、

 

「もっと早くやりゃ良かった」

 

と、後悔&絶賛わくわく中です。

 

MBRACE ( エムブレス )

MBRACE ( エムブレス )

 

 CLASSIC PRO MSB/BLACK

 CLASSIC PRO MSB/BLACK

 

MBRACE 使用の注意点

 

口を酸っぱくして言っておきたいのは、

 

『地道に確実にセットする』

 

これですね。

 

ええ、すでにやらかしました。

下手すりゃ、楽器がおしゃかになります。

油断せず、絶対に気を付けた方がいい。

 

要するに、自分の体や手でしっかりホールドするわけではない為、本当にちゃんと固定しておかないと、そのまま落下する事態になってしまいます。

 

また、マイクスタンドの安定性と重量バランスも重要でしょう。

 

あまりにふらつくとか、ちょっとの振動でもフラフラし始めるとかそういう状態だったら、それを放置するのはおすすめしません。

 

また、角度もポジションも器用に自由自在とはいかなそうなので、ある程度の妥協はすべきかなと感じるところでもあります。

 

実は現場で体験していた話

 

この記事内だと『EUB製造器具』みたいな印象も受けそうなMBRACE。

 

確かに、自分がそれ目的で手に入れたのは間違いありませんが、もっと正道と言うか、王道の使い方についてはちょっと違いそうなところ。

 

で、よくよく考えてみたらこれ、ライブサポートの場で体験してたんですよね。

 

『Roman So Words』というユニットをサポートした際、一緒になったギタリストさんがアコギが必要になる曲でそれをスタンドに固定して弾いていました。

 

このMBRACEそのものだったかは確認してませんが、競合するアイテムも少なそうですし、恐らく、高い確率でこれを使用していたはず。

 

この使い方の何が面白いって、曲中でフレッテッドとフレットレスの両方を使うとか、アコースティックと瞬時に使い分けるとか、そういう弾き方ができるってことでしょう。

 

プレベのフレットレスにフラットワウンドとか、アコースティックベースにブラックナイロン弦を張ってみるとか、そうやってセッティングしてアップライトベースみたいに弾くなんてのも面白そうです。

 

もちろん、ちゃんと慣れなければ上手くいかないとも思いますが、いちいちストラップを外してだのなんだの、そういう手間がいらなくなるのは絶対に大きい。

 

実際、自分はライブの現場、しかもすぐ横で体験しましたし、他の方の使用を考えてみても、実用性はすでに立証されているように感じますね。

 

いやほんと、効果を疑う必要がなかったし、購入を迷う必要もまったくなかったんだなぁと後悔です。

 

こんなお手軽な優れものがあったかと!

BEHRINGER iNUKE NU1000 初めてのパワーアンプ・入門の一台に

BEHRINGER iNUKE NU1000

 

とにかく安い・そして大出力

 

前に使ってたパワーアンプが壊れた時に緊急で手に入れたのがこれ。

2万円を切る値段、3kgにも満たない重量で最大出力は1000W以上という、技術の進歩を感じる存在です。

 

とは言え正直、実際にはそこまでの異常なパワーがあるようには思えなかったり、強烈なドライブ力があるわけでもない印象。

 

このあたりは安いD級アンプのお約束と言うか、宿命みたいなものかもしれません。

その数値通りの桁外れの出力を期待すると、肩透かしになる可能性も高い。

 

しかしそうは言っても、驚異的な存在であることに変わりはありません。

この値段、この重量、この出力、一昔前ではまったく想像もできなかった世界ですね。

 

音質的に満足できない面があるのも確かですが、それはまた求めるところが違うんじゃないかなと。

 

ピンキリの世界で何から手を出していいか分からないパワーアンプワールド。

そこに足を踏み入れる意味でも、こういう存在は非常にありがたい。

 

もう少し奮発すれば選択肢が広がるであろう一方、

 

「超安い!」

「超軽い!」

「大出力!」

 

こういうキツイ条件で絞った場合、真っ先に思いつくのはやっぱりこいつ。

パワーアンプに興味があるなら色々な意味でおすすめ。

 

BEHRINGER iNUKE NU1000

BEHRINGER iNUKE NU1000

 

軽いと手放すのも楽

 

重さ2.8kgという、その超軽量っぷりが凄いNU1000。

片手で軽々持ち上げられて、とにかく扱いが楽。

 

音的には重量級アンプの方が良い感じなことが多いものですが、そうだからと必ずしも正解であるとは限りません。

 

実際、20kgオーバーのはずれパワーアンプを買ってしまった時の後悔ったらなかったです。

大型スピーカーの20kgと鉄の塊の20kgを一緒にしてはいけないってことですね

 

凝縮された重量物の恐ろしさったらない!

 

重いパワーアンプの方が音的に良い方向に辿り着ける可能性は高いかもしれないけど、手放すのが大変だというデメリットについても忘れない方がいいでしょう。

 

そしてそれはもちろん、移動の負担にも繋がるということ。

車を使おうがなんだろうが重いものは重いし、扱いは大変です。

 

スピコン端子の存在

 

最近はもうスタンダードか主流なぐらいなのかな?

 

それでも楽器用アンプしか知らないなんて場合、この端子の存在を知らない人もいるんじゃないかと想像します。

 

楽器にも使用するようなプラグではなく、円筒形でロックもかかるのがスピコン端子。

パワーアンプやスピーカーの世界ではこちらが標準になっていたり、事実、NU1000も出力はスピコン端子。

 

自作するのも良いですが、そのあたりに自信がなかったり、面倒で嫌だというのであれば、出来合いのものを買っちゃった方が手っ取り早くて安心ですね。

 

CLASSIC PRO SKK015B

CLASSIC PRO SKK015B

  

それでも段々と満足できなくなったり、長さの調整もしたくなったりした場合には、ベルデンの切り売りケーブルやノイトリックの端子などで自作してみるのをおすすめします。

 

ステレオ出力ではなくブリッジ出力にするのであれば、どちらにしてもスピコン端子の中をいじる必要があったりしますし、自分で出来るに越したことはありません。

 

まぁほんと、ガンプラ組み立てるより遥かに楽なので、そのへんの経験がある人なら何も問題なく作れるでしょう。

 

ハマる人はそのままハマっちゃうと思いますよ。

 

BELDEN 8470

BELDEN 8470

 

NEUTRIK NL4FX

NEUTRIK NL4FX

 

パワーアンプがある面白さ

 

ベースブログなのでベースに使用することに目が行きがちですが、もちろん、パワーアンプの使い道ってそれだけじゃありません。

 

当然のことながら、ベースを鳴らすために使う方が一般的ではないでしょう。

 

ベースを鳴らしてみていまいちだったのであれば、簡易的にPAを組んでみるなり、オーディオとして試してみたり、そういった使い道もあります。

 

アイデア次第でPCから何から、音が生まれ変わるかもしれません。

そういった意味でも、パワーアンプに手を出してみるのは絶対に面白い。

 

幸い、D級アンプは消費電力的にはかなり控え目に済ますことができる為、そのあたりについての心配も要らないのが素晴らしいポイントですね。

 

最大1000Wと言っても、それそのまま消費し続けるわけではありませんから、そんな怯える必要もなく安心して使うことができます。

 

上を見てもキリがない、理想を言ってもキリがないこの世の中。

だからこそ、こういう存在が面白かったり、割り切るにも扱いやすくて良いものです。

 

パワーアンプ最初の1台、遊びの1台におすすめ!

 

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