ベースと速弾き (1) 速く弾くのをやめたら速くなった

ベースと速弾き

 

メタル大好き人間だったので当然、「もっと速く!」と猛練習をしていた過去もある自分。

 

テクニカル系が好きな流れでフュージョンやジャズに行ったりもしましたし、「日本一速く弾けるようになってやる!」みたいに躍起になってた時期もあったりします。

 

しかしまぁ、このブログで何度も話してきたことですが、その音の貧弱さに悩み、度重ねる怪我にも悩まされ、速弾きに取り憑かれていた自分に疑問を抱くことに。

 

縦振動のタッチというものに目覚め、聴く音楽の好みが変わったことも大きな要因でしたね。

「速弾きはもういいかなぁ・・」とその道を諦めると言うか、次第に興味を失っていくことになりました。

 

使ってるベースもテクニカルな方向からは完全に対極な感じに変化。

小型ボディに薄いネック、細い弦や低い弦高など、これらとはまったく逆。

 

ラージボディに太いネック。

ハイポジションの邪魔になるごついディープジョント。

当時の倍以上はある弦高など、まったくもってテクニカルなことには向かない仕様と言えそうです。

 

『ベースらしさ』

 

これに目覚めたって感じかもしれません。

 

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速弾きやめたら速くなった

 

上記の通り、テクニカル系ベース弾きの道に興味がなくなった自分。

 

ルックスも含め華やかなプレイヤーになるのは無理だし、次々と現れる超絶系な人達を追っていくのも無理だと悟り、速く弾くための練習というものをしなくなっていった次第。

 

太い音を出すために縦振動のタッチの研究を始めたり、左手の力の入れ方なども見直し、フォームを1から作り直す作業にも取りかかりました。

 

負担も怪我もお構いなしに弾いていた為、そのケアをする意味でも楽に弾きたい意味でも、技巧の追求はやめて地道に練習していくことに。

 

そうしたらま~、不思議ですね。

明らかに今の方が速く弾けるようになり、力みもなくなりました。

 

「やってやるぜ!」なんて必死になってた頃は行き詰まってたのに、「べつにいいや」と速く弾くことを意識しなくなった方が速く弾けるようになったという、この皮肉な結果が実に面白く興味深い。

 

もうひとつ言うならば、ブログを書くようになったらまた速く弾けるようになったんですよね。

奏法の分析をして効率が良くなったということか、がむしゃらにやってた頃の自分は何だったのかと、ちょっと虚しくなるものがある気もします。

 

前より遥かに3フィンガーができるようにもなったり、左手も動くようになったのは間違いありません。 

当然、縦振動のタッチの研究をしたことで音は比較にならないほど太くなっています。

 

バキバキ音、バチバチ音に頼らずとも立ち上がりの良い音を出せるようにもなったのは嬉しいけど、正直、タッチの研究がこっちの方でも役に立つとはあまり考えていませんでした。

 

人生、何が起こるか分からないものですね。

 

速く弾く方法を考える

 

そんなこんな、実を言うと『速く弾く為の方法』というのをあまり深く真面目に考えてこなかったのが本当の話。

 

400記事以上書いてきたこのブログでも、これをメインの題材として記事にしたものはほとんど無いかもしれません。

 

なのでここはひとつ、もうちょっと真面目に研究してみようかと。

才能や身体能力の世界で済ますのではなく、何をすればいいのかちゃんと考えてみたいところ。

 

「太い音が出るように弾いてたら速くもなっていた」というのは珍しいパターンじゃないかって気がしますし、自分なりに速弾きをするための内容をまとめていきたい次第。

 

変な話、自分が一番楽しみですね。

また何か新しいことに気付けるかと思うとワクワクします。