ベーアンではないベースのアンプ なるべく安くフラットなシステムが作れないか考える

ベースアンプではないベースのアンプ 目次

 

 

フラットなシステムの構築

 

www.pompombass.com

 

自分が所有するアンプシステムはこんな感じ。

 

プリアンプ:Jiraud JFDT-HA

パワーアンプ:ART SLA2

スピーカー:BAGEND S15XD

 

まだまだ欲しいものもあるけど、新たなシステムを無理に探す必要はないとも考えてるのがここ数年。

これを一新するとなると、軽く50万ぐらいは飛びそうな事実に恐怖していることも大きいですね。

 

クリーンでフラットなシステムをこれから手に入れたいという人がいた場合もそうですが、上記のような提案をいきなり突き付けるのは厳しい面が多々あります。

 

そもそも生産が終了していたりもしますし、JFDT-HAを超えたDr.Simをおすすめするにしてもそれだけで30万クラスになってしまうのが現実。

 

バグエンドの10インチ2発のモデルとかも良いとは思いますが、それも10万を超えるのは確実。

 

パワーアンプについても、本当はD-markという工房のものが欲しかったりもするけれど、まぁこれもやはり、金額的には手頃と言えずおすすめしづらいところ。

 

そこで今回、「安いけど良さげじゃね?」というものを探していきたいと思います。

 

ベリンガーやクラシックプロというのも選択肢としては面白そうなんですが、せっかくなのでそのあたりはあえて外し、もうちょい見栄的にも満足感を得られそうなセットを考えてみたいなと。

 

PAシステムに目を向ける

 

ART SLA1 パワーアンプ

 

唯一、前述のシステムの中でも手頃なのがSLA2。

それよりもっと手軽になるのがこのSLA1ですね。

 

ART SLA1

 ART  SLA1

1Uで重さ6kg。

100W×2かブリッジ出力で200W以上。

パワーアンプをとりあえず試してみたいならおすすめ。

SLA2の以前に所有していましたが、なかなか良い感じです。

 

6kgと軽量な方ですが、トロイダルトランスというのが良いですね。

ベース用に使わなくなった場合、オーディオにしてみるのも面白そう。

 

もう少し奮発できるとか、もっと余裕があるものが欲しいなんて場合、QSCなんかも個人的には気になるところ。

 

JBL JRX212 スピーカー

 

この手のスピーカーを探してまず気になるのはJBL。

名門中の名門と言えますが、恐るべきは今の世の中。

 

12インチユニット+ツイーターのフルレンジモデルが3万円もしないで買える。

それがしかもJBLの名を冠しているというのだから、ひっくり返ってしまいます。

 

JBL JRX212

 JBL JRX212

 

余裕があれば15インチの方が良いとは思いますが、単純にでかいし27kgとかになるし、最初に手を出すにはちょっと厳しいかもしれません。

 

12インチモデルならぎりぎり20kgはいかないようなので、もし手放すにしてもその分だけ楽になりますね。

 

パワーアンプも同じく、20kgクラスとかそれ以上の塊って扱いもそれだけ厄介になる為、安いからと迂闊に手を出すと大変なことになるので気を付けましょう。

 

JBLでなければ、他にはエレクトロボイスとかも気になるかなと。

自分はジラウドさんの真似をしてサーウィンベガを所有していたりもします。

 

ART Tube MP Project Series マイクプリ

 

プリアンプに妥協しない方が良いのは確かですが、本格的なディスクリート仕様なんかを狙うとなるとやはり、気軽には手を出せない世界になってきてしまいます。

 

理想を言うならば、前述のジラウドのDr.Simが究極におすすめであり、下手にベース本体に凝るよりこっちを買った方が良いとすらも思います。

 

ただ、20万出しても届かないのでその点については何ともかんともなところ。

 

もうちょっと手軽にしたいのであれば、同社のスピードブースターという製品も凄く良かった一方、電池駆動であることを考えると別の意味で気軽には使えない可能性もあります。

 

となるとまずは、手頃なマイクプリから試してみるのも面白いんじゃないかと。

 

ART TUBEMP PROJECT SERIES

 ART TUBEMP PROJECT SERIES

 

さすがに超絶良いということまでは期待できないとは思いますが、それでもベース用の機材を不毛に探すよりは良いのではないかと想像。

 

基本は入力ゲインとアウトプットの調整をするだけという、それで自分を鍛える意味でもマイクプリという存在に触れてみるのはおすすめです。

 

駄目なら次、これも基本ですね。

最終的には好みの世界であり、それを自分で判断することが大事。

 

ベースアンプ界から探すなら

 

Acoustic Image

 

マイクプリとかパワーアンプとかよく分からない、べつに予算はそこまで気にしないということであれば、アコイメのヘッドなんかもおすすめ。

 

2chモデルに関して言えば、2本の楽器の持ち替えに便利なのはもちろん、コントラバスなどでダブルピックアップのブレンドをするにも便利です。

 

Acoustic Image CLARUS Series 4/2ch

 

重さ2kg以下で最大1000Wとか、昔じゃとても考えられませんよね。

超小型軽量・多機能・大出力という、まさに現代的で美味しい要素のかたまりみたいな存在。

 

持ってて困ることはまずないでしょう。

 

Aguiler GS112

 

今現在でも特性が変わっていないのであれば、こいつもなかなか良い印象でした。

アギュラー aguilar/ベースキャビネット GS 112【アギュラー】

ハイファイ系にありがちな高級そうな感じで終わるのではなく、ベースらしいパンチがあってがっつりした出音だったのが好印象。

 

奥行きがたっぷりとあるところに好みは分かれそうですが、10万円しないキャビでしかも12インチという枠の中で考えるのであれば、一番良かったぐらいかもしれません。

 

自分がお気に入りのバグエンドの場合、ツイーターのボリュームが操作できないので、高域の方を抑えたいという人だったらこういうキャビの方が合ってる可能性もあります。

 

大抵のPAスピーカーも同じである為、こういう面に関してはベース用のキャビは便利ですね。

 

なんならノンツイーターのモデルもあるので、高域がそんなに必要ないということならそちらでも良いんじゃないかと。

 

それか二段にして、下をノンツイーターモデルにするとか。

 

Epifani  旧シリーズ

 

エピファニだったら昔のシリーズの方が個人的には好きでしたね。

中古で探すしかないというのが難ですが、これも良い手応えがありました。

 

前述のSLA1とJFDT-HA。

そしてエピファニのT110の組み合わせ。

これで音を出した時は本当に感動した記憶があります。

 

世の中にこんなクリーンなベースサウンドがあるのか、こんな気持ちよく高速に音が出てくるのか、抜けてきてくれるものなのかと、大袈裟ではなく世界が変わりましたね。

 

それからですね。ほとんどベースアンプに興味がなくなったのは。

ボリュームを上げるだけでもう完結するという、それを体験すると多機能で小賢しい機材には見向きもしなくなっていきます。

 

中古で状態も良さそうな出物があるならば旧エピファニはおすすめ。

自分はT110とT310を所有していました。

 

ベースアンプじゃないと低音は分からない?

 

PAシステムなんかじゃベースの音は出せないなんて人も中にはいるのかもしれません。

しかし冷静に考えてみるとおかしな点が沢山あるのが現実ではないかと。

大音量のライブ時にお客さんが聴いてる音は何なのかと問いたいところ。

 

録音にしてもそうですが、聴こえてくるベースサウンドが全てベースアンプにマイクを立てて録っているものだと考えているのであれば、それはもう、すぐにでも認識を改めた方が良いでしょう。

 

定番のベースアンプなんて全自動でエフェクトをかけまくってるようなものだと自分は考えています。

 

そこから脱却してくれる人が増えれば、リハスタやライブハウスに居座るひでーアンプが変わってくる可能性もあるんじゃないかと1mmぐらいは期待しています。

 

とにかく選択肢は沢山ある

 

以前、2万円ぐらいで15インチフルレンジのPAスピーカーを買ったことなんかもありますが、ふつ~に問題なく使えました。

 

ちなみにテストで撮ってみたのが以下になります。

 

ど新品だったので低域も高域もまだ伸びきってなかったり、音の飛び出しも甘い印象はありますが、それでも癖のかたまりのベーアンよりは遥かにマシ。

 

www.youtube.com

 

手頃なマイクプリを探すのもいいですが、他の楽器や音源を同時に鳴らせる意味ではミキサーを買ってしまうというのも面白い手かもしれません。

アレン&ヒースとかサウンドクラフトがえらく安く買える時代になったもんだなと驚きます。

 

他にもパワードのPAスピーカーとか色々ありますし、JBLも手頃で良さげなのを出していますね。

15インチ+ツイーターのフルレンジ、パワーアンプ内蔵で出力は1000W。

それで値段は5万円ちょいとか、どんな時代なんだと笑っちゃいますよほんと。

 

上を見るとキリがないのは当然のこと。

一方、下がものすごく手頃で侮れなくなってるのも事実。

この美味しい話を利用しない手はないって感じでしょう。

 

時代遅れのベーアンに別れを告げたいと考え始めて20年近く。

いまだに居座ってる冷蔵庫みたいなやつには失望を通り越し絶望します。

「ベースなんてブーブー鳴ってりゃいいんだよ」なんてナメられた認識から解放されましょう。

 

世の中もっと変わっていってほしいですね。

 

田舎一軒家に住んでいるなんて人だったらもう、迷うことも遠慮も何もなく、ちゃんとしたシステムの構築を目指すべきでしょう。

 

一回思い切って投資してしまえば、一生買い替えなくて済む可能性もありますしね。