弦の寿命、節約について考える (6) 4弦をメインにする、所有本数を減らす、他雑談

弦が少ない方が安い

 

これは当然の話ですが、4弦で行けばそれだけ安く済みます。

ローBが増えるだけでもかなり出費が増えますし、そこにハイCまで加わるとなると笑えません。

 

先日のココ弦など、6弦だと安いところで買っても4000円オーバー。

常に新鮮な弦の音にこだわりたいなんて話だったら、かなりの覚悟が必要になることでしょう。

 

まぁ、経済的な理由で弦の本数を決めるってのもどうかとは思いますが、しかし現実問題、弦の本数の増加に伴い、必要なお金は絶対に増えてしまいます。

 

たいして使いもしないとか、4弦の方がはるかに気持ちよく弾けるなんてことだったら、無理して多弦に行く必要なんてない気がするところ。

 

自分は多弦が好きでずっと使っていますが、正直、弦の購入と交換については憂鬱なままですね。

 

もうほんと、4弦でしかもフラットワウンド張りっぱなしのジェマーソンスタイルだった場合、どれだけ出費が減って他への投資もできていたことか?

 

考えても仕方ないんだけど、何だかモヤモヤするものがあるかもしれません。

 

楽器の本数を減らす・不要な物は手放す

 

多弦云々よりさらに効果を期待できそうなのがこれ。

 

使わない楽器については弦の交換はしない、手入れもほどほどにしておくか、いさぎよく手放してしまう、その方が出費は確実に減るはず。

 

エフェクターなんかもそうですが、どう考えても使わないようなものを持っていても仕方ないですよね。

 

「いつか使うかもしれない・・」なんてのは大抵出番がなかったり、または、他にもっと良いやつが出たり普通に代用できたり、世の中とは意外とそんなもの。

 

後述しますが、アクティブ楽器だったら電池の面倒も見ないといけませんし、エフェクターでも電池駆動にこだわりがあると厄介ですし、コストはどんどんかさんでいきます。

 

また、楽器の本数を減らすメリットを言うならば、一本を弾きこんだ方がそれだけ鳴るようになるのもすごく大きなポイント。

 

エージングをオカルト視していたとしても、絶対の愛機があるかどうか、それをどこまで理解しているかというのは、楽器を弾いていく上で大切なことです。

 

楽器をたくさん持っていて器用にあれもこれも弾けるけど肝心のところは分からない、好みもスタイルもボヤけててよく分からないなど、それはなんだか虚しい話。

 

「この人はこれ!」という楽器があるとないのとでは、イメージづくりをするにも記憶に残らせるにも全然違いますよね。

 

たとえばの話、『Bootsy Collins』で画像検索すれば、恐らくは一生忘れることができないでしょう。

 

一本を使いこんでるかどうかはともかく、一貫したスタイルによるオリジナリティというものを叩きつけられます。

 

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電池の出費を減らす

 

弦の話とは脱線するようですが、消費電力の激しい回路とか電池が2個必要なんて場合、これも意外と馬鹿にならない出費になるんじゃないかと思います。

 

「安物でいいや」と済ますにはリスクが大きすぎますし、「まだ行けるだろ」とケチって楽観視するには危険なのが電池という存在。

 

特に、ブーストがメインの使い方をするなんて場合、油断せずにマメに交換した方が絶対いいでしょう。

アクティブ楽器の電池切れとか本番で起きたら最悪です。

 

まぁ、出費に関して言えば、アクティブにしてレンジを広げたりブーストするからこそ、弦代を抑えられることも考えられる為、一概に言えないのも正直な話。

 

しかし、それでもやはり、電池は電池でまた別のコストがかかってしまうのは事実ですよね。

 

個人的なおすすめを言うならば、ジラウドの回路が低消費電力で助かるのと、ネオパッシブなら更に省エネ仕様で助かるんですが、こればかりは好みというもの。 

あまりに低消費電力な為、逆に交換をさぼってしまうなんてリスクも考えられます。

 

そう考えていくと、超絶節約思考とか面倒くさがりだったら、「パッシブ4弦オンリー」が一番良いのかもしれません。

 

エフェクターなどへの無駄遣いにしてもそうですが、10年で見たらマジで出費の額が全然違ってくるんじゃないかと。

 

堅苦しいのはつまんない。でもお金がかかるのは現実

 

本音を言えば、「楽器は遊んでなんぼだろ!」って言いたいところでもあったり、お堅く生きるばかりじゃつまらないのも確か。

 

「節約するぐらいなら稼ぎを増やせ!」ってのが一番前向きだとも思いますし、単にケチであることが良いとも考えません。

 

ただ、それは言い訳の常套句でもあると言いますか、くだらない出費でお金が逃げていくのも大問題ではないかと感じるわけです。

 

「べつに1万円ぐらい良いじゃん!」って買ったものがいくつあっただろうか?

そしてろくに使いもせずに手放したものがどれだけあったか?

 

それで肝心な時に手が届かないことがあったかと思うと、ま~やっぱり、モヤモヤしてしまう次第。

先に繋がるわけでもない、つまらない買い物ってのが本当に多かったと反省するしかない。

 

それだったら、ドーン!と一発すごいのを手に入れた方が絶対身になるし、より多くのものをもたらしてくれることも実感するところ。

 

「俺は20年間でどれだけ無駄遣いしてきたんだ?」

「それで欲しいもん買えて良い経験もできてたんじゃ?」

 

なんて考えるとやっぱり、まったく笑えませんね。

 

楽器本体や弦に限った話ではなく、音楽とはお金がかかるもの。

だからこそ、それに対する出費と感覚が麻痺したり、諦めるのはどうなのかと疑問になる。

創造することではなく、消費することに快感・快楽を覚えることが良いとは思えない。

ましてや、消費行為自体に追い詰められていくのはあまりに不幸だし、悲しい。

 

でも、意外とそれが当たり前だったりもするから、現実って辛い。

 

・音楽をやるからこそもっと上手にお金を使えるようになれないだろうか?

・人生を楽しむためにも上手くなるべきなんじゃないか?

 

近年、そんなことを強く考えさせられる次第。

破滅の美学とかいらんですほんと。

近しい人間がブッ壊れるとか死ぬとか何の冗談にも憧れにもなりません。