弦の寿命、節約について考える (1) 弦代は笑えない

コスト意識を持つ

 

自分の場合は5弦ってこともありますが、一回の交換で4000円前後が飛んでいきます。

 

それでも、新品状態にそこまでうるさい方ではないのと、様々な要因により年に数回の交換で済んでいる為、まだ助かっている方かもしれません。

 

所有しているベースの中には、年単位で張りっぱなしのものもあったり、余程のハズレ弦にでも当たらない限り、そこまで頻繁に交換することはない。

 

一方、これで6弦がメインだったり、月に一度は絶対に交換するなんて場合、まったく笑えないことになってしまいますよね。

 

年間の弦代だけで5万円もかかってしまうようだと、10年で見れば単純に50万円。

さらに他にも楽器を複数所有していたり、そっちも必ず手入れをするとなると、当然、それだけ費用はかさんでいくことになる。

 

「俺もいつかはあれを・・!」

 

なんて憧れていたものが実は弦代で買えてましたとか、まったく笑えない。

 

そのお金で凄く良い楽器が買えてしまう、結構なアンプも普通に手に入ってしまう、そんな可能性があるわけですね。

長い目で考えてみると意外と馬鹿にできない、無視のできない話になってくるんじゃないかと。

 

「当たり前の出費!音のためなら惜しくない!」とこだわりを貫くか、それとも、「いや、ちょっと考え直すか・・」とコスト意識を持ってみるか、なかなか面白く興味深いところ。

 

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 消耗品にスペシャルは求めない方が無難

 

「一回の弦交換だけで7000円以上かかる」

 

と言うと、さすがに盛ってるとか大袈裟な話にしてると普通は思うかもしれません。

しかし現実問題、多弦用のフラットワウンドだったりすると、本当にそれぐらいするものがあったり、それ以上のものも存在します。

 

これがコントラバスなどになるとさらに倍か、それ以上になるのが普通という恐ろしい世界。

 

まぁ、フラットワウンドの場合、一回張ったらもうずっと交換しない前提だったりもするので、最初の一歩が踏み出せればもういいんですが、でもやっぱり、ちょっとためらうものはありますよね。

 

自分が一番気に入っているフラット弦の場合、恐ろしいことに、品質が安定してなかったりするからタチが悪い。

実際、ローB弦が切れてしまったことなどもありましたし、あの時の絶望感ったらなかったですね。

 

「肝心のそれが切れるかぁ~・・!?」って感じ。

 

購入からしばらく保管していたものだったので文句も言えませんでしたし、交換も利かない。

当然、「二度と買うかボケ!」となりました。

 

しかし、ある意味でさらにタチが悪いのは、その弦、音がめちゃ良いってことなんですよねぇ。

あれと比較しちゃうと、他の弦を張った時にどうもガッカリしてしまう。

一度あの音を知ってしまうと、どうしても張りたくなってしまう中毒性があるわけです。

 

結局、それに戻らざるを得ないし、「頼むから当たりであってくれ・・・!」とびくびくお祈りしながら買ってますほんと。

 

だからま~、それを考えると、音的に多少の不満があったとしても頻繁に交換するものなのであれば、ハズレが少ないものを選ぶに越したことはありません。

 

入手が容易で品質も安定している会社を見極めるのは大事ですね。

 

精神的に変に依存しないためにも、博打には手を出さない方がいいし、無理にわざわざ得体の知れないものを探す必要もないでしょう。

 

安物買いの銭失い

 

「新品ならなんでもいいや!」と開き直ったり、安物に手を出すのもこれまたリスクがある印象。

 

パッケージから解いてみたら明らかに折れてたり、グニャグニャに曲がっていたり、そういう酷いやつはそもそも論外。

 

たとえば、某所で聞いた笑い話。

 

「音が痩せてどうしようもなくなった!故障だ!何とかしてくれ!」

 

と、リペアにかつぎこまれたベース。

どこをどう調べても異常がなかったらしく、オーナーも店主も困り果てたそうな。

 

徹底抗戦の覚悟を決め、とりあえず一から原因を探っていこうと新品の弦に交換してみたところ、なんと、それだけで見事に音が復活したんだとか。

 

要するに、その時に張ってあった弦が「クソしょぼい低品質なもの」だったというオチ。

 

巷では安くて評判が良かったみたいだけど、大きな音量やまともなアンプシステムで鳴らしたらその途端、劣悪で使えない弦だったのがバレてしまったという、何ともお粗末な話。

 

でも本当、新品弦の「シャリーン!」って響きと倍音の方にだけ気が行ってると、こんなことになりがちです。

「ベース」って楽器なんですから、ちゃんとボトムまでしっかり出る弦かを確認した方がいい。

 

安物だからってバンバン交換して使いまくるんじゃあまり意味がない。

むしろ、余計にコストがかさむことになる可能性もあるし、それでは本末転倒。

 

弦選びって意外と難しい問題です。

弦探しで数万円が簡単に吹っ飛んでいったのは思い出したくありませんね。

 

なるべくならお気に入りのもので統一して、それを長く使っていきたいところ