使用アンプまとめ  JIRAUD ART BAGEND Cerwin-Vega

Jiraud JFDT-HA 究極のプリアンプ 

f:id:bakibakibass:20170316212150j:plain

 

ジラウドを語る上で絶対に外せない存在であろうプリアンプ。

所有して軽く10年以上は経ちますが、いまだにこれを超えるものには出会ってません。

  

昨今、ベースアンプも色々と出てきてはいますが、やはり、音という一点についてはどうやっても比較にならないし、他を探す気もまったく起きないですね。

 

もし、これを超える存在があったとしても、それも結局、ジラウド製のプリアンプになるでしょう。

 

しかしまぁ、「具体的にどう音が良いのか?」と問われても、言葉にするのが困るのも正直な話。

 

「プレイヤーのタッチと楽器本体の音をそのまま増幅するだけ」という気がする為、人によってはつまらないキャラだと感じてしまう可能性が考えられます。

 

とは言え、これほど楽器的で活き活きした楽しい音がするものはありません。

 

ただ、「とにかく歪まずハイファイでクリアー!」なんて評したところで、同じような売りのものは他にあったりします。

だけど、オーディオ的で平坦でつまらないものとはまったく違う特性を持ってるから話が難しい。

 

結局、その圧倒的な解像度や超高速レスポンスなど、理屈抜きの尋常ではない気持ちよさは実際に弾かないと絶対わからないでしょう。

 

それでも、あえて具体的な分かりやすさを言うならば、40V駆動によるJFDT-Cの性能がとんでもないのは確かだし、特にスラップモード時の驚異的なサウンドは他に類を見ません。

 

信じられないぐらいにワイドレンジでクリアーなベースサウンドが実現可能。

 

でも実のところ、それはあまり使わなかったりもするんですよね。

スイッチを入れ、ただボリュームを上げるだけってのがほとんど。

 

「ツマミをまずセンターにフラットに」とか、それすらやらないと言うか、そもそも、EQをスルーした状態が主なセッティングだったりします。

 

でも本当、それだけでいいんです。

EQを通す必要を感じないんです。

 

インボードでもアウトボードでもその威力を感じるジラウド製品ですが、40V駆動になるこのHAではそれがさらに凄まじいことになります。

 

これを弾いちゃうと、世の中にあるアンプがいかに安っぽく余計なことをしているか、凄く冷めてくるものがあったり。

 

そしてそれは、パッシブ楽器を通すとより分かりやすくなるところ。

エフェクターだの何だの、あれこれ通したり悩んだりするのが馬鹿馬鹿しくなります。

 

このプリアンプが無い人生はちょっと考えられません。

安っぽい言い方かもしれませんが、「一生の宝物」ってやつですね。

 

ART SLA-2 パワーアンプ

f:id:bakibakibass:20170318140453j:plain

 

上記のJFDT-HAを鳴らすために手に入れたパワーアンプ。

 

と言っても、「これ!」って厳選したわけではなく、中古品を安く購入しただけだったりします。

それでも楽器用のものに比べれば、こちらの方がはるかに特性が良い印象。

 

「ベース専用」と位置付けて極端な味付けがされたものは好みではないので、PA用とかの方が自分には合っていますね。

また、耐久性や出力の問題を考えると、オーディオ用は選択肢から外れるかなと。

 

後、価格の面から言っても、手頃なPA用の製品はかなり助かる存在です。

5万円もしないで数百Wのアンプが手に入るのだから凄い時代ですねほんと。

 

元々、ベースアンプに対する疑問というのを早い段階で持っていましたが、ジラウドの試奏システムを体験することでそれが確信に変わりました。

 

癖の強いアンプというのはもう、それ自体がエフェクターみたいなものであり、そこで強制的にキャラクターが決められてしまうのは納得いかない。

 

もちろん、音ってのは人それぞれ好みの世界ではありますが、誰かが作った強制的な音しか知らないってのは問題だと思うわけです。

 

と言うか、そういったものばかりがいまだに溢れてるってのが本当に疑問なところ。

何十年、時代遅れやってるのかとツッコミたくなる。

 

シンプルなプリアンプとパワーアンプ、そしてちゃんとしたスピーカー。

こういう組み合わせを知らない人は、一度試してみた方が良いでしょう。

 

ギターのおまけ的価値観から作られているようなアンプとは異なる世界を体験できます。

 

BagEnd S15X-D 同軸15インチモニター

f:id:bakibakibass:20170324024255j:plain

 

色々と試してきた中で一番気に入ったのがこのスピーカー。

 

ウーハーとツイーターの同軸仕様なのがユニークで美味しいポイント。

全ての音域がスムーズに繋がると言いますか、妙な分離感がなくてナイス。

多弦ベースにおいては特に有効であり、威力を発揮する特性でしょう。

 

15インチと大口径ですが、レスポンスが鈍重なことなどもありません。

むしろ、複数のスピーカーを組み合わせたものより良い感じ。

スピーカーが増えるほど音がボヤけてしまうような、妙な干渉が起こる印象。

 

逆に、もっと風が吹くような鳴り方や、色々混ざった複雑な音が好きなら物足りない可能性はありますし、過激に効くツイーターや派手目な音が好きでもそれは同様。

 

正直、固有の強烈なキャラクターは求めない方が正解なのかもしれません。

良くも悪くもモニター的と言うか、持っている以上のものは出さない印象。

 

サイズもほぼ限界までコンパクトにされていたり、実のところ、「ベース用」と分類するにはかなり独特か、意外と特殊なスピーカーとも言えそうです。

 

しかし、大人しく引っこんだオーディオ的でつまらない鳴り方とは異なるのが面白いポイント。

楽器的な部分とモニター的な部分を美味しく両立しているのではないかと。

 

ドカーン!と鳴らせばそのままドカーン!と出てくれるのが何とも素晴らしい。

 

「ジャズ向け」とか「ロック向き」とかそういった分け方をする必要がなく、プレイヤーが好きなように音をつくって鳴らせばその通りに出てくれるものですね。

 

どこまで参考になるか分かりませんが、このブログに上げた動画のほとんどは、このバグエンドを鳴らして撮っています。

 

あれ向きこれ向きとか、ジャンルも弾き方も意識しません。

来るもの拒まずな懐の広さとシンプルな鳴り方が魅力的。

 

味も素っ気もなく硬質な音になってるPAスピーカーとも違うし、アップライトやフレットレスのプレイヤーでも問題なく使えるはず。

 

Cerwin-Vega V-153 PAモニター

f:id:bakibakibass:20170321123659j:plain

 

バグエンドを手に入れる以前に使用していたのがこのサーウィンベガ

 

ジラウドの試奏システムを再現しようと入手したものです。

まったく同じモデルかは分かりませんが、知っている人にとってはお馴染みのものでしょう。

 

これでパワーアンプもベスタクス製にすればそっくりになるんですが、現在では入手困難なのでまぁ、そこまでこだわらなくてもいいかと考えているところ。

 

そもそも、このスピーカーだってそこまで大したものってわけではないし、定価自体も相当に安かったり、間違っても「厳選の末の極上品」なんてことはないはず。

 

しかし、そんな安物にすら大きく劣っているのがベースアンプの世界。

大抵、めちゃくちゃな特性で癖の強い仕上がりになってる印象。

 

たとえツイーターが付いていたとしても、それでワイドレンジに仕上がるわけではありませんし、むしろ分離感がひどくて気持ち悪くなったりもするから困ります。

 

このベガですらクリーンにフラットに聞こえてしまうのだから、なんとも悲しい話。

 

「ベースはベーアンで鳴らすもの!」って固定観念に縛られ、恐ろしい程にレンジの狭い世界しか知らないのはもったいない。

 

「低音が気持ち良ければそれでいい!」なんて意見もありそうですが、意外とベーアンってのはその肝心の低音も大したことなかったりするから、これまた困りもの。

 

どんなに楽器本体や技巧にこだわろうが、エフェクターをずらっと並べて凝ったシステムを作ろうが、音の出口が酷ければそれでもうすべて台無し。

 

「ツイーターの存在を知らない」なんて話だったらそれはかなりの問題です。

ローファイな音とかシミュレータの音みたいなのしか知らないなんて悲しくなります。

 

それで苦労している人達がいるのだとしたら、これは絶対、「フルレンジシステムによるベースサウンド」というものを体験した方が良いでしょう。

 

スラップやタッピングなど、必死こいて鳴らす必要はなくなるかもしれませんし、恐らく、上達のスピードも音づくりの感覚も劇的に変わっていくはず。

 

※元記事

JIRAUD JFDT-HA 究極のベース用プリアンプ - ポングとベース

ART SLA-2 パワーアンプ - ポングとベース

BagEnd S15X-D 15インチ同軸フルレンジスピーカー ベースモニター - ポングとベース

Cerwin-Vega V-153 PAスピーカーでベースを鳴らす - ポングとベース