パッシブベースと上達の思い出 (11終) 弘法筆を選ばずで思考停止する疑問 パッシブのすすめ

パッシブとアクティブのどちらが良いか?

 

なんて議論をするのは個人的にはもう、ばかばかしくなっていたつもりでした。

実際、このブログでもよく話してきたことだと思います。

 

「いつの時代までこの話題続けるの?」って、うんざりするかなと。

 

何十年やってるんでしょうね? この話。

 

パッシブの魅力とその要因

 

しかしまぁ、こうしていろいろ思い出してみると、確実にパッシブの方に鍛えられてきたのだと、あらためて気付かされたかもしれません。

 

もちろん、「良いアンプあってこそ」だとも言いたいところですが、それ以前の根本的な問題も大きいと感じます。

 

要するに、パッシブで使えない楽器はその時点で問題があるってことになるんじゃないかと。

 

パッシブのままで実用的に使える仕上がりであれば、もうそれだけ完結できる。

そして、そこからさらに可能性を広げることも可能。

元々がしっかりしているからこそ、そこから足すのも引くのも楽だし無理がない。

 

一方、電気的な力を借りないとどうにもならないようだと、それはもう、何をしても厳しい気がしてしまいます。

 

特に、タッチレスポンスを求めるのは絶望的になる印象。

いくら電気的に高速な仕様にしても、生音の反応がひどいと大して改善されないのが現実。

 

【スポンサーリンク】

 

 

高級=良いとは限らない

 

不思議なことに、ハイエンドな凝ったやつほどタッチへの反応が悪くなっていくという、そんな印象が強いベースの世界。

 

それこそ、フェンジャパに普通に負けちゃったり、5万円前後の楽器にすら勝てなかったり、自分も痛い目を見てきました。

 

・高出力のハムバッカーに癖の強いプリアンプを組み合わせる。

・ボディをガチガチに固めて鳴らないようにする。

・木目とかでアピールしてとりあえず贅沢な感じに見せておく。

 

そういうスタイルの楽器はもう絶対に弾かないという確信があります。

それならほんと、フェンジャパでもいいです。むしろ、そっちの方が良い。

 

 「弘法筆を選ばず」

 

なんて言葉を使いたがる人も多いこの世の中。

しかし、その弘法の域にまで辿り着くにはどうしたらよいのか?

その過程をちゃんと考えてたり話せる人はほとんどいないような気がします。

つまらないお説教のためにこの言葉を使ったり、それで思考停止するのは反対です。

 

「駄目なもんは駄目!」

 

そう言えることも大事なんじゃないかと。

 

長く使える愛機を手に入れよう

 

その意味で、アクティブ前提の楽器には疑問を抱くものが多いですし、そういうものしか知らないなんてのは絶対にもったいない。

 

パッシブ楽器と良いアンプの組み合わせを是非とも体験してほしいところ。

 

特に、音づくりに悩んでいたり、グルーブについて悩んでいるならなおさらです。

タッチが鍛えられていけば、それだけベースを弾くことも絶対に面白くなる。

 

後、それだけ経済的になるとも思います。

パッシブで鳴る楽器があればそれだけで10年は戦えるかもしれません。

 

それどころか、一本だけで一生やっていける可能性もある。

弾きこまれた楽器ってやっぱり良いものです。

 

あと数年もすれば所有から10年になる自分の愛機。

アクティブで失敗を繰り返し、パッシブで鍛えてきたからこそ、より強く確信します。

 

誰がなんと言おうと最高。

 

これからまたさらに成長して良い楽器になっていくことでしょう。

 

パッシブのすすめ

 

そして、そんな楽器に出会える可能性が高くなるかもしれないことを考えると、パッシブの楽器を弾くことをおすすめします。

 

結論としてアクティブに落ち着くにしても、とりあえず一本ぐらいはパッシブの楽器を持っておいてもよいのではないかと。

 

時間が経った後、いきなりその魅力に気付くこともありますし、そんな時に何かのヒントや助けになる可能性がある。

 

「パッシブだから良い」ではなく、

 

「パッシブでも最高!」

 

というベースを見つけておけば、とりあえず間違いはないはず。

タッチも絶対に鍛えられます。