パッシブベースと上達の思い出 (2) 音楽学校時代、成長していくのをはっきり実感した話

初パッシブ・初フレットレス

 

二つの意味で自分の中で初めてのベースだったバッカスのジャコモデル。

 

「弾き方でこんなに音が変わるものなのか!」

「パッシブってこんな楽しいものなのか!」

 

という、それをすごく感じましたね。

 

また、ジャコが好きというのも良かったのでしょう。

タッチの種類や音色が少ないプレイヤーと比較し、あれほど自在に弾き分けられる人もなかなか存在しない。

 

その為、ちょっとコピーするだけでも、「これこうやってんのかな?」とか「いやこうじゃね?」と、自然と弾き方を変えるようになっていった次第。

 

・柔らかくメロディを弾きたい時はフロントPU付近やネック寄りで弾く

・歯切れのいい音を出したい時はリアPU付近やブリッジ寄りの位置で弾く

・普通に弾きたい時は両PUの真ん中あたりで弾く

 

そうやってタッチやポジションを使い分ける感覚になんとも新鮮さを覚えました。

 

周囲の反応が変わり結果も出る

 

面白いもので、ジャズ至上主義みたくかぶれてた嫌味な同級生も、「お、なんかやっとベースらしいベース買ったじゃん。」とか言い出したり、個人的にはこれがけっこう驚きだったところ。

 

「エレキベースなんかやめちまえ!」とか「早くウッドやれよ!楽器じゃねぇだろそんなもん!」なんて、顔を合わせる度に言ってくるような奴だったので、皮肉でなく普通に褒めたのはかなり意外でした。

 

フレットレス自体をあまり知らない人もいましたし、ベースでメロディを弾くというのも珍しかったのか、「へぇ~!ベースでそうやって弾けるんだ!」みたいな反応もあったり、明らかに周りの評判も変わっていった気がします。

 

ジャズ系の先生からも、「前よりスウィングするようになったじゃん!」と褒められたりもしましたし、それだけ急激に演奏が変わっていった自覚もありました。

 

学校のフェスなんかでも優勝・準優勝と取ったり、ず~っと悩み続けていた分、自分が上手くなっていく感覚をはっきり感じとれたなと。

 

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パッシブの魅力に目覚める

 

練習はもちろん、バンドで使ってても今まで弾いていた楽器と明らかに違うんですよね。

 

フレットレスだったというのもあり、ジャズスタンダードのテーマとかを弾くのにも良い感じでしたし、そうやって自分の演奏にも音にも自信が生まれていった。

 

決して大袈裟な話ではなく、パッシブ1本で勝負してみるというのは、すごく大きな意味が生まれることになるかもしれません。

 

それが理にかなってるかどうかはともかく、「自分の手で何とかしよう!」って意識しはじめるとやはり、それはそれなりに変わっていくものだと思います。

 

自分の場合、周囲の反応はもちろん、音楽学校のイベントで優勝という結果が出たのもありますし、アクティブベースだけを使ってたのから一転、パッシブベースを使い始めたのが上達の一つのきっかけになったように感じる次第。

 

だからその経験から言うと、風変りなベースやアクティブのベースばかり使っていたり、音づくりやグルーブなどに悩んだ場合、一度、シンプルなパッシブベースに切り替えてみるのは絶対おすすです。

 

そしてそれを弾き続けてもいけば、必ずなにかが変わってくる。

 

どうにもならない行き詰まりを感じたり、成長のストップを感じたりしてる場合、意外なぐらいの突破口にもなる可能性があります。

 

続く