初めて観たEsperanza Spalding

先週の事ですが、ウェイン・ショーター&ハービー・ハンコックのライブなど観に行ってきました。

ドラムはテリ・リン・キャリントンで、ベースはエスペランサ。

まぁ、音楽的には正直、自分にはよく分からない領域だった為、ベースの話ばっかりしてるブログらしく、エスペランサを観た感想でもまとめてみようかと。

 

とにかく驚いたのはその華やかさと言いますか、問答無用のスター性って奴だったかもしれません。

360度回転するステージ、正面や横からは勿論、後ろ姿まで見る事も出来ましたが、いやホント、その後ろ姿まで絵になっちゃってました。

たぶん、観客の多くがその存在感に釘付けになったり、夢中になっていたと想像。

音楽のジャンルがどうとか、肌の色や人種がどうとか、言葉の壁がどうとか、そういうものを軽く超越していたんじゃないかと思う次第。

完全にモノが違うってか、オーラありすぎって感じではないかと。

 

そしてまた驚かされるのは、その華やかさを生み出すルックスとのギャップ。

あんな華奢で可愛らしく見える様でも普通にウッド(って呼び方は個人的には抵抗ありますが)をバリバリ弾けるんだなってところ。

見ていた印象、ビックリするぐらい手が小さく、力も強くない様に感じるのですが、ま~やっぱり、楽器を弾くってそういう事じゃないのかなって考えさせられます。

あの身体でどうやってあんな楽器を操っているのか、非常に興味深い。

 

でもって、その裏に凄まじい努力や挫折があったとしても、それを感じさせないのが美意識や芸術性というものか、とにかくスマートで美しい。

教養を感じなかったり暑苦しかったり、汚らしく下品だったり、そういうのを押し付けてくるのとは全く違う人だなと。

まぁ、その「汚い」ってのが魅力にもなったりする為、一概にどちらが良いとは言えないものではありますが、エスペランサのあの綺麗さってのは只事ではない様な気がします。

 

何だかベースの話をロクにしていませんが、やはり、あのレベルの人をベース視点からだけ見て評する事は無理だと思いますし、愚かな事であるのかもしれません。

「世の中すげぇ人がいるモンだなぁ・・」と脱帽。

もう全てが魅力の塊と言いますか、そんなに興味が無かった自分みたいなのでも惹き付けてしまうってのが何とも凄い。

 

 好きかどうかなんてのを超越してます、「エライもん見た!」って感じです。