ベース初心者・中学時代 (12) 文化祭直前、急遽助っ人を頼まれる展開に

ゴタゴタに巻き込まれる

 

文化祭に出るバンドは自分達を含めて三つあったのですが、その内の一つに致命的なトラブルが起こったことを今でも覚えています。

 

喧嘩でもしたのか内部崩壊でも起こしたのか、もう一週間も無いぐらいに時間が迫っている中、なんとベースが逃げ出してしまったと耳に入ってきた次第。

 

ドラムに関しては打ち込みで何とかするつもりだったみたいですが、ベースまで抜けてギターとボーカルの二人でやるのはさすがに無理だと真っ青になってました。

 

それでまぁ、お察しの展開と言いますか、「頼む!ベース弾いてくれ!」と話が回ってきまして、「正直きついけど放っておけないか・・」と助っ人を承諾。

 

おまけに、まだドラムを始めて僅かなS君の方にも助っ人を頼むという、なかなかの暴挙にも至りましたが、学生ならではの勢いか、S君も引き受けてくれることに。

 

本番までもう僅かなのにもかかわらず、メインの方の仕上がりは微妙な状況。

 

そこに加え、もう一つバンドをやるって展開は本当に印象的な出来事でしたし、楽器やってる連中ならではの何とも「らしい話」だなと今でも思います。

 

残された時間は僅か

 

プレッシャーもクソもなく、「もうやるしかねぇ!」と開き直り、新たに弾くことになったのは『THE YELLOW MONKEY』【LOVE LOVE SHOW】【SPARK】の2曲。

 

SPARKのような曲を弾くのには慣れていた為、ほとんど違和感なく覚えることができましたが、問題は前者のLOVE LOVE SHOWの方だったかもしれません。

 

ゆったりした慣れない曲調に感じたことに加え、特にBメロのベースラインに大苦戦した記憶がありますし、指板を必死に見ながら弾いてましたね。

 

新しいベースに持ち替えて苦戦してる事もあるのと、立って弾くのに全然慣れてなかったり、課題の山積っぷりがやばかった。

 

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譜面のありがたみ

 

バンドスコアがあったから良かったものの、耳コピしてくれなんて言われてたら完全にアウトだったでしょう。

 

そういう意味では、譜面が存在する事とそれが一応は読める事のありがたみってのを、中学時代にすでに経験していた気がするところ。

 

まぁ、その頃に読んでいたのはタブ譜でしたが、それでもほんと、読めるのと読めないのじゃ状況が天と地ほどに変わってしまいます。

 

絶対的な耳の良さを持ってるわけでもない限り、譜面の存在ってのはやっぱり凄く頼りになるし、それこそ生命線にもなるんじゃないかと。

 

ロックに譜面は不要

 

とは言え、譜面を見ながらやるなんて選択肢はまったく考えませんでしたし、必死こいて覚えるしかありませんでした。

 

なんと、今現在においても前任者が抜けた理由は知らないですし、本当にもうそれどころではなかったんですね。

 

それを聞く暇もない、余裕もない、とにかくひたすら突っ走るしかない状況だったなと。

 

一週間という限られた時間の中、曲を覚えるのに二日か三日。

集まって皆で練習するのにも二日か三日。

 

そしてすぐに本番が待っているという、この慌ただしさと楽しさもまた、後の自分にとって大きな糧になる経験だったと強く感じます。

 

続く。