ポングとベース

ベース楽しむ人生を

Jiraud Black Cloud 5 Limited  ダイレクトサウンド

「操作が面倒なのは嫌いだ!」とツマミが多い楽器を嫌う人も多くいるんじゃないかと思いますが、実のところ自分もそっち側の人間だったり。セッティングを細かく決めるのは苦手な方です。

メインで使ってるこのブラッククラウド、今まで解説してきた機能を全て駆使する事で物凄く幅広い音作りが出来ますが、まぁ正直、実際にフル活用するかと言うと意外と微妙なところ。

大抵はバランサーはセンターのまま、EQをちょろっと弄って調整して終わりってパターンかもしれません。

 

そして更にストレートな状態にしたいなんて場合、パッシブトーンもJFDTも簡単にスルー出来る為、それで素の音を確認する事もよくあります。

アクティブからパッシブへの切り替えみたいなものだと思えば分かりやすいかもしれませんが、実際はそれとはちょっと異なり適正な処理がなされていると言いますか、バッファはちゃんと通すのが実用的なポイント。

パッシブの状態で25kΩや50kΩなどのボリュームポットなどを通ってしまうと音痩せが酷いものですが、PUの信号はまずアクティブバランサーに送ってローインピーダンスに変換する為、プリをスルーしても全く問題なく使えるのが魅力的。

ある意味では最もピュアな音になると言うか、PUの信号をほぼ劣化も加工もなくそのまま出力するセッティングになるんじゃないかと思います。

 

また、このプリスルー状態を通常のセッティングと考えた場合、JFDTを予めセッティングしておけばスイッチ一つで音を激変させるなんて事も可能。スラッパーをそのまま内蔵してると思えば分かる人には話が早いかもしれません。

そして地味にポイントになるのが、マスターボリュームとは別にJFDT内部の方にもボリュームが内蔵されている事。ベースフルブーストなど極端なセッティングにしておいたとしても、そこで音量をセットしておけば安心ではないかと。

プリを入れた瞬間に音量が上がりすぎたり、それによってアンサンブルが壊れてしまったり、そういった事態を防ぐのに役立つと思います。

 

とにかく多様に複雑に使用する事も出来る、逆にEQもトーンもスルーしてとことんシンプルに弾く事も出来る、そんな懐の広さがあるのもジラウドならではの魅力ではないかと。

 

感覚派だろうと理論派だろうと問題ないはず。

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