Jiraud Black Cloud 5 Limited  24フレットじゃない理由?

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これもジラウドならではのこだわりだと思いますが、ほんの一部を除き、24フレットの楽器が存在していません。

 

自分の所有しているW-BASSなどはフレットレスであり、その中でもちょっと特殊な楽器なのでだいぶ条件が違うかなと。

 

一応、着脱式の延長指板による21+3フレットの試作品なんかを見たことがあったりもしますが、それも恐らくは一本限りしか生産してないはず。

 

そして、今後も作られる可能性はほとんど無いんじゃないかと想像するところ。

 

この24フレットの問題点、実は意外なぐらい存在する印象でして、自分もできれば選択したくないし、苦手な感じだったりします。

 

得られるメリットに対して失われるものが大きいと言いますか、そのリスクを冷静に考えるとやはり、ちょっと手が出なくなってくる。

 

21フレットを標準とした場合、そこに3フレット分を追加することになるわけですが、たったそれだけでも馬鹿にならない影響があると自分は認識しています。

 

もちろん、それ以上のフレット数になると、さらに大きな影響がありそうです。

 

詳しいことについては、以前に書いた縦振動の話を読んでみたりするのも良いかもしれませんし、また今後あらためて別記事で書くつもりなので、ここでは省略します。

 

なのでまぁ、とりあえず簡単に言うと、24フレットは音がかなり痩せる印象。

 

あまり深く考えず特に目的もなく24フレット以上を選択するというのは、個人的には考えもの。

本当にそれぐらい馬鹿にならない影響があると感じます。

 

感覚的な話をするならば、スラップ派などには伝わりやすいでしょう。

20フレットの楽器でスラップするのと24フレット以上の楽器でやるのとでは、ニュアンスがかなり異なってくるはず。

 

これについては、弾くポジションが強制的に変わる問題が大きいことも確かですが、スラップの話だけでなく普通の2フィンガーで弾くにしても、実は結構な影響があると感じる次第。

 

縦振動のタッチの研究をしていくと、フレット数が多いことには厄介な問題が潜んでいるのだと分かってくるんですね。

 

そして、そのリスクを取ってまで僅かな音域を増やしたいかと言うと、自分の場合、それはちょっと厳しいと判断します。

 

そして当然のことながら、このブラッククラウドにも24フレットのものは存在しません。

やはり、ボディ鳴りやタッチレスポンスにこだわるなら、避けたい仕様です。