Jiraud Black Cloud 5 Limited (11) 24フレットじゃない理由?

20~21フレットが基本

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これもジラウドならではのこだわりだと思いますが、ごく一部を除き、24フレットの楽器が存在していません。

 

自分の所有しているW-BASSなどはフレットレスであり、その中でもちょっと特殊な楽器なのでだいぶ条件が違うかなと。

 

着脱式の延長指板による21+3フレットの試作品なんかを見たことがあったりもしますが、それも恐らくは一本限りしか生産してないはず。

 

そして、今後も作られる可能性はほとんど無いんじゃないかと想像するところ。

 

24フレットの問題点

 

これが実は意外なぐらい存在する印象。

自分もできれば選択したくないし、苦手な感じだったりします。

 

得られるメリットに対して失われるものがちょっと大きいですんよね

そのリスクについて考えるとやはり、なかなか手が出なくなってくる。

 

21フレットを標準とした場合、そこに3フレット分を追加することになるわけですが、たったそれだけでも馬鹿にならない影響があると自分は認識しています。

 

もちろん、それ以上のフレット数になるとさらに大きな影響が考えられるでしょう。

 

詳しいことについては以前に書いた縦振動の話を読んでみたりするのも良いかもしれませんし、また今後あらためて別記事にするつもりなのでここでは省略します。

 

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24フレットの影響

 

とりあえず簡単に言うと、24フレットは音がかなり痩せる印象。

 

特に目的もなく24フレット以上を選択するというのは個人的には考えもの。

本当にそれぐらい馬鹿にならない影響があると感じます。

 

このあたりの感覚と印象について分かりやすい話をするならば、スラップへの影響ですね。

これはほんと、スラップ派にはストレートに伝わる話でしょう。

 

20フレットの楽器でスラップするのと24フレット以上の楽器でやるのとではもう、感覚がぜんぜん違いますよね。

 

そのサウンドもニュアンスもかなり異なるものになるはず。 

弾くポジションが強制的に変わる問題が大きいことも確かですが、楽器自体も別物になる感がある。

 

そしてこれはスラップの話だけでなく、普通の2フィンガーで弾くにしても実はけっこうな影響があるのが現実だと思います。

 

縦振動のタッチの研究をしていくとフレット数が多いことには厄介な問題が潜んでいるのが分かってくるんですね。

 

そのリスクを取ってまで僅かな音域を増やしたいかと言うと、自分の場合、それはちょっと厳しいかなと判断する次第。

 

ジラウドのベースにほとんど24フレットのものが存在していないように、当然のことながら、このブラッククラウドにも24フレットのものは存在しません。

 

ボディ鳴りや太い音、タッチレスポンスにこだわるのであればやはり、意識して避けたい仕様と言えそうです。 

 

明らかに楽器が難しくなるかなと。