Jiraud Black Cloud 5 Limited シャム柿指板とタッチレスポンス

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このブログを始めて以来、しつこいほどにタッチレスポンスについて話してきたんじゃないかと思います。

そして、このブラッククラウドはその集大成と言うか、その点について完全に次元の異なる楽器でしょう。

 

指板に関してはシャム柿以外のものを見たことがないというのも、強いこだわりの現れなはず。

一応、ブビンガ仕様のレッドクラウドという試作品も過去にはあったりしたみたいですが、テストの結果、今の仕様に落ち着いたんじゃないかと想像します。

 

世間的なイメージでは、メイプル指板はアタッキーとか派手で立ち上がりの良い音と言われている気がしますが、正直言って、タッチレスポンス的にはかなり劣る印象。

 

たとえトラ目の高密度な物であっても、根本的に質が異なるかなと。

その密度や比重を考えるとそれも仕方ないのかもしれませんが、やはり、高速性を追求するなら避けたい材だと思います。

 

現に、全音域にわたって最高のタッチレスポンスを追及するブラッククラウドにおいては、まったく使用されない様子。

 

ボディ材についてもアルダーが使用されることはなかったり、このあたりについては頑なまでのこだわりがあるんじゃないかと感じます。

 

理想的を言えば、エボニー指板などが良い可能性もあるんじゃないかとも想像はしますが、残念ながら近年では入手が非常に困難な様子。

 

現在、オーダー可能かどうかは不明・・・と言うか、ほぼ確実に無理そうです。

 

あったとしても、真っ黒で高密度なものは期待できないかもしれませんし、エボニーという名前だけにこわだるのも本末転倒に思えるところ。

 

ブラッククラウドの場合、指板だけではなくボディの方にも必要になりますし、厚みのある最高のエボニーを多く用意しなければならないというのは、今の時代においてはあまり現実的ではなさそうです。

 

現在使用されているシャム柿がどんな特性なのかというのは、他と比較したことがないので分かりませんが、触った感じ・弾いた感じから察するにかなり硬質な材ではないかと認識しています。

 

やはり、圧倒的高速レスポンスを生む要因の一つであることに間違いないでしょう。

 

まぁ、ベース的には普通のローズウッドあたりの方が温かみもあり、馴染みやすく扱いやすくもありそうですが、フェンダー的な感覚とバランスにそのまま甘んじるのも個人的には抵抗があるところ。

 

ましてや、ブラッククラウドを遅くしたいとか、普通のベースにしたいとも思いませんし、音を遅くさせる要素がとにかく存在しない楽器と言っても過言じゃない。

 

全てにおいて徹底的に高速です。