Jiraud Black Cloud 5 Limited  コントロールパネルとザグリ

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ハイエンドと呼ばれていたり凝った木材を使用しているのにもかかわらず、裏側に馬鹿でかいプラスチックの蓋があったりするとガッカリなところ。

 

百歩譲って、軽量化やアコースティック感などを狙う意味でそうしてるならまだしも、ただ単に無闇に大きく削っているだけなのであれば、これは本当に残念な話だなと。

 

自分の楽器が意図しないホロウ構造になってるとか、楽な配線と手抜きのために無駄なスペースが空けられているとか、そんなのは笑えないかもしれません。

 

そういう意味でジラウドの地味なこだわりだと思うのは、コントロールパネルのザグリの少なさ。

ボディ鳴りを活かす意味か、不要で不確定な共振やデッドの発生を抑える目的か、その断定まではできませんが、こだわりがあってやってそうのは間違いないかと。

 

一昔前は接触不良とか断線トラブルなどがあった電池ボックスですが、最近では流石に改良されてきたのか、もう7~8年は使ってるけどなんの問題もなく使用しています。

 

アクティブの楽器はこれがあるだけでも使い勝手が変わります。

 

そして、これまた地味にこだわってるポイントなのが、ノブの取りつけスペースが落としこみになっていること。

見ため的な意味もあるとは思いますが、強度を確保するための仕様でもあるそうな。

 

ジャズベースのような金属のプレートならともかく、木材というのはいつ何がどうなるか分からない面があるわけです。

 

そこが結構なスペースで薄くなっているのでは、将来的に割れる可能性なども否定できない。

そういった耐久性の意味でも、このこだわりは重要なポイントなのではないかと。

 

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ちなみにこのブラッククラウド、ボディと同様に裏蓋もホンジュラスマホガニー製になっているという、非常に贅沢なつくり。

 

ただ、そこまで分厚くできるものではない為、オイルが深く浸透せず、色の変化が本体と比べて少ない様子。

 

しかし、経年変化による色の違いというのを確認できる意味では、これも面白いポイント。

 

「こんな使い込んだんだなぁ・・」としみじみしたり、実に味わい深い楽器です。