Jiraud Black Cloud 5 Limited  ディープジョイントの魅力

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ジラウドならではの特徴なのはやはりディープジョイント。

一部を除いたほぼすべてのベースの共通仕様になっています。

 

J-BASSが基本であるこのブラッククラウドも当然のことながらディープジョイント。

そしてもちろん、その効果は絶大ではないかと。

 

よくあるシングルカッタウェイの楽器なんかもディープジョイントに見えるかもしれません。

しかし、裏側をザックリと削ってしまっているものが多い為、本当に良い効果を得られるのかは実は微妙な気がするところ。

 

他にも、ボディに深々とジョイントされているものなんかもよくあるけど、ネックの実寸を短くする目的とは異なるものばかりな印象。

あれもやはり、良い効果があるのかは正直分からないかなと。

 

ジラウドの場合、12~13フレット付近からジョイントのためのネック厚が増す構造で、ボディ側のジョイント部は14~15フレットあたりまで延長されています。

 

ネックの不要な共振を抑えたり、豊かなボディ鳴りを得るための仕様であり、「とりあえず大きくジョイントさせておけばいいや」って感じのものとは思想も結果も異なるはず。

 

とにかくデッドポイントが少なく、どの弦でもどのポジションでもバランスよく鳴ってくれるのが素晴らしい。

加えて豊かなボディ鳴りも得られる為、冷たくそっけない感じとは違うのが見事。

 

どんなに凄い材で技巧を駆使して作ったとしても、基本設計が無茶苦茶なのでは、良い楽器にはなってくれないと自分は思うところ。

特に、表面的な弾きやすさばかりを優先し、ジョイントを貧弱にするようなものはいただけません。

 

ボディ鳴りを実感できない、それどころかオカルトだと思ってる人がいるならば、よく弾きこまれエージングされたジラウドベースを弾いてみることをおすすめします。

 

それか逆に、ど新品のものを手に入れてみるのも面白いんじゃないかと。

 

数時間弾いただけでも音が変わってきたりするので、楽器を育てる楽しみというのをはっきり実感できるでしょう。