Jiraud Black Cloud 5 Limited 1ピースホンジュラスマホガニー

f:id:bakibakibass:20170712212413j:plain

 

このベースの大きな特徴の一つは、貴重なホンジュラスマホガニーが使われていることでしょう。

しかも、最近流通しているものとは異なり、何十年も前に輸入されてずっと眠っていた古木。

 

おまけに1ピース材という贅沢仕様。

ブラッククラウドのオーダー自体は今でも可能そうですが、ホンマホを使用して作ることはもうできないかもしれません。

 

マホガニーと言うとイメージ的には、「音が粘る」とか「甘い音色が魅力」とか、そんな評価をよくされている印象。

そしてその反面、「輪郭がない」とか「アタックが弱い」なんて評されていることも多いんじゃないかなと。

 

しかしまぁ、このベースを弾いてみてそんな印象を抱く人は恐らく皆無。

超低域から超高域までバランスが良く、とにかく次元の異なるレスポンスを体感できます。

 

ジラウドのベースはどれを弾いてもタッチレスポンスに優れていますが、このブラッククラウドはその中でも飛び抜けて高速な印象。

これを弾いた後にアルダーボディの物などを弾くと、そのスピードの違いに驚くことになります。

 

「この木材はこういう音色」とか「あれ向きこれ向き」など、そういう風に考えるのもいいけど、その立ち上がりやレスポンスの違いなどを意識して弾いてみるのも面白いはず。

 

また、個人的に非常に嬉しいのは、丹念なオイルフィニッシュが施されていることですね。

経年変化により深みがどんどん増している点も実に素晴らしい。

 

弾くほどに体に馴染んでいく感覚も良いですし、それもあってか、他の物に手を出そうという気持ちもなくなってきています。

もう数年で入手から十年の月日が経つことになるのですが、同じだけの時間をかけてまた新たに楽器を育てるのは厳しいなと感じるところ。

 

f:id:bakibakibass:20170712211937j:plain

 

最初の画像は入手からまだ一年も経ってない頃のもので、上記が現在の画像。

 

ウェスで磨いたというのもありますが、経年変化による印象の違いは一目瞭然でしょう。

使い込むことで見た目も音も本当に変わりますね楽器って。